採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

2007ウィーン:シェーンブルン宮殿のカフェ・レジデンツにて(ケーキ研究後編)

2007-05-07 | +海外
シェーンブルン宮殿のカフェレジデンツで見た(食べてないのです~)ケーキの続きです(前編はこちら)。
何しろ大きいケーキなんですよ。日本のケーキはたなごころ(掌のゆびじゃない部分)に乗る程度のものが多い気がしますが、下の写真(前編にも載せましたが)、見て下さい! 


室内の冷蔵ケース

女性の手が差し出されているところにあるコルネ状のものなど、絶対手からはみだすはず、という大きさ。
そのほかについてもコージーコーナーのケーキ(比較的大きめですよね。ここのは)を更に一回り大きくしたような、とにかく見たことのない立派なケーキ。
でも組み立てる部品(クリームとかスポンジの種類)は日本より少なめかも知れません。全体にシンプルで大らかなつくりです。

●巨大ないちごの花束
外側のチョコがけワッフル状のものは、おそらく直径20cmはあるのではないでしょうか。パーティ用とんがり帽子(子供用)くらいの大きさです。
一体何がどの程度詰まっているのか非常に気になります。
見える部分にはいちごがぎっしり飾ってあります。

●アップルシュトルーデル
こちらのカフェではこのお菓子の製造工程見学と、ケーキ、お茶がセットで**ユーロ、というイベントが日に何度かあるのです。
なめらかに煮詰めたリンゴジャムと、スライスしたリンゴを組み合わせているように見えます。でもりんごジャムに見える部分はケーキクラムがりんご果汁を吸ったものかもしれませんね。

●トプフェンシュトルーデル
やわらかでくせのないチーズを巻き込んだシュトルーデル。
とてもおいしそうで、かつとてもお腹にたまりそうです。
コストパフォーマンスがいい、という考え方もありそうですが、一人で1個食べるとすると後半は飽きてしまいそう。でも食べてみたいなあ。
●いちごシュトルーデル
生いちごとカスタードクリーム状のものを巻き込んで、上面には焼き目がついているのにいちごからは水が出ていません。
どうやって作っているのか興味深いです。
アップルシュトルーデルと同じ生地だとすると、生だから強火で表面だけ焦げ目をつける、という訳にはいかない気がするのだけれど・・・。

●ラントマンクーゲル
断面が見えないケーキって写真にしてもつまらないなー、と思っていたら、母に見せるとこれがおいしそう、ですって。見えないケーキの方がおいしそうに感じるのだそうです。びっくり!
こういうのを注文して、思いがけない中身だったらどうするのでしょう?そのバクチもまた楽し、ということかしら。
確かに外国語のメニューを見て注文するときは実物が運ばれてくるまで(そして食べるまで)ドキドキ感が楽しめますが・・・。

●アマデウスクーゲル
こちらも中身の見えないタイプ。
表面は薄く削ったチョコレートです。

●マジパンのじゃがいも
外側にマジパンをかぶせてベークドポテトを模したケーキ。天辺にふりかけた粉砂糖は粗塩のつもりかな?
やっぱり中身は見えませんが、じゃがいもに関係したものが入っているのかしら。

●ヌスボイゲル
クッキー生地で中はクルミなどのナッツを細かく砕いたあんを包んだ焼き菓子。
焼き菓子でこの値段はちょっと高いですね。
●いちごとチーズとヨーグルト
こういったさっぱりしていそうなケーキは、オーストリアでわざわざ頼まなくてもよい気がします。勿論おいしいのですが、日本のでも同様においしいはず。
オーストリアでは一見こってりしていそうなものが断然おすすめ。


こんなに沢山のケーキがあったのに結局どれひとつ食べず、昼ごはんを食べるために街中に向かったのでした。
衝撃かつ納得のランチはまた別の記事で・・・。

●2007ウィーン旅程へ

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2 コメント

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大きいけど・・・ (かずはる)
2007-05-08 02:01:19
ユーロ高の昨今、単価が高いのは、どうにかならないものなんでしょうかね?
この値段だと、ポンポン試すわけにもいかないよねえ?
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円がんばってー (●かずはるさま~Fujika)
2007-05-08 13:17:47
そうなんですよ~。かなり高級品です。観光客プライスなのかなあ。
6人で4個位頼むと、量的にも値段的にも丁度よくなる具合です。
いちごの花束は、中身が詰まっているとすると4人で1個でもいいかも。解体してみたかったなあ。
(実は空洞だったりして)
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