酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

昆布のドレッシング。

2016-08-17 | 旨かった話
旭川は米や葉物、果物など美味しいものがたくさん穫れるが、どんなに研究や技術が発達しても、何べん逆立ちしても穫れないものがある。

それは海藻(笑)。
だが、旭川で美味しくなった昆布というのが確かにある。



それはドレッシング。
市内で飲食店を展開する雪屋さんの開発商品は、なかなかに美味しい。
昆布というとダシをイメージするが、これは見たところ、昆布そのものが粉末となって融け込んでいるようで、ドレッシングという液体の中で旨みを醸し出している。

先日、小平で買ったタコさんと。



普段からタコや白身魚の刺身はオイルで食べているので、こういうのは多いにアリ。
酒の肴にするなら、醤油より断然良いのである。
で、タコにこのドレッシング。酸味のバランスも良いので食材と適度な距離感で寄り添い美味。料理には、やや冷たい吟醸酒がぴたりとハマる。

ほか、普段使いでも・・


味の濃厚な葉物にこそ実力を発揮する。昆布の旨みが出合うんだな。

近頃は旭川や北海道の食材に目が向くようになった自分であるが、ドレッシングまで地場で調達できるとは愉快。そういう意味でも料理は美味しくなるし、良い所に住んるなあと思う。