神戸こども将棋教室ブログ

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「教える」ことの難しさ

2020年08月26日 | 教室


最近は、教室の子たちとの対局を
積極的に行うようにしております。
今日も何名かの子と駒落ちで対局をしました(^^)

こうして直接盤を挟んで対局をすると
普段、外野から見ているだけではわからない
こども達の指し方の特徴やクセなどを
肌で感じることができます。

実際に指してみると
「そうか…、この3手が見えないのか」とか
「あれ、この手筋知らないんだ」など
”これくらいの級の子なら知っているだろう”
という私の思い込みを裏切ってくれることもあり(^^;
指導者としての未熟さを逆に教えてもらっています。

「これくらいは知っているだろう」として
悪い意味で過大評価して高を括るのではなく、
「知っていると思うけど念のため…」くらいの
気持ちでこども達と接する方が良いことを
学ばせてもらっています。

で、念のために言ったつもりだったけど、
「やっぱり知らなくて、言ってあげて良かった」
ということが意外と多いものです(^^)

相手目線に立って、
”何がわかっていて、何がわかっていないのか”
を見極めて、それらを基に必要な情報を
提示してあげるということが本当の意味で
「教える」ということなんだと思います。

自分が言いたいことだけを言うとか
自分が教えたいことだけを教えるというのは、
本来の「教える」とは違うのかもしれません。

”何がわかっていて、何がわかっていないのか”を
把握するという意味でも、こども達と直接、
盤を挟むということは有益なことであります(^^)

次回の教室は、8月29日(土)です。
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