Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

POホーム開催圏に再浮上(36節町田戦)

2012-10-01 00:49:59 | マッチレポート12’
まず最初にちょっと自慢させてください。

今日はバックスタンドで観戦してました。


この角度で観てました。これは3点目の後のCKのシーンですが、この角度からだったんで、伝説さんの左足からボールが放たれる瞬間から弧を描いてネットを揺らすまでの全てがバッチリと見られました。ちょっと大袈裟だけど、ふわりと風に乗る微妙な軌道の変化も分かりました。伝説さんがまた一つ伝説を作った。いいもん見せてもらった。トリニータでCKから直接ゴールした人っていたっけか?




まあでも今日の勝利の立役者はやっぱりこの人でしょう。前節十分にやれるところを見せて、次節すぐに先発起用されて、即ゴール。いい流れだ。こういうの求めてた。これがあれば、ベンチの選手たちにも勇気がわくと思う。モリシが強烈なくさびとなれるだけにパートナーは足元でもらいたがる選手よりもスペースに飛び出せるキジのような選手の方が相性がいいと思うんだよね。キジはDFを背負ってからも反転とかで勝負が出来るタイプだけにまだまだいける。西不在のピンチを十分過ぎるくらいにカバーしてくれてる。

今日はキャプテンをベンチに追いやって丸谷、タメ、村井さんが先発。正直に言って、ここまで丸谷を見てて物足りなかった。広島から来ただけあって散らしとかにはセンスを感じるんだけど、大分のボランチとして伝統的なガツガツとしたディフェンスをしないので、物足りないと感じてた。ただ今日はキャプテンに代わってアンカーに入って(多分1アンカーは初めてだよね?)ガツガツと体を入れていいディフェンスを見せてた。特にしゅーととの新旧33番のマッチアップは見応えがあって面白かった。タメとともに運動量豊富で存在感のある中盤だった。で、途中投入されたキャプテンも気合十分。まさに若いもんには負けられんとばかりにボール奪取を見せて、3点目に繋がったミドルも豪快だった。キジのところでも書いたけど、こういう相乗効果が大事だと常々思ってる。田坂さんはそういうマネジメントが出来る人望を持ってると思うので、もっともっと活かしてほしいと思う。


「行こうぜ、J1」の幕も出て、サポーターもいよいよ最終局面だという雰囲気を作り出してた。声もめちゃめちゃ出てたし、台風にも負けず素晴らしいサポートだった。

町田が最下位だから勝って当たり前という話はナンセンス。この数節だけで一体どれだけの順位と勝敗の逆転現象が起きたか。この最終局面に入って、相手がどこだろうと1勝することがどれだけ大事か。熊本で支払った授業料を町田で取り返したってことでいいんじゃないだろうか。


さてその町田ですが、いよいよメインスタンドも完成に近付いてきた。このスタンドの完成で今まで苦しんできた障壁がいよいよなくなるって時に今度は成績面でJ2史上初の降格の危機が忍び寄るという本当に紆余曲折の多いクラブだなと思う。ただお客さんがJFLの頃と比べて横ばいかむしろ少なくなてるんじゃないかというのがちょっと気になる。


けっこう話題を集めてるこの企画。町田の場合は一にも二にも、アクセス面での問題が大きいとは思うけど、こういう企画をどんどん出していって町に支えてもらうしかないよな。今日も実際に分厚い卒業生名簿みたいの持ってきて、500円でチケット買ってる人いたし。ちなみに石田良輔の母校・大分東明高校のOB・OGも500円だったみたいですよ。オレOBじゃないけど、東明高校の隣に住んでたんだよな。

めちゃめちゃ嬉しいんだけど、ここからは昇格候補との直接対決2連戦になるからすぐに切り替えていこう。横浜FCと千葉。どっちも難しい相手だ。でも今日のように球際厳しく、高い集中力で、基本に忠実なサッカーをやってれば、やってやれない相手じゃない。選手も今日大分に帰れず大変だと思うけど、明日きっちりと休んで、ホーム戦に向けて最高の準備をしよう。

さ、寝る。明日は熊本頼むぜ。マジ頼む。
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