駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

告知事項有り

2017年10月05日 | お客色々

最近不動産屋の広告で 
 
“告知事項有り” 
 
って言葉が良く見られるようになりましたね。 
 
悪いお話がありますよ 
 
って意味なんですが 
 
悪い話しと言ってもピンキリですね。 
 
大体はお部屋の中で人が亡くなりました 
 
って話しですが 
 
亡くなるにしても 
 
自然死と自殺では 
 
購入する人の心理は大きく違います。 
 
自殺より最悪なのは殺人ですね。 
 
大きく物件価格が下がります。 
 
なんせ殺人事件となれば 
 
いくら安くても買わない 
 
って人が大半ですから 
 
ほんの僅かな気にしない人 
 
その勇気に値する安値で売る事になります。 
 
今はそんな訳で 
 
悪い話しを伝えるのは私達の義務になりましたが 
 
私がこの世界に入りたての頃は 
 
悪い話しはひた隠し 
 
なんてのが普通でしたね。 
 
ですから 
 
買主は自分で調査して 
 
悪い話があれば見つけなければならなかった訳です。 
 
私達不動産屋の重要事項説明も 
 
B5の紙一枚ですから 
 
そもそも悪い話しを全部調べる 
 
なんて義務感もありませんでした。 
 
大体昔は建築業界も未熟ですから 
 
もし今の基準で判断したら 
 
欠陥住宅だらけですよね。 
 
今にして思うと 
 
建築不動産業界は評判が悪いのは当然だった 
 
そんな風に思います。 
 
時代の変化で 
 
私達の業界も随分進歩はしましたから 
 
消費者の視点から見れば 
 
随分安心できるようになりました。 
 
しかし 
 
いつも思いますが 
 
この安心 
 
私達が保証できるのは 
 
建物構造だとか 
 
土地の法的な問題だとか 
 
そんな事はほぼ責任が取れますが 
 
心理的な事に因る問題 
 
これは基本的に全て不動産屋が責任を取れる訳ではありません。 
 
もう少し詳しく言えば 
 
神経質で普通の人が何とも思わない事が気になる 
 
なんてケースは 
 
私達の責任とはならない 
 
これがほとんどです。 
 
にも関わらず 
 
過敏な人は 
 
私達に責任を求めて 
 
結果トラブルになる事 
 
本当によく起こります。 
 
近所の人がジロジロこっちを見てるから 
 
損害賠償しろ 
 
って言ってきた人もいます。 
 
自宅の前で高校生のカップルがいちゃついて 
 
子供の教育に悪いから引っ越し代を出せ 
 
なんて言った人もいました。 
 
この神経過敏によるトラブル 
 
私達の仕事をしてると絶える事がありません。 
 
ゴルフでも 
 
一番嫌われるのは神経質な人です 
 
こんな人がいると 
 
周りはビクビクしてゴルフになりませんから 
 
2度とあいつとは行かない 
 
こうなるのが普通です。 
 
まぁしかし神経質な人をたくさん見て思いますが 
 
できるかどうかも分かりませんが 
 
できるのであれば改善した方が良いですね。 
 
神経質な人は 
 
間違いなく世界が狭まります 
 
改善する方法も分かりませんが 
 
どうでしょうかね? 
 
告知事項がある物件に住んだりしてみては・・ 
 
安く買えますから 
 
神経が図太くなれば大もうけしたような物です。 
 
告知事項物件探し 
 
結構楽しいかも知れません。 
 
 
 
 
 

コメント
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