gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

迷歩録 道草

2019-02-28 12:47:27 | 日記
  花粉来て  顔やクシャクシャ  仁王像  くしゃみ驚く  電線の鳥


                                   ひのひら  ろくべえ



     昨夜からの雨も夜明けには止み、垂れこめていた雲も徐々にとれ、陽射しが来るにつれて暖かさも

    訪れ、春の日差しを感じる一日となりそうである。南九州はこの二月、雨の日が多く、春の訪れもゆっ

    くりとなったり、急ぎ足になったりと落ち着かないが、確実に春はすぐそこまでを感じることができる。

     急ぎ足の季節ではなく、道草をしながらの道程であってほしい。

     急がば回れという諺もあるぐらいである。

    戦後日本人は駆け足で時代を駆け抜けることに必死で、道草などは悪の根源的評価ではなかったのだろ

    うか。人間が一生を送る時、急ぎ足、駆け足が正当で、道草などはもってのほかという考え方を持って

    いる人もまだまだたくさんいるだろうが。

     一回きりの人生、そんなに急がなくても、道草をしながら歩いてもいいのではないだろうか。その姿勢

    こそが、精神衛生上はとてもいいのであろう。

     戦後の経済発展を支えた労働者は、馬車馬の如く働き、一心不乱で、あったような気がする。そのおか

    げで今という時代が成り立っているのだから。先人と同じようにするのではなく、先人の恩恵を充分に

    生かして、人生の内容充実を図るのもまた、先人たちへの恩返し、急がず慌てず、道草をしながら、歩く

    のも同じ人生ではないだろうか。

     ベトナムでは歴史的な米朝首脳会談が行われている。世界平和に向かって両方の国も、また国際社会も

    道草をしながら、近寄り、世界平和へ一歩でも歩み寄って良しいものである。

     道草は人生のいやしどころ、人生に道草という時もあっていいのでは。

迷歩録 しこり

2019-02-27 11:43:23 | 日記
  だらだらと  下り行くかな  春の空  花粉や広がり  目頭を掻く


                                    trong>ひのひら  ろくべえ



     昨日の天気は一転、雲の蔓延る空模様、昨日の暖かさはなく、冬に逆戻りしたかのような、そんな

    感じさえうけてしまう大隅半島、天気は下り坂、なんとなく憂鬱に過ごしてしまいそう。

     憂鬱と言えば「心のしこり」体のしこりは「癌」として発見され、今やほとんどが外科的に取り除

    かれる。この頃も有名女優の人が舌癌の手術が成功したと報道されたばかりである。

     身体のしこりは「癌」という病名で有名だが、心のしこりはあまり話題とならない。少し残念な気

    もする。心のしこりも身体のしこり同様、大変な出来事なのだが、話題としては少ないのではないだ

    ろうか。そこにはまだまだ精神疾患という偏見といったことがあるのかもしれない。

     偏見は差別の始まり、正しく精神疾患も理解される社会となってほしいものである。心のしこりの

    リハビリテーションは社会生活の実践なのだが、そこには多くの社会人の正しい理解にもとずいた協

    力というものが欠かせないのである。その協力を家族、本人など周りの人々が助け合い、理解し合う

    ことが必須なのではないだろうか。

     認知症も同じこと、家族だけで悩まず、社会的資源を活用して相談を積極的に活用することが大切

    である。認知症であることを隠したり、心のしこりがあることを隠したりせずに。多くの人に知って

    もらうことも大切な事なのである。

     いずれにしても「しこり」というものは、人間いとって禍をもたらす、その禍を福に転嫁する力を

    どのような人も持ち合わせている。心のしこりとせずに、立ち向かいたいものである。

迷歩録 事件

2019-02-26 15:06:43 | 日記
  久々の  朝日や昇る  笠之原  さくらほほ笑む  如月の郷


                                 ひのひら  ろくべえ



     
    今日は夜明けから晴天で日中には、春まっただ中の天気、動き回れば汗ばむほど、昨日の肌寒い

   天気から一転暖かい陽射、体調管理に気を遣うことが大切。晴れたら晴れたで花粉の飛来、何とも

   次から次と問題は発生する。

    社会も同じこと、殺人事件や詐欺事件、交通事故あおり運転、毎日のようにニュースとなってい

   る。特にいじめとか、虐待とかという事件は、強いものが弱い者を懲らしめると言ったパターンが

   多いような気がする。

    つまり強者は、本当は強者じゃなく、強者ぶっているに過ぎないのではないだろうか。つまり自分

   与えられたストレスを自分より弱い者に向けることで、自分を擁護しょうとしているのではないだろ

   うか。

    社会の病の部分が、弱者にしわ寄せされた事件と考えることもできる。表向きは車社会で便利で昔

   とは比較にならないほど、発展をしてきてることは事実だが、その陰で最も大切なものを失って行っ

   てるのかもしれない。

    幼児虐待をする親の社会的問題を、国は考えなければならないのではないだろうか。人間の基本的

   人権が脅かされる子供たち、そんな社会でいいはずがない。

    事件を起こす前に冷静に日本国憲法を学びたいものである。
   

迷歩録 民意

2019-02-25 11:04:28 | 日記
  <strong>雨の朝  寒さやわらぎ  桜咲く  音たて迫る  春の靴音


                               ひのひら  ろくべえ



     雨が朝から降り続いているが、お昼前には小雨となり、空も幾分明るくなったような気がする。

    沖縄の基地問題も明るい兆しが現れればいいのだが、昨日の賛成、反対投票は圧倒的に反対票が

    多く、民意は明らかになった。

     しかし、法的拘束力はないと言って、工事を続けると政権与党は言っているようである。民意

    とは何であろうか?国民を混乱に陥れる行動をとる。現政権とは何なのか、少し疑問に感じる。

     民意がすべて正しい時ばかりではない、だからと言って民意を無視してもいいのかというとそ

    うではない。時間がかかろうともその正当性を国民に説明する責任は生じるのではないだろうか。

     民主主義国家としての姿勢というものがあるはずである。法的な根拠がないから無視をして良

    いということならば、投票した国民の意志というもの、人権というものはどのように説明するの

    だろうか。

     与党がだめなら野党に期待するしか国民はないのだが、野党の春秋の筆法を期待したいところ

    だが、なかなかそうもいかない雰囲気である。

     沖縄という国際的重要地域をどのように平和的に保護するのかという問題は、まだまだ続きそ

    うである。一日も早く。平和で安全な暮らしのできる沖縄を望みたいものである。

迷歩録 はやぶさ

2019-02-22 13:38:36 | 日記
  如月の  雨や滴る  kann  肝属や  梅や薫りて  鳥の雑談


                                   ひのひら  ろくべえ



   夜明けから降り出した雨が昼過ぎには本格的な本降りとなり、昨日の暖かさはどこかえ、寒さだけが

  印象づけられる一日となりそうである。

   そんな日のニュースは、りゅうぐうという星に日本の衛星が到着したというニュースである。人類の

  起原までもが解るかもしれない探査に出かけて行った「はやぶさ」が無事に到着したとのこと、現代版

  浦島太郎のような話、現代の浦島太郎は亀ではなく「はやぶさ」というロケットに乗りりゅうぐうに行

  ったということではないだろうか。

   その乗り物が「はやぶさ」とは誰がなずけたのか、ほんらい「はやぶさ」というのは鳥の名前である。

   猛禽類に属する鳥で、小型だが早い速度で飛ぶことができ、性質は素早く勇敢であるということらしい

   この鳥に準えてつけた名前の探査衛星なのであろう。活躍を期待したいものである。そしてどのような

   データーを持ち帰るのか、今更ながらワクワクドキドキする。

    とても良いニュースではないだろうか。

    国会にしても、様々な事件、北海道地震など、ニュースとしては嬉しくないものばかりの中にあって

    「はやぶさ」のニュースはドキドキはらはらの、刺激的ニュースではないだろうか。

   地球で起きてる、様々な問題を人類起原という原点解明によって、根本から解決を図るきっかけの情報

   を持ち帰ることを「はやぶさ」に期待したいものである。