OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

六代目菊五郎

2023年07月21日 | 文化・芸術

この尾上菊五郎の木彫は平櫛田中作。20年の歳月をかけて作り上げたとか。

この像を久々に国立劇場にみた。

「引窓」を芝翫さん主演ながら、陰の主役とでもいうべきその母親役の梅花さんを観にいったのだ。

地味な演目と思っていったが、なかなか素人の私でも楽しめた。

鑑賞教室大人の部の日だったので、一幕のみ。素人にはちょうどいい。

その国立劇場が取り壊しになり、歌舞伎や文楽の鑑賞教室は、ほかの会場でしばらくやることになるのは仕方ないが、国立劇場はどこが施工するのか未だ決まっていないとか。

田中の菊五郎像もしばらく見納めだと思って写真に収めた。

万博問題もそうだが、オリンピックの大きな不祥事の代償なのか、昭和のイケイケドンドンの日本から、平成・令和と日本のゆくえがここにも怪しくなってきた。

 

 

 

 

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