鮎釣人の日々(6/19)

　今年の日野川、昔の人出が戻ってきました。夕餉の酒の肴を取りに行く日野川が戻ったのです。
　と言うのは、初期のアユは小さくて、香りを楽しむ程度のものでしたが、今年は下流部では解禁当初からサイズが大きく、骨を抜いて食べる盛期の鮎かと思う程の大きさなのです。
　小さなアユしか釣れない年は、「梅雨明けまで待って大きくなってから釣りに行こう」と思うのが普通でした。ところが今年は、最初から盛期のアユのサイズなのです。そう言うこともあって、今年の釣人の多さは近年ない程なのです。