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株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

他人の心が支配する世界と自分の心が支配する世界

2020年09月24日 | 大家さん

私も良く使いますが

視野が広いとか狭いとかと言う言葉

人間の世界では頻繁に飛び交います

ただこれ

実際には知識とそれに基ずく洞察力

そんな物を比喩的に表現してる訳であって

本来の視野は自分の肉眼で見る範囲

って意味になりますから

健康な人であれば差がないはずです。

しかも人間は与えられた時間は1日24時間ですから

視野の広さに差がなければ

何を見てるか

この違いが大きいのです。

電車通勤の人は

毎日電車の中でたくさんの人の顔を見るでしょうし

農家であれば一日の大半は人の顔を見る事無く

広大な自然を見て時間が過ぎるはずです。

この比喩的な視野と物理的な視野

どっちが大事だと思います?

まぁ結論を言えば

どっちも大切です。

例えば

知識があれば視野が広がる

って言いますが

この知識を得るためには

書物だとか

あるいは今で言えばパソコン画面

これに物理的な視野を大きく割り当てる事になります。

これが良い事

だと思うから

親は子供に塾に行かせ

大人はパソコンに向かってたくさんの情報を集めるのです。

つまり比喩的な視野を確保するには

実際の視界を大きく犠牲にする

って事になります。

しかし

一日中本を読めば

文字だけが本来の視界の大半を占めるのです。

これ

良く考えれば

まともな状態ではありませんよね。

頭の中に知識を詰め込むために

実際に見える世界を封印するのです

しかし人間は

これが苦痛なくできる人と

できない人がいます。

書物を一日中見ても飽きない

ってタイプは勉強ができる

って言われる人たちです

いわゆる優秀って形容詞が付くのです。

この人たちのおかげで

科学技術が進歩し

私たちは快適な生活を手に入れました。

ですから

彼らは高収入で豊か

そんな人生になる可能性が高いのです。

ですから親は子供に塾に行かせる訳です。

ただ

このタイプの弊害は

脳の知識は増えますが

実際に視界から入る景色の多様性は犠牲にする

って事です。

ですから

本当に優秀と言われる人たちは

この弊害が暴れないように

物理的な視野も広げる

こんな努力もしてる人が大半です。

私のゴルフ仲間には

優秀な人たちが多いですが

彼らはゴルフだけでなく

コンサートに行ったり

山に行ったり

実際の視界の多様性も大体確保しています。

だから

精神的にも健康を保ってるのです。

これを意識しないと

どんな弊害があるかと言うと

不動産の仕事をしてると

頻繁に目にしますので

良く分かります。

私たちの接する大家さんに

知識の詰め込み過ぎで

逆に視野狭窄になってる人がたくさんいます

実際の世界でなく

脳に大きな仮想世界が広がっていて

現実とのリンクがうまく行かなくなってるって感じです。

分かり難いですね

具体的には

物理的な視野の確保を意識しないと

脳の中の世界が現実でも通用する

そんな思考形態になるのです。

脳の中の世界は自分の思い通りになりますが

現実世界は

他の人の心が支配する世界ですから

原則的に自分の思い通りにはなりません

にも関わらず

仮想空間に支配されてる家主は

こちらの助言は一切聞き入れずに

自分の欲求だけ押し付けてきます

これでは現実世界で生きる私たちはたまったものではありませんから

体よくお付き合いを遠慮させていただくのです。

最近高齢化のせいか

優秀な経歴の家主さん

本当にトラブルが増えました

豊富な知識は

物理的な視野の確保を意識しないと

脳の中に別世界が出来てしまいますから

勉強好きの子供は

そんな事も意識しながら

たまには

公園で他の子供と思い切り遊ぶと良いでしょう。

自分の孫にはそうさせます。

コメント
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