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撥のあてよう

2014-07-10 16:17:04 | 日記・エッセイ・コラム

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目覚ましは  地球の叫び  風雨かな  家を叩いて  通り抜けるや
                                           ひのひら  ろくべえ




 
 今朝は台風の足音に目覚めを促され、起床すると、

 周りの道路は、飛び散った、小枝や葉っぱだらけ、そ

 の落ちた枝葉が風に煽られ、あっちに行ったり、こっ

 ちに来たり、時に突風も吹き、小雨もぱらつき、横殴り

 の雨、台風だといった感じでした。都会ではなかなか

 あじわえない、久しぶりの台風の味といった感じでした。

 幼き頃大人たちが台風だと騒ぎ立て楽しんでいた気持

 ちの、ほんの一部感じ取れたような気がした。

  台風は関西から関東えと過ぎ去って行ったが、その爪

 痕はいつものように災害として残していった。毎年繰り返

 される、同じような災害、何とかならないのであろうか。電

 子計算機(コンピューター)で計算して事前に予防はでき

 ないものであろうか。これほどの文明社会になっても、自

 然の猛威にはどしようもないのであろうか。あるいは今ま

 での、土木事業は正しかったのであろうか。多くの人の犠

 牲を体験しても、そのことが公に研究されているのだろうか

 日本列島改造と大手を振って、進めた土木事業、見直しの

 時期に来ているのではないだろうか。自然災害は、人間の

 開発と大きく関係しているようにも思う。

  「太鼓も撥のあたりよう」という諺がある。太鼓を打つとき

 撥のあたりようで音が変わるという意味だと思うが、自然も

 開発をどのようにするかで、その後の影響が変わってくる

 のではないだろうか。そういう意味で「太鼓も撥のあたりよう」

 という事にならないだろうか。人間が撥をどのように自然界に

 あてるかで、自然界の音は変わるのではないだろうか。

  相手あるものは、撥の当て方に注意して、太鼓を叩きたい

 ものである。


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