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日本に空母は要らない

2017-01-02 23:47:03 | Anti-K 日記

空母は基本的に攻撃兵器である。防御兵器ではない。
日本海軍は空母の脆弱性から大艦巨砲主義を脱却できなかった。
しかし、その弱点を翁うために空母の集団運用を編み出した。
真珠湾攻撃には6隻の空母を一挙に投入。世界初の試みだった。

ミッドウェーの大敗北でやっと日本全体が空母中心主義に傾く。
狂ったように空母を作り始めた。全く無駄な努力だった。
空母は本土防衛にはほとんど無用の長物だったからだ。
空母より航空機を増産し島嶼を根拠地にして防衛すべきだった。

どちらにしても日本は負けただろう。戦争は愚かな方が負ける。
後知恵ではなく、その当時から航空中心主義は提案されていた。
しかし軍内部の官僚的固定観念により切り替えが遅れたのだ。
米国の切り替えは早い。瞬く間に無敵空母部隊を作り上げた。

現在の米軍機動部隊はこの流れの中から生まれ出たものだ。
世界の警察官としての米国の力の半分を担っている。
米国は世界の警察官を辞めるというがそれは口先だけだ。
空母機動部隊はこれからもほぼ確実に維持し続けると思う。

中国や南朝鮮が「空母の威力」を強調する。
例によって南朝鮮はできもしない空母建造を妄想している。
中国は2隻の正規空母を実際に建造中だ。示唆に富む事実だ。
日本としては「せいぜい頑張ってね」と言うだけだ。

日本に今必要なのは強襲揚陸艦。最低2隻は欲しい。
用途は明確。侵略された島嶼奪回に不可欠。抑止力にもなる。
元寇と同じく南朝鮮が中国の手先となって対馬にやってくる。
その時は日米協力で自由のために戦う。それに不可欠な兵器だ。


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