「メアリと魔女の花」も怖がられてしまった。

せっかくだから、子どもたちも連れて行こうと思ったのに、
「なんか怖い」と拒否されてしまい、
大人だけで見てきました。
これは自分に自信がない女の子、メアリの物語。
何をやってもうまくいかない毎日。
そんなある日、見つけた魔法の花。
その力で、突然ほうきに乗り、魔法学校に迷い込んでしまいます。
とても強力な魔法の花の力で、
素晴らしい魔力の持ち主だと絶賛されるメアリ。
ほめられたことのないメアリは、ちょっといい気分。
だけど、最後にうっかりついた嘘が、
顔見知りの少年を事件に巻き込んでしまいます。
自分のしたことから起きた事件に、
メアリは、責任を持って解決しよう！と、
魔法の花の力で、少年を助けにいく決意をします。
再び魔法学校に乗り込み、
魔法の花の力を狙う魔法使いに立ち向かいます。
最初は元気のない感じのメアリが、
とても勇敢にふるまうようになり、かっこいいです。
登場人物や、絵の感じは宮崎アニメっぽい感じがするので、
「ラピュタ」や「千と千尋」あたりに似てる気もします。
惜しいのは、話のテンポが速いせいか、
あっという間に終わってしまった感じがするところ。
あまり「深さ」を感じる話ではないかもしれません。
それでも、絵はとてもきれい。
原作からよくこれだけ話をふくらませてつくったなあ、
と感心します。
でも、何よりも残念だったのは、娘たちを連れてこられなかったこと。
子どもたちがもう少し怖がらなければなあ。
女の子が大活躍する話だったので、きっと、娘たちも楽しめたと思います。
（なー）