OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

名もなき俳人の梅の句

2023年02月01日 | 文化・芸術

梅の花遅速のありし人の世も 三枝

自由とは孤独が裏の夜の梅  三枝

一句目、平凡に流してもいい句かもしれないが、生き死にから何かとある競争社会を考えるとき、気になる句であった。

二句目、気丈にみせる人ながら、独り居のなかの静寂。

伯母の句集の中から、その伯母の葬儀の礼状に添えた梅二句。

大寒のとうふ掬えば皆うごく 三枝

とか、三枝支持。

コメント
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