ふくちゃんの絵日記

バイク等での旅行記や、日常生活で感じたことを、絵(写真)に描けるものは描き(添付)絵日記風にしたいと思います。

無線局免許状

2021年03月08日 | 日記
 電波法に基づき無線局(アマチュア無線局)を開局すると、五年毎に”更新・再免許”申請手続きが必要である。
 私が、アマチュア無線に興味を持ったのは、1962年頃であった記憶している。
 当時の通信手段と言えば、郵便・電報・電話であった。
 電報は、カタカナ文字で、一字が何円と言うもので、よく言う「カネオクレ(お金送って!)」「ブジ(に)・チャク(到着出来ました)」「チチ(若しくは、ハハ)・キトク・スグカエレ」等と、暗号の様な通信であった。
 電話と言えども、交換手が接続する「待時式(電話)」であった。
 通話が出るまで、30分程を要すること等は、当たり前であった。
 その様な時代にあって、自分の無線機に電源を入れれば、全国・外国の人達との”意思疎通”出来るのである。
 凄い”趣味”と思えた。
 無線局は「送信機・受信機・空中線設備・付帯設備で」構成される。
 既製品(完成品)は、高額で”手(購入)が、出なかった。
 先ずは、受信機のキットを購入し、組み立てた。
 送信機は、ジャンク(撤去)品の「UY-807」と言う真空管の提供を受け自作した。
 50Mhz帯の、送信機であった。
 回路素子の”コイル”は手巻きで製作出来る事が、魅力があった。
 時代は移って、回路(活性)素材も真空管からトランジスターへ・・・
 やがて「造るより買う方が安価・・!」と言う時代と成った。
 そして、通信手段も、目まぐるしく変遷を重ねた。
 (無線局)免許状の更新にあたって、行き付けの”ハム(アマチュア無線)のショップ”に行った。
 そして・知った!
 90歳になる御婦人が、今も・現役で運用されている事
 世界と交信する為、高齢になった現在にあって”資金(空中線設備に)”を投入し、思いを達成させようとしている人が居る事、等を教えられた。
 若年層には、私設(アマチュア)無線局を開設しようとする人は居ないという。
 猟師や長距離トラック運転手・ドローンの操縦者・等が、資格(無線従事者免許証)の取得をしているらしい。
 ドローンについては、リアルタイムに映像を送信する機種(機体)は、無線従事者免許証が必要とのこと・・
 50年前とは、無線通信の世界が異なるらしい!?
 今回、無線局免許状の更新を終えれば次回の更新は、私も80歳を超える年齢と成る。
 此れで!最後かな・・・?と、思った再免許手続きであった。