ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の受賞作品(1)

2017-10-05 20:56:40 | 水戸

手づくり郷土賞  三の丸歴史ロード
 その地のいろいろな資源を活用した地域作りに対して国土交通大臣から贈られる賞だそうです。水戸では、平成1年に三の丸歴史ロードが受賞したそうです。国特別史跡・弘道館を中心にした歴史を生かした道路延長650mの町並みで、電線の地中化、歩道敷石なども受賞の理由のようです。このほかに、平成4年に備前堀が、平成6年には見川3丁目にある松風軒が指定されています。写真左は受賞の石碑です。

 

吉田五十八賞 西部図書館(堀町2311-1)
 近代数寄屋建築を確立したという吉田五十八(いそや)を記念して設けられた、吉田五十八記念芸術振興財団が贈った賞だそうです。この選考委員のなかには水戸出身の彫刻家・木内克(きのうちよし)も加わっていたそうです。昭和51年から平成5年まで、18回開催されたそうです。西部図書館(設計・新居千秋)は平成5年第18回に受賞したそうです。

 

公共建築百選 水戸芸術館(五軒町6-8)
 平成10年に旧建設省(現・国土交通省)が設立50周年を記念して公共建築百選定委員会を設置して、優れた公共建築を選んだそうです。地域への貢献度、地域に根ざすといった視点から選定したそうです。芸術館は、平成3年に第32回BSC賞も受賞しているそうです。磯崎新(いそざきあらた)の設計です。

 

BCS賞(建築業協会賞)  茨城県庁(笠原町978-6)
 建築物が社会的価値をもち、長く生き続けるには、建築主、設計者、施工者の三者の総合力が必要という観点から、日本建設業連合会が作品建築のその三者に贈る賞だそうです。品川インターシティなどとともに、茨城県庁は「新しい県庁空間の型をつくることに成功した」として、平成12年第41回に受賞しています。建築主は茨城県、設計者は㈱松田平田、施工者は㈱竹中工務店ほか25社が並んでいました。

 

日本建築学会作品選奨  茨城県営長町アパート(栄町2-16他)
 その年の作品選集に掲載されたものの中から、学術・技術・芸術の総合的視点から選んで、日本建築学会が贈る賞だそうです。長町アパートは、平成13年の受賞で、富永讓の設計だそうです。陶芸オブジェの並んだ庭が印象的でした。


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