手摺、ベッド、車椅子、歩行器等の介護用品は介護保険を利用すると1割の金額で買えるものもあるし、レンタルもあります。
一般に、手すりなど家に固定してしまうものや入浴時に利用する物等は1割での買い取りですが、利用者が亡くなったりして邪魔になる物はレンタルが一般的です。
例えばレンタルの場合、10万円の介護用ベッドだと、介護保険を利用すると1,000円/月でレンタル出来ます。そして、不要になれば引き取ってくれます。
一見、利用者ばかりが便利に見えますが、レンタル料の裏には利用者1割負担、保険料9割の仕組みがあります。この場合、レンタル業者は利用者と保険者から10,000円/月のレンタル料を得て、10万円の用品の元を1年で回収します。
その後は、その用品が利用し続けられる限り利益だけが得られます。介護用品のレンタルには、こんなうまい仕組みが組み込まれているのです。