百合ヶ丘公園(百合が丘町10-43)の、冬芽の芽鱗(がりん 芽の覆い)がとれて、伸び出した若葉を見てきました。春が早足で進んでいるようでした。
カエデ(ムクロシ科)
裂けてたれさがった若葉は、しっとりした若々しさを感じます。紅葉の赤い色がすでに見えているようにみえます。
キブシ(キブシ科)
特徴的な、たれさがる花も目につきますが、上向きに伸びる若葉もきれいです。
コウヤボウキ(キク科)
木本(もくほん)なので、去年の花の名残(写真左方)がある枝に、若葉が上を向いて飛び飛びに伸び始めています。
ニシキギ(ニシキギ科)
チューリップのようなかたちをした若葉が出てきています。
ハンノキ(カバノキ科)
いかにも若葉らしい、しっとりとした、赤と緑色が目につく姿です。動物の子供のかわいらしさと同じ雰囲気があります。
ミツバアケビ(アケビ科)
若葉の赤さは、秋の紅葉とおなじ、アントシアンによるものだそうですが、秋の紅葉とは違って、なんとなく幼さというか弱々しさを感じるように思います。
ムラサキシキブ(シソ科)
左右対称にきれいに伸びている若葉には、葉脈がそうとう目立っています。ムラサキシキブの芽に覆い(芽鱗)はないそうです。
ヤマブキ(バラ科)
これも葉脈と細毛が目につくギザギザの若葉です。来月には花が見られるのでしょう。
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