鮎釣人の日々(1/29)

　早春の磯、潮が引き、潮間帯から春の海藻の匂いが漂う。胸の奥深く吸い込みたくなる香だ。ゴロタ石の海岸でソゾやムカデノリを摘んだ頃が懐かしい。
　一方、野辺の草木の萌えるにおいも春のにおいだが、海藻のようなにおいではない。香りとは言い難い。草木のにおいは土の中で春を待ちわびた植物の吐息のにおいなのかも知れない。寒さに耐えた我慢から解放されたにおいのようだ。自分的には「匂い」とは書きにくいので「におい」ひらかなで表現する。

鮎釣人の日々(1/26)

　何かを思っては、そのことをブログに書かないと文章を書く気力も能力も無くなってしまいます。何も思わなくなることは、認知への誘いなのかも知れません。
　そう思い、何かを思う機会を増やし、何かを感じてそれを書くように努めます。思いがスルスルと文章になると、気持ちが安心します。

鮎釣人の日々(1/22)

　寒さとコロナの影響か、肝機能を示す数値が上がってきた。Γ―GTPは150を超えている。AST、ALＴも基準値上限に近づいて来た。
　これは明らかにアルコールの摂り過ぎと運動不足が原因だ。夏、川に通っていた頃はいずれの数値も下がっていたのに、冬になって急に上がってきた。「これは危ない」。アルコールの量を減らし、適度な散歩と運動に努めようと思う。寒さとコロナは高齢者の健康を蝕む、これに抗いながら春を待つ。

鮎釣人の日々(1/20)

　人の健康年齢(元気で活動できる年齢:平均寿命ではない)は人それぞれではあるが、平均すると男性は72歳余りらしい。近年、年金支給年齢が上がって、支給年齢まで働き続けなければならない人が増えている。これらの人が仮に65歳まで働くと、平均健康年齢まで残りは7年間しかない。
　退職後の旅行や趣味の時間を楽しみにしている人は、残りの時間は僅かである。僅かな時間の中で、旅行をし、趣味に没頭し、親族の冠婚葬祭等の催に参加する。忙しい限りである。
　そんな中、今は新型コロナが行動の自由を制限している。このコロナによって、健康で自由な時間は喰い尽される。それに抗うには、努力して健康年齢を伸ばすことだ、気力を充実させ、体力を維持することだ。

鮎釣人の日々(1/15)

　コロナと寒さで閉じこもりがちな毎日です。何かすることを見つけないと身体も心も弱ってしまいます。
　そう言えば、断捨離も途中でした。「これで、すっきりした。」と言う処まで行きついていません。本気を出せば数日で片付くのですが、それがなかなか出来ません。
　齢を取るにつれて、意欲が低下していきます。片付けは気力、体力のある内にすべきです。まだ、「やらねば」という意識があるだけましかも知れません。

鮎釣人の日々(1/11)

　最近、調理意欲が低下してきました。コロナ疲れによるところが大きいのですが、金曜、土曜とデイサービスに通っていた家内が前年末の介護認定によって介護度を下げられ、家に閉じ籠っていることもやる気低下の原因かと思います。家内の通所先が見つかるまで鬱陶しい日々が続きます。

鮎釣人の日々(1/6)

　正月から暫くは時間の経つのが遅く感じる。もっとも、仕事も何もせずにゴロゴロしているせいもある。毎日仕事をしていれば、正月休みはあっという間に終わり、気が付けば2枚目のカレンダーをめくるような状態なのだが、寒さも手伝って、今の自分を取り巻く時の流れは緩い。

鮎釣人の日々(1/5)

　和暦と西暦が場当たり的に使われると、頭の中でこの年は西暦では何年、和暦では何年と置き換えて数える場合がある。特に和暦の場合、元号が変わると計算は単純ではない。
　大昔の出来事を元号をもとに計算しようとすると、それぞれの元号が何年続いたかを確認し、足し合わせることになる。一般的には西暦の換算表で計算するが、一手間かかる。
　いっそのこと、西暦に統一してくれる方が有難いが、日本の歴史・文化が元号で括られていることを思うと、そうはいくまい。

鮎釣人の日々(1/4)

　マイナポータルにアクセスしましたが、今のところ役に立ちそうな中身はありませんでした。今は自分の年金支給額や健康保険証に記載されている個人情報を確認する程度しか出来ません。
　今後、全国民がこのサービスを利用するようになるにはかなりの時間がかかると思います。問題は、スマホやパソコンに馴染んでいない世代への対応です。時代に取り残された国民が救われるサポートが必要です。マイナポータル、途に就いたばかりです。先行きを見守りたいと思います。

鮎釣人の日々(1/2)

　ICカードリーダーを使って、マイナポータルの閲覧がうまく出来ませんでしたが、問題はパソコン側にあるのではなく、マイナカードのカードリーダーへの差込みが不十分なことが分かりました。リーダーの入口でチョット閊えていて、それより先に入らないものと思っていましたが、ネットの写真等参考に奥まで強く押し込むとカードは入りました。ランプが点灯し、これでOKでした。