暑さ来て 流れる汗や 止め処なく 冷たきものの 味はいらずか
ひのいら ろくべえ
いよいよ本格的な夏がやってきました。梅雨も開け
暑さとの戦いが一~二か月続きそうです。暑さへの備えは
できているでしょうか。ただただクーラーで過ごすというのも
考えものです。我が身を鍛えて、季節とともに生きる。これが
いいのではないでしょうか。諺にこのようなのがあります。
「夏は日向を行け、冬は日陰を行け」
夏の暑い時は、暑い日向を、寒い冬は寒い日陰を選び、自ら
進んで厳しい選択をして、辛さ苦しさを求め、それに耐えるだ
けの精神力を身につけようという、昔の人は凄いというか、無
茶というか、自分を鍛えるとか修行するとぁいう事に、興味を、
持っていたのでしょう。それに比べ現代人はいかがでしょうか
あまりにも自分に甘く他人に厳しいを選んでいるのではない
でしょうか。暑い暑いを連呼する。我慢ができない、そんな精
神が当たり前、しかし他人には、甘い甘いと指摘をしたり、注
意をする。挙句の果てには、あの人は辛抱が足りないとか
我儘すぎるとか、苦労を知らないなどと決めつけ、レッテルを
貼り、自分を棚の上に上げてしまう。そんな傾向の思考をする
前に、自分はを問い、まずは自分ができているかどうかを、見
直すことが大切なんであろう。
生きるは自分、自分を知って、他人を知る。そんな精神があ
れば、この暑い夏ものりこせるのでは、暑さは自分の心の叫び
暑さも必要、寒さより我慢できる。そんな精神を持ちたいもの
である。
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