屯田物語

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科学者の予測

2005年01月24日 | 将棋
文部科学省が未来技術の実現時期の予測として、2015年までに「プロ将棋の名人を破るソフトウエアの開発」をあげている。
チエスでは、1997年5月世界チャンピオンのカスパロフ氏とディープ・ブルーのチェス・マッチが行われ、対戦結果はディープ・ブルーが2勝1敗3引き分けで勝利した。
ディープ・ブルーはIBMが開発した超並列のチェス・コンピューターである。

将棋はチエスと違って、相手側から取った駒を自分の駒として使えるので、変化手順は約1億以上あるといわれている。
コンピューターは常に有効な手を指す様にプログラムされているはずなので、最善手(プラスと計算される)がなかったとき、どのような手を選択するのだろうか。
しかも、有効な手がいつも最善手とは限らないし、最善手を指すだけでは勝つことができない。
相手の悪手をとがめるという指し方も必要となる。
手のないときは端歩を突く、相手に手を渡す、といった情緒的な思考がコンピューターに出来るかどうか疑問である。

仮にそういうソフトが開発されたとして、電卓と演算能力を争うのと同じことで、プロに勝てたとしてもあまり意味がないかもしれないね。
「2001年宇宙の旅」のHALのような知能をもったコンピューターが開発されれば別だけど。

愛用のチエス盤です。
将棋と同じ感覚で指すのですが、なかなか勝てません。


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