Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

9位でフィニッシュ(34節C大阪戦)

2019-12-08 12:19:56 | マッチレポート19'
またもやロティーナからゴール奪えず。残り3試合で勝ち点を落とし続け最終的にはガンバ、神戸にも抜かれ9位でフィニッシュ。前節、今節と悪くはないもののパッとしないところを見ると、やはりモチベーションの低下は否定出来ないかな。しかし最もモチベーションが下がっていたのは自分。最後まで迷ったものの結局ライブでは日産スタジアムの優勝決定戦を選んでしまった。横浜は優勝おめでとう。本当に強かった。


ということでディレイ観戦。前半の阿道の決定機が決まっていれば違った展開になったかもしれないけど、後半はセレッソに余裕で受け切られてしまった印象。しかし結果には繋がっていないもののここ3試合くらいの小塚のマジカルタッチはさらにグレードアップしている印象。来季もいてほしいのはもちろんだけど、さてどうなるかな。


ソウザの直接FKは仕方ないとして、この日の試合もポゼッション率高め、シュート数少ない、失点少ないという今季を象徴するような試合だったと思う。片野坂サッカーも4年が経過して選手の戦術理解も進みベースの部分は確立されつつある。今季序盤は自陣で食い付かせて一気に裏返すような展開が注目を浴びたものの、結局ほとんどのチームが撤退戦術を選択してくるようになって効果的な攻撃を繰り出すことが難しくなってきている。ただそんな中でも大負けしないのはやはりポゼッション率が高いことにあると思っていて、今の大分の場合は「ゴールをするためのポゼッション」ではなく「失点しないためのポゼッション」の色が濃くなってきていると感じる。だからこそポゼッション率の高さやパス本数の多さとシュート数がリンクしていないんだと思う。今季は残留を絶対目標とする中でシーズン中にそういう微修正があったとしてもそれはやむを得ないと思うし、結果的には成功だったと言っていいと思う。ただ開幕からやることがバレてる来季はそうはいかない。今季のラスト5試合で唯一勝てたガンバ戦のゴールは2つともセットプレーから。清水戦のようにパーフェクトに崩してゴールを決めることが出来るのは理想だけど、もっとより踏み込んでもっと具体的にどうやってゴールを決めにいくのかの部分が来季の課題になるかな。そういう意味では前節の仙台の戦い方は良い悪いの観点ではなく参考になる。


結局のところ何が言いたいのかというとこの試合からゴールが決まりそうな気配が全くしなかったということだ。Jリーグ史上2番目に失点の少ないチームが相手だったということが一番影響してることは間違いないけど、ゴールを決める部分に関しては来季のバージョンアップに期待したい。


12勝11分11敗35得点35失点で9位。もう何度も言ってきてるけど、本当に素晴らしい成績。シーズン総括はアウォーズとお別れ記事で。

大分トリニータに関わる全ての皆さま、1年間お疲れさまでした。また来季も素晴らしい時間が過ごせるように頑張りましょう。
コメント
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