迷歩録 虎落笛

　　　　　　　　　大晦日　　ざわつかせるは　　虎落笛



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ



　　　　　　雨は止んだが、風が吹き荒れる、虎落笛騒ぐ大晦日の南九州である。強風に何もかも飛ばされ

　　　　　大荒れの天気となった大晦日、それでもスーパーは人出で、大混雑、ガタガタ、轟々、虎落声、なんだか

　　　　　落ち着かない人なった晦日、夕方には落ち着き、落ち着いた新年夜明けを期待したいものである。

迷歩録 合理的

　　　　　　　　　雲多く　　師走の空は　　下り坂


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ



　　　　　　師走も街は人だらけ、何処の街もヒトヒト、街が活気づくのはいいことだが、レジに並ばなければならないのは

　　　　　苦痛を感じる。デジタルの社会になっても、なんだか合理的でないレジ、商業施設はもう少し工夫が必要ではない

　　　　　だろうか。高齢者を意識した合理的なレジの開発をしないと、レジの混雑は避けられないのではないだろうか。

　　　　　　若者にとっても高齢者にとっても心地よいを目指すことが大切である。来年はそのような社会を目指して行きた

　　　　　いものである。

迷歩録 食中毒

　　　　　　　　　　師走空　　有り明けの月　　満月や


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ


　　　　　　師走の気温が緩み、小春日となった南九州、今日もその天気が続きそうである。暖かき師走となって

　　　　　食品の保存に気をつけなければならない。思わない物が腐敗している場合もある。特に常温保存をしている

　　　　　食品は要注意、食中毒を起こす可能性がある。食中毒となれば、正月は悲惨な過ごしかたとなってしまう。

　　　　　気をつけたい食品管理と、手洗い。緩めるな自己管理。

迷歩録 舵取り

　　　　　　　　　有明の　　西に傾く　　満月や


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ



　　　　　　朝の冷たさに、外に出てみれば、西の空には満月が、夜明けの月が存在を主張している。師走も残り少なく

　　　　　街は買い物客で賑わっている。物価高の状況でも庶民は買い物せざる負えない、政治献金で裏金作りに専念して

　　　　　いる人たちは、物価高など関係ないのだろうが、庶民は一円の値上げでも生活が変わってしまう。庶民の生活環

　　　　　境が理解できる人たちに、国の舵取りをお願いしたいものである。国民もそのような人を選びたいものである。

迷歩録 幸せ光景

　　　　　　　　　雲多く　　茜色なる　　朝焼けや


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひのひら　　ろくべえ



　　　　　　　寒い朝、東の空は茜色の染まり、とても綺麗だが、天候は下り坂の様子、冬の夜明けといった感じである。

　　　　　　底冷えがする朝に、鵯の声が響き渡る、冬の光景、赤く色づいた柿が、曇り空に映えて見える。師走もあとわずか

　　　　　　正月の準備の一週間、賑わう商店街、幸せ光景である。