自由と正義のための選択肢

今後の日本の進むべき道を考える政治ブログ

中国で今何が・・・?

2024-03-13 17:27:53 | 終世記
昨年、米中間の航空直行便の数が10分の1以下に激減したという。
相次ぐ西側企業の中国撤退の実情を端的に示すデータと言えるだろう。
不確定情報では200人もの米国人が密かに拘束されているという。
これは1933年全権委任法成立後のユダヤ系知識人のドイツ脱出を髣髴する。

アインシュタイン、フェルミ、ワルター、ヒンデミット等の学者や楽家
彼らは命令を受けて脱出した訳ではない。身の危険を感じての自発的脱出
西側企業の中国脱出も同様。危険を察知したネズミが泥船から姿を消すように
水面下でかなり陰湿で野蛮な共産党の締め付けが行われていると見るべきだ。

中国の経済成長は凄まじかった。人民も西側資本も改革開放政策に酔った。
だが、異常な成長には終わりがある。しかも中国のは自前の成長ではない。
外国から資本を呼び込んだ借金の上に築かれた砂上の楼閣のようなもの
西側資本が止まったら一挙に崩れ去る。CCPの認識が甘かったようだ。

投資を拡大すれば経済規模が永遠に大きくなる、とは愚かな固定観念
しかもCCPが目指すのは自らの権力支配を確保し続けるための経済成長
経済の自由な発展=資本家の台頭 は許さない。CCPの利権は不可侵
遅かれ早かれ資本家は排除される。残るのは非効率で腐敗した国営企業のみ

人件費の上昇や政府の不当な介入などで自由な企業活動は不可能に
例えば昨年ソニーは「7月7日の新製品発表会は中国を侮辱する」として
謝罪と賠償を求められている。まるで韓国。世界第2の経済大国のやる事❔
こんな国で企業活動はできまい。西側資本が中国を見限るのは当然である。