OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

一寸

2016年07月17日 | ニュース・講座
春の曲水の宴と夏の朝顔だが、二つとも清楚な書と画。
私はこうは書けない。

それぞれでいいね。

前回の池袋コミカレ教室の一葉。

名品中の名品である「蘭亭序」をかじり、ついでに急きょ、ちょっと墨彩画。


第一、第三の月2回金曜夜、9月まで、行書や草書の概念を臨書中心に学ぶ。

素人さん歓迎! 8月5日・19日 9月2日・16日

「池袋コミカレ」、「小熊廣美の日々の筆文字」で検索。




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御祝

2016年07月12日 | 日記



今日に。明日に。


政治の状況は私は祝えないけれども。
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2016年07月09日 | 文化・芸術
上野の国立博物館内の九条館で青磁輪花茶碗「鎹」と「馬蝗絆」を観る。
展覧会の記者発表の特別公開であった。

うり二つ、美しい双子である。
子は鎹(かすがい)である。そうつくづく思う方も多いのではないだろうか。
そういう家庭内の話しではなく、もともとは東山御物の話である。

二つとも、茶碗にひびが入り、金継ぎをする。その継ぎ方が、銘「鎹」はその名のままに、ひびに対して三つの鎹と口縁を金継ぎして成る。
かたや銘「馬蝗絆」は、底近くが円くひびが入った。そこに、五つの鎹型に金を継ぐ。その中の一つはL字型になっている。

10月18日からはじまる「禅―心をかたちに」東京展で、この「鎹」は出る。「馬蝗絆」は国立博物館蔵ながら出ない。一緒にみられたらいいと思うのだが、そうならないので、このままお付き合いいただきます。

今回の「禅」展は、東京では最大の規模らしいのですが、禅は不立文字。といいながら、禅は日本の文化のいたるところに入って行った。
私には禅はぜんぜん関係ない! と言ったって、二つも「ぜん」が入っている、か。

今回、禅宗の系譜と展開をみながら、絵画、書、仏像、工芸をみ、座禅、四ツ頭茶礼、写禅語などの関連イベントも多く予定されている。
10月29日30日には、鎌倉大座禅会として、建長寺、円覚寺で、大規模なイベントもある。
最古の茶礼ともいわれる四ツ頭茶礼は会場の東博で11月12日予定。これは気になるが、私の関係するイベントが重なる可能性がある。
ここの読者はどちらを優先してくれるであろうか? 

鎹と馬蝗絆に戻ろう。
今回の禅と茶の湯では、織田信長の弟、織田有楽斎に焦点をあてている。
有楽斎がもともと所持していたのが、この「鎹」と「馬蝗絆」で、有楽斎の孫の代になって、形見分けして、散逸?とか、家康の母のその父である水野忠政のところへとか、東博のきれいな学芸員さんの話を聞きもらした…。

そして、江戸時代になって豪商の角倉家へ。幕末の弘化3年は1846年、鎹は平瀬家へ。馬蝗絆は三井家へ。
現在、鎹は愛知のマスプロ美術館蔵。馬蝗絆は東博へ寄贈され現在にいたる。

昭和26年には武者小路千家でこの両腕が並げられたことがあったという。それ以来?

銘「鎹(かすがい)」はそのままわかる。銘「馬蝗絆(ばこうはん)」は、大きないなごに似ているから馬蝗。絆は、五つの鎹の金継ぎを五つのいなごとしての「絆」なのか?
この馬蝗絆は、底近くが円くひびが入ったわけだが、これは、寒い朝、熱いお湯を注いでひびが入ったのではないかと言われているそうな。


13世紀、中国は南宋時代、青磁の名品が生まれた。
茶の湯の文化は、禅の教えと共に、唐物文物も多く請来し、この青磁の名品の物語も生んだ。
銘「雨龍」の青磁も出る。天目茶碗もでる。
茶人にとっては、まだまだ気になるものがある。

でも、禅は、すくなからず、みなさんの身体に入り込んでいるのだろう。
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柔らかい鉄

2016年07月06日 | 文化・芸術
柔らかい。ラブラブ?




柔らかい。

柴崎智香さん作品。温かい。
名前と作品は少し知っていたけれど、はじめてお会いしました。


国立・ノ―ションで今日からはじまりました。
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「お中元」「御祝」…と小筆で書く体験講座

2016年07月03日 | ニュース・講座
7月12日火曜18時30分から20時まで。

中央区立産業会館 会議室 

(地下鉄東日本橋、馬喰横山、JR浅草橋)

小筆で日常使うかな文字などの勉強の一環として、

オーソドックスですが、のし袋に「お中元」「御礼」「御祝」「お見舞」…の書き方と、名前を、小筆で書くコツを体験していただきます。

上手く書きたい方はもちろん、上手くなくてもサマになるあなたらしい一筆を一緒に考えていきます。

体験定員3名

講座料 3000円

道具は、書道用具一式。用紙はこちらで用意します。
お持ちでない方は、その旨お伝えください。

申し込み締め切り 7月10日

お申し込みは、小熊廣美HP contactよりお願いします。









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共通点

2016年07月01日 | 日記
ブラジル出身のロメロ・ブリットさんは、時代の寵児らしい。

私との共通点は、同じ月の同じ日に生まれたくらいだった。

池袋西武 LOVE & PEACE
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古典から学ぶ

2016年06月29日 | こども書道
金文、木簡臨書






おまけ

 一カ月ほど前


一枚一枚見せにくる。課題に余計なものを書いていたのを許していた。
半紙の端っこに、一枚目は顔、二枚目は胴体、三枚目は脚だった。

つなげたのを見せられて判ったのだが…やっぱ、てんさい!?
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ミスター・オネスト

2016年06月24日 | 書道・筆文字
京橋・加島美術 7月2日までだったか、

「NANKOKU 比田井南谷展」

現代書道のレジェンドの一人である南谷のまとまった作品を観る機会はなかなかなかった。

南谷のよさを引き出すいい空間での展示で、書に興味のない方にも観てほしいと思えた。

新しい書を求めて輝いていた作家の、アメリカでの様子などもビデオなどで垣間見れる。

アメリカで書を教えるにあたって、書をかくことにおいては“自分に正直でなければならない”と教えたとか。

今のわたしにも響く言葉であるが、書の本質のひとつをついた言葉であると思う。

そこから、向こうで“ミスター・オネスト”と呼ばれたとか。

1060年代の話し。


会場で長唄のさんちゃんとばったり。

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半跏思惟像

2016年06月20日 | 文化・芸術
日韓国交正常化50周年記念
特別展 ほほえみの御仏―二つの半跏思惟像― 

明日から7月10日まで、東京国立博物館、なのだが、本館特別5室に、たった二体だけの仏像の展示なのだ。

たった二体だけみるのに、1000円の観覧料とは高いか安いか。 
お隣ではじまるギリシャ展は300点で1600円である。
これも素晴らしいので、結論をいえば、今回は両方みるといいと思うのだ。
今回、仏教、仏像ファンはもちろんだが、仏像がなんなんだ、と思っている方におススメである。
なぜって、二体しかないんだから。笑

そうじゃなくて、である。もうたぶん二度と一緒になることがない二体をじっくり比較しながら見ることができる最初で最後の機会だからである。
このイベントはまずは、韓国側で展示されて、日本展となる。
日韓国交正常化50周年だそうだが、昔の百済との交流があって、仏教も仏像も入ってきたあたりからでも、ざっと1500年の交流の歴史がある。


半跏思惟像は、インドで、釈迦が悩んだ姿だとして生まれ、中国を経て、韓国では、釈迦から弥勒菩薩になり、日本に伝わり、聖徳太子信仰が生まれるとさらに観音様に半跏思惟像の仏像は変わっていったそうだ。

今回、韓国代表は6世紀 国宝78号の半跏思惟像。日本代表は7世紀 国宝 奈良 中宮寺門跡の半跏思惟像。

半跏(はんか)とは、座禅の時、両足を反対側の腿にのせる結跏趺座とはならず、右足のみ左の腿にのせ、台座に座っているから、左足は下に伸ばしている。お釈迦様の悩んだ姿はいつしか、モノを考える奥深い思考の形となっていく。
これをもっと現代の人間に近づけて考えていくと、ロダンの考える人になっていくか!?

ポーズというか、韓国国宝78号は、自然にくねる。横から見ると、やり過ぎではないかと思うほど。日本は一つ一つ丸いが、直線的である。


正面からの動きはなお自然な感じ


今は肌が黒いが、もともと肌色の顔料が塗られていたようである。


像は、韓国は銅製。日本は木製。クスノキの木だそうで、上野駅公園口を降りてすぐ国立博物館に向かう途中、東京文化会館横のクスノキが大きく青葉がきれいだった。


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愛のレッスン

2016年06月17日 | 書道・筆文字
amorということではなくて、「愛」という字のプロポーションが好きだと。
楷書よりも少し崩れた方が好きだと、そのメキシコ人の女性は言った。


愛はどう書こうが、人がどう言おうが、愛には、まったく決まりがない。
お習字的にまったく見事な愛など、そこに愛は存在するのかどうか。
崩れて読めなくったって、愛の真実はそこここにあるのかもしれない。

彼女の愛は、明るく伸びやか。


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