駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

たくさんの偉人に会える楽しさ

2016年12月09日 | お客色々

私は何度も書いてる通り 
 
この仕事をやって良かったと思う理由の一つに 
 
お客様からたくさんの勇気を頂けるって事があります 
 
環境に恵まれないのに 
 
必死に頑張って生きてる人達 
 
皆さん本当に輝いています。 
 
私達は書物で偉人の話はたくさん読みますが 
 
しかしよく考えれば 
 
その偉人は私達が直接接した訳ではありません 
 
間接的に誰かが語った話を読む訳です 
 
ですから話しは感動しますが 
 
しかしそのストーリーは 
 
語り手の意思や価値観が反映されてますから 
 
ある意味小説とあまり変わらない訳です。 
 
ところが 
 
生まれてから死ぬまで 
 
特に他人から評価される事なく人生を終わる人達 
 
この中に実際には偉人がたくさんいます 
 
そして 
 
その偉人達に不動産の仕事はたくさん接する事ができるのです。 
 
たとえば 
 
私のお客様で 
 
男の子3人を一人で育て上げた女性がいます。 
 
最近15年ぶり位にまた住宅の相談に来ましたので 
 
あれこれ話しを聞いた訳です。 
 
幼い子供を3人も一人でどうやって育てたのか? 
 
って 
 
まぁ結論から言えば男に混じって仕事をして稼いだ訳ですが 
 
ダンプの免許やら牽引の免許やらをとって 
 
ガンガン仕事をした訳です。 
 
ほとんど寝る間も無かったなんて語った後 
 
“よく人を殺さなかったな” 
 
って思う 
 
なんてポツリと漏らしました 
 
まあ睡眠不足でダンプカーですからね 
 
危険と言えば危険ですよね。 
 
でも 
 
やっと子供が独立し始めたら 
 
その無理がたたって病気になってしまいました。 
 
まぁさぞかし大変だろうと思ったら 
 
またすごい話しをしました 
 
もう肉体労働は無理なので 
 
今度は他の仕事をしながら 
 
夜学に通うそうです。 
 
40代半ばの方ですが 
 
どこからこの気力は湧いて来るんだろうと思いますよね。 
 
こんな方達とたくさん接するから 
 
私は自分自身がこれまで頑張れた 
 
そう思ってる訳です。 
 
逆に言えば 
 
そんな方達を見ていると 
 
どうしても日本が弱体化してる 
 
それをつくづく感じます。 
 
たとえば最近少しでも社員に厳しくすると 
 
パワハラだのなんだのと言われて 
 
叱る事もできなくなりました。 
 
また 
 
少しでも残業を強いると 
 
ブラック企業扱いになる訳で 
 
その意味では会社はどこまでも優しくなり続けています。 
 
優しい環境で育てば 
 
強さは備わりませんからね 
 
これかの日本の社会 
 
本当に大丈夫? 
 
って心配になります。 
 
今は若い人はセクハラ恐怖症で 
 
同僚の女性も飲みに誘えない 
 
そんな男性が増えてるそうです。 
 
そしてそれが結婚しない若者が増え 
 
少子化になり 
 
結果国力が衰退するってパターンに陥る訳です。 
 
私自身 
 
昔は女子社員を連れて食事に行ったりしましたが 
 
今は恐ろしくてとても誘えませんよね。 
 
誘った途端にセクハラ扱いになるような 
 
そんな恐怖心があるのです。 
 
ちなみに先ほどの女性 
 
体を壊すまで働いた訳ですが 
 
これまで働いた会社は 
 
労働基準補は全て無視 
 
超ブラック企業だそうです。 
 
で 
 
私が何でそんなところで働いたのか? 
 
って訊ねると 
 
“私はブラック企業は大好きです、だって稼げますから” 
 
って笑顔でさりげなく言っていました。 
 
世の中は面白いもので 
 
経済的に豊かになれば 
 
人間が優しくなり 
 
競争力を失います 
 
競争力を失えば 
 
貧しくなり 
 
またそこから這い上がろうとする者がいます。 
 
これが繰り返されるのです。 
 
私自身 
 
貧しい時代があったから頑張った訳ですが 
 
もし豊かな家庭に生まれたら 
 
元来怠け者ですから 
 
仕事も中途半端で 
 
もしかしたら家庭を持てないまま人生が終わったかも知れない 
 
そんな風に思う事があります。 
 
その意味では 
 
私にとって貧しさは 
 
成長に欠かせない肥料だったって事になります。 
 
いずれにしても 
 
このまま行けば 
 
日本は少し厳しい時代を迎えるような気がします 
 
が 
 
これもまた次の時代の発展の原動力になる訳で 
 
悪い話しではないのかも知れません。 
 
まぁしかし最近つくづく思いますが 
 
私が身近に接する偉人達 
 
圧倒的に女性が多いですね。 
 
歳を取れば 
 
私達は女性には勝てない 
 
実感として分かります。 
 
ですから 
 
私自身 
 
残り少ない人生 
 
女性を敵に回さないようにいつも意識しています。 
 
ただ 
 
生来の毒舌が災いして 
 
今でもたまに地雷を踏んでしまって大けが 
 
なんて事があります。 
 
まだまだ未熟です。 

コメント
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