新イタリアの誘惑

ヨーロッパ・イタリアを中心とした芸術、風景。時々日本。

よさこい讃歌2023⑱ 「日差しが 君のためだけに注がれているものだと」 百華夢想 飛鳥 舞士道&朔空 さぬき舞人

2023-12-29 | よさこい讃歌

「百華夢想東京支部」(東京都)

 

 

 

 

 

 

「リゾン鳴子会飛鳥」(埼玉県朝霞市)

 

 

 君が見ている日差しが

 夕陽であろうが 朝日であろうが

 それが 君のためだけに注がれているものだと

 信じていいよって 言える人になりたかった

 

 自分が ただの人間だって

 思い知らなくちゃいけないなんて

 誰が決めたの?

 

 宇宙になったつもりで すべてを信じて

 私のこと 好きでも嫌いでもない

 埃を見る目で 見てくれてよかった

 

 君に優しくない人を 君が無視する

 それだけで春が来たら いいのにね

                                  (最果 タヒ)

 

「舞士道&朔空」(石川県志賀町、七尾市)

 

 

 

 

「さぬき舞人」(香川県さぬき市)

 

 

 

 

 

 

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よさこい讃歌2023⑰ 「人はもっと率直に 生きていいのだ」 りぐる

2023-12-26 | よさこい讃歌

「りぐる」(静岡県沼津市)

 

 

 

 

 

 

 

 

 何かが違ってくる 風が集まってくる

 日差しが集まってきて 

 柔らかな影が そこに集まる

 

 見えないものが 集まってくる

 ふと騒がしさが 遠のいて

 それから 音もなく

 明るい塵が 集まってくる

 

 すべてがそこに 集まってくる

 花の周りに 集まってくる

 不思議だ 花は

 すべてを 花の周りに集める

 

 匂いのように 時間が

 蜜のように 沈黙が集まってくる

 言葉を持たない 真実がある

 

 空の色 季節の息が 集まってくる

 花がそこにある

 それだけで 違ってくる

 人は もっと率直に

 生きていいのだ

                                (長田 弘)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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よさこい讃歌2023⑯ 「なぜに僕たち二人 生まれてきたの」 利ゑ蔵  Summer zipper

2023-12-23 | よさこい讃歌

「利ゑ蔵」(千葉県千葉市)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なぜに僕たち二人 生まれてきたの

 誰も答えてくれず 海が青いだけ

 なぜにこうして二人 愛しているの

 誰も答えてくれず 波が寄せるだけ

 

 だけど二人いつの日も 若い体寄せて

 生きて行くの 風の中も

 支え合って生きる

 

 なぜに二人はここに こうしているの

 誰も答えてくれず 空が青いだけ

 だけど指もくちびるも 肩も腕も胸も

 若い枝が 絡むように

 求めあって生きる

 

 なぜに二人はここに こうしているの

 誰も答えてくれず 空が青いだけ

                                  (山上 路夫)

 「Summer zipper」(東京都豊島区)

 

 

 

 

 

 

 

 

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よさこい讃歌2023⑮ 『さよならするたびに 大人になってゆく」 百華夢想

2023-12-20 | よさこい讃歌

「百華夢想」(愛知県一宮市)

 

 

 

 

 

 

 

   Say, do you know  what loneliness is ?

    I believe it is one of girl's happiness.

 

 秋の風が 吹いて 舟をたたむころ

 あんな幸せにも 別れがくるのね

 あやまちなんて 誰にもあるわ

 あなたのことも 思い出

 そして 知らん顔で 時は過ぎて行く

 

 さよならするたびに 大人になってゆく 恋人たち

 燃えたあの口づけ 楽しいおしゃべり

 二人のアルバムは めくれてゆくのね

 

 あやまちなんて 誰にもあるわ

 悔みはしない出来事

 みんな女の子は 哀しみが好きよ

 さよならするたびに 

 きれいな花びらに 変わるのね

                              (有馬 三恵子)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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よさこい讃歌2023⑭ 「今年も生きて 桜を見ています」 GARAN43/35 夏舞徒 

2023-12-18 | よさこい讃歌

「GARAN43/35」(東京都)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   今年も生きて 桜を見ています

 人は生涯に 何回くらい桜をみるのかしら

 物心つくのが 10歳くらいなら

 どんなに多くても 70回くらい

 30回 40回の人もざら

 何という 少なさだろう

 

 もっともっと多く 見るような気がするのは

 祖先の視覚も 紛れ込み

 重なり合い 霞立つせいでしょう

 

 あでやかとも 妖しとも 不気味とも

 捉えかねる 花の色

 

 桜吹雪の下を ふららと歩けば

 一瞬 名僧のごとくに わかるのです

 死こそ 常態

 生は 愛しき蜃気楼 と

                                  (茨木 のり子)

 

 「夏舞徒」(埼玉県朝霞市)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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