ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

【注意!メタル・ファン限定】ARCH ENEMY – Handshake With Hell (OFFICIAL VIDEO)

2022-02-27 15:31:33 | 北欧ロック

私のブログでは、クラシック・ロック好きの人を対象としていますが、時々、私の大好きなメタル系も取り上げています。

クラシック・ロック・ファンの人のなかには「メタル」に拒否反応をする人が多いので、間違って、再生ボタンを押さないように。そういう方は、ぜひ、今回はスルーしてくださいね。

相容れない人はやはりダメですのでねー。

クラシック・ロックであるブラック・サバスはいいけど、現代の「メタル」は嫌いと断言する人多しですねー。

 

 

 

 

 

 

 

でも・・・

 

 

メタルも聴くよ。メタルも好きという方は再生してください(笑)。

 

今回取り上げたのは、北欧のメロディック・デス・メタルをイン・フレイムス、ダーク・トランキュリティと一緒に盛り上げて、日本のメタル・マニアに抜群の知名度を誇るベテラン・バンド、アーチ・エネ三ーの7月に発売される新作からの曲です。

ヴォーカルのアンジェラ・ゴソウ姉さんが引退して、アリッサ・ホワイト姉さんが加入して3作目でしょうか?

見事にデス・ボイスとクリーン・ボイスを使い分け、存在感すごいです。

美貌もセールス・ポイントでしょうか?

ギターのリフとギターソロ、好みです。オーソドックスですが実にドラマティック!これぞ、メタル!

4分40秒過ぎからのギター・ソロにより、盛り上がりは頂点に上り詰めます!

久々のメロ・デスの名曲が誕生という感じがしました。

7月の発売が待ち遠しい。

 

ARCH ENEMY – Handshake With Hell (OFFICIAL VIDEO)

 

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抜群のコーラスワークを楽しもう!スコットランド出身のソングライティング・コンビ- Gallagher & Lyle

2022-02-27 14:56:00 | AOR

Breakaway - Gallagher & Lyle

ギャラガーといっても、ロリー・ギャラガーでもなく、オアシスでもありません。

ベニー・ギャラガーです(笑)

ベニー・ギャラガーとグレアム・ライルのユニットをご紹介しましょう。ソングライティング・コンビで、かつ自分たちも歌う人たちです。

まあ、アメリカで成功しているので、ヒット・チャート・マニアの人は御存知だと思います。

フォーク・ロック、AOR系ですが、純アメリカのAORと比較すると音的に弱く、素人っぽい。アルバムもいい曲と悪い曲の差があり過ぎるので、ややB級の雰囲気があります。アルバムを購入した人はネットなどでがっかりしたとコメントする人もいますね。でも、心に残る曲があるので、そこは聴き方でしょうか?

さて、今回は彼らが一時在籍していたマッギネス・フリントから独立し、ユニットとして活動していた時期を取り上げます。その時期である1975年、あのアート・ガーファンクルが彼らの曲「Break Away」と取り上げ、アメリカで39位を記録しました。彼らはこの出来事で有名人なり、自身のヒット曲を獲得することができました。

1976年、彼らはアルバム「Break Away」を発表。「I Wanna Stay With you」、「Heart On My Sleeve」を英米でヒットさせることに成功。

1977年発表のアルバム、「On The Airwave」もそこそこ売れたのだと思います。

彼らのいい曲での特徴はやはり抜群のコーラスワークと、やさしい脱力した声。癒されたい人にはお勧めです。

Gallagher & Lyle - I Wanna Stay With You

Gallagher and Lyle - Heart on my sleeve (1972)

 

「On The Airwave」からはこの曲がおススメですね。

Gallagher & Lyle - The runaway (1977)

癒しの声ですね。コーラスも美しい。コーラスになると何となくビージーズっぽい雰囲気があります。サビの部分はくせになります。

この曲が一番の名曲かもしれません。

音にデジタルなところや、切れの良さがなくAOR好きの人から見ると物足りなさを感じるかな?1977年なのに1970年代初期のような柔らかい音を感じます。

でも、ふわーっとした感触が気持ちいいいと思うのです。

 

 

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ワイルドなアメリカン・ロックのイメージそのもの。James Gang - Walk Away (1971)

2022-02-26 17:09:41 | アメリカンロック

Walk Away

高校の友人のK君から、リクエストをもらいました。K君ありがとう!「Walk Away 」です。

ジェイムズ・ギャングの最大のヒット曲で、ゴールド・ディスクを獲得した1971年発表の「Thirds」収録の曲です。

この曲のイメージが強くて、ジェイムズ・ギャングはハード・ロック・バンドというレッテルが貼られているケースがありますが、いろんなタイプの曲をやっているアメリカン・ロック・バンドというのが正解でしょう。

メンバーは、ジョー・ウオルシュ(g、v、k)、デイル・ピータース(b)、ジム・フォックス(d、k)の3人。

この曲は、まさに1970年当初のロック創世記のエネルギーが満ちています。ロックの原始的なエネルギーが気持ちいいという感じです。スリー・ピースということで、GFRやZZトップと似たような熱さもあります。イギリスのバンドだともうちょっと知的な方向かブルースくさい方向になるんですけど、カラっとしているのがいかにもアメリカン・ロック!

 

 

「Thirds」のヒット曲といえば、この曲も見逃せません。「Midnight Man」。

パワー・バラードですね。日本人が好むメロディ展開だと思います。甘いメロディがくせになるかも。

James Gang -Midnight Man

 

「Thirds」にはいっているこの曲も好きです。「Things I Could Be」。

単調で地味な部分が多いのですが、ギター・ソロとその時のベースラインがちょっとかっこいい。

これはツボにはまります。

James Gang - Things I Could Be

 

ジョーはこのアルバムを最後に脱退します。

そして、数年後、あのイーグルスに加入して、名声を手にします。

イーグルスのイメージと合わないなーって思ってたんですけど、見事に溶け込みましたね。

イーグルスは初期のフォークっぽい感じから脱却したかったと思うので、需要にマッチしたメンバーチェンジだったとも捉えられます。

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ネット時代だから人気になったのか? ユニークなプログレッシブ・ポップバンド Kestrel

2022-02-23 15:53:00 | ブリティッシュロック

Kestrel - Take It Away [Official Audio]

1975年リリースのケストレルの唯一のアルバムからです。

イギリスのバンドです。

まずご紹介するのは、日本のピチカート・ファイブのヒット曲「ベイビィ・ポータブル・ロック」を思わせるギターの「Take It Away」。

こちらの方が古いので、日本でパクった可能性ありですね。でも、全体の音の感触は全く違います。音圧が強いし。

このバンド、1975年にアルバムを出していて、私はリアルタイムにロックにハマっていた時期なのに、知らなかった(笑)。ネットの時代になって、知りました。当時、ラジオ、音楽雑誌をくまなくチェックしていたつもりでも、やっぱりメジャーでないと、聴く機会はなかったというのが現実。私と同世代の多くの人が同じだと思います。

ところがネット時代となり、このアルバムはけっこう人気です。特にプログレ・ファンに個性的なアレンジと音像が評価されています。

音の感触が、独特で、プログレ・ファンの心をくすぐるんです。ネット時代になり、世界中のロック・ファンが聴きだしたことは、当時の彼らには想像できなかったことでしょう。

 

この曲「In The War」なんかは、都会的な音なのにプログレって感じに、耳を持っていかれますね。斬新な音の連続には「おおっ!」と思わせるものがあるかな。

In The War [2013 Remaster]

やはり、最後の方に出てくる、メロトロンの音が気になりますね。

 

メロトロンと言えば、この曲も印象的です。

August Carol [2013 Remaster]

ふわーっというメロトロンの音に、プログレ・ファンは弱いんです。

この作品は、やはり、ギター&ヴォーカルのデイブ・ブラックとキーボードのジョン・クックの才能が結実した傑作です。当時、評価されず、1枚のアルバムで終わったのが残念ですが、時代が変われば、世に出るものなのですね。うーん、ネット時代になり、こうした作品が次々と発見されていくような気がします。

 

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カンタベリー・ロック特集12 彼らの人気作の中で、最もロックっぽい作品。Caravan 「For girls Who Grow Plump In The Night」

2022-02-20 14:05:10 | カンタベリー・ロック

1973年発表、彼らの5作目です。人気作!

メンバーは不動のパイ・ヘイスティングス(G,V)、リチャード・コフラン(D)以外は変化ありました。前作まで、キャラヴァンの音楽に強いカラーを与えていたリチャード・シンクレア(B)が脱退。前作で、新鮮な風を吹き込んでいたスティーブ・ミラー(K)も脱退。ベースにジョン・G・ペリーが参加、そして、キーボードにデイブ・シンクレア復帰です。で、意外なメンバーとしてヴィオラ奏者のピーター・ジェファリー・リチャードソンが加入しています。

このアルバム「For Girls Who Grow Plump in the NIght(夜ごと太る女のために)」はここ日本では、「in the Land of Grey(グレイとピンクの地)」に続く人気を持つ作品ですね。ネット上でも、多くの方が取り上げているので私が今さら細かい情報を伝えることはないでしょう。

私がこだわるのは、この変な日本語のアルバム・タイトル!発売当初からこの邦題がつけられていました。

初めてこのタイトルを知った時は、食って寝てばかりいる怠惰な女性のことを皮肉ったユーモア作品かと思ってました。

直訳のこのタイトルだとそう思いませんか?失礼な感じ?

でも、そうじゃないですね。

今ではジャケットの妊娠した女性の写真から考えて、妊娠した女性たち(複数形なんです)をいたわるような意味じゃないかなって思います。

さて、アルバム全体の印象なんですが、前作と大きく異なります。

前作のジャズ・ロック的アプローチから大きく離れて、ロックっぽい。どうもこの辺がメンバー・チェンジの理由のようです。リチャードとスティーブはジャズ的なアプローチに力を入れたかったのでしょうけど、バイ・ヘイスティングスはロックっぽさにこだわったようですね。

今回取り上げた1曲めの組曲「Memory Lain, Hugh / Headloss」はやたら元気です。パイのギターって、こんなにパワフルだっけ?って思いました。2曲目「Hoedown」なんかは、元気いっぱいのカントリー・ロックっぽくて、オールマン・ブラザーズ・バンドかマーシャル・タッカー・バンドかと思ってしまいます。この2曲の印象がかなり強いアルバムですね。

Memory Lain, Hugh / Headloss

 

まあ、一番の聴きどころは7曲目の「L'Auberge Du Sanglier/A Hunting We Shall Go/Pengola/Backwards/A Hunting We Shall Go(Reprise)」だと思います。

この曲の劇的な展開はかっこいいの一言!はじまって、1分過ぎからの緊張感はまさにロックです。すべての楽器が張り詰めた緊張感のなかで役割を果たしていきます。パイのギターのハードなソロ演奏にはびっくりしますねー。ピーターのヴィオラも、クリムゾンのデヴィッド・クロスを想起させるかっこよさ。この1曲を聴くためにこのアルバムを買ってもいいかな?イエスやクリムゾンのもつ緊張感のあるプログレですね。のどかなプログレのイメージをもつキャラヴァンですが、この曲については、鋭い切れ味を持つプログレだと言いたいですね。

Caravan L'auberge du Sanglier A hunting we shall go Pengola Backwards A hunting we shall go reprise

 

次回のカンタベリー・ロック特集はソフト・マシーンの5作目にする予定です。

 

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