ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

グラハム・ボネット衝撃の日本デビュー! Rainbow - Since You've Been Gone

2019-10-23 22:05:28 | HARD ROCK

Rainbow - Since You've Been Gone

グラハム・ボネットというシンガーが日本のロック・ファンにその声を聴かせたのは、あのリッチー・ブラックモア率いるレインボーの4枚目のアルバム「ダウン・トゥ・アース」である。

ハード・ロックのために生まれてきたようなロニー・ジェイムズ・ディオの後であり、ファンはみんな心配してたと思うが、その凄まじい声を聴いて多くのファンはホッとしたのではないか?

ただ、短髪で、スーツ姿もしくはアロハシャツ姿というのは賛否両論を呼んだ。ロックっぽくないということで、リッチーにも説教されたようだ。

でも、彼はこのスタイルをずーっと貫いている。すごい。

もともとハード・ロックの人ではないのに、なぜレインボーに加入したのかも謎だ。本人はハードロックなど歌いたくなかったという話もある。

もしかして、多額の金を積まれたのかもしれない。世界的なスターになれると誘惑されたのかもしれない。

きっかけはどうあれ、ハード・ロック&ヘヴィ・メタルの世界は強力なヴォーカリストを手に入れたわけだ。

そして、彼、グラハム・ボネットは70才を超えた今でも、ハード・ロック・ヴォーカリストとしてカリスマ的な存在でいる。

めぐりあわせとしか言いようがない。

なお、この「ダウン・トゥ・アース」というアルバムはリッチーがポップな方向性を出したことで物議を醸す。ドラマーのコージー・パウエルはポップな曲はやりたくないと言って、脱退してしまう。特にこの曲「 Since You've Been Gone」はラス・バラードのメロディアスな曲で、これまでのレインボーにはありえなかった曲だった。

 

このアルバムで、グラハムがめちゃくちゃかっこよく歌っているのが「ロスト・イン・ハリウッド」。この曲でグラハム・ボネットのファンになった人も多いと思う。

サビの部分の熱唱は胸が熱くなる。これだよ、これ!って感じかな。

RAINBOW ( With Graham Bonnet ) - Lost In Hollywood

コメント (6)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

凄まじき音圧のスーパー・ヴォーカリスト!Graham Bonnet 日本で知られる前 - It's all over now Baby Blue 1977

2019-10-20 10:12:52 | 男性ボーカル

Graham Bonnet - It's all over now Baby Blue 1977

最近、この人の日本でのライブアルバムを買いました。2017年の東京公演です。この人、今でもバリバリの現役で、2017年の公演も素晴らしい声を披露してるんですね。

で、年齢を確認してみると、1947年12月生まれ、つまり現在71才です。2017年だって69才!!

すごい、この年でバリバリのロックシンガーだ!奇跡に近い!

というわけで、この驚異のヴォーカリストの歴史を追ってみることにしました。

まずは日本で売れる前のこの作品。

1977年に出した初のソロアルバムからのシングルで、ボブ・ディランのカバー。オーストラリアでは大ヒットしたそうです。

まあ、悪くないんですが、この2年後にあのリッチー・ブラックモアのレインボーに参加して、世界中のハードロックファンの度肝を抜くなんて全く考えられない感じです。

リッチー・ブラックモアはイアン・ギラン、デビッド・カヴァーデイル、グレン・ヒューズ、ロニー・ジェイムズ・ディオ、ジョー・リン・ターナー、ドゥギー・ホワイト、ロニー・ロメオと素晴らしいヴォーカルを次々とスターにしていきましたが、音圧ではこのグラハムが一番。実に個性的です。まさに孤高のヴォーカルです。この人の魅力をじっくり振り返っていこうと思います。

コメント (8)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラグビージャパンを勇気づけた!John Denver - Live in Japan 81 - Take Me Home, Country Roads

2019-10-14 14:48:13 | シンガーソングライター

John Denver - Live in Japan 81 - Take Me Home, Country Roads

 

ついにやりましたね!ラグビーワールドカップで日本がベスト8!

昨夜は興奮して眠れなくなっちゃいました。

昔から学生ラグビーは好きで、よく見てたんですが、世界のレベルとは全く別物として見てました。

まさに大人と子供くらい差があるスポーツだったと思ってました。

ところが、ついに、ここまで来たんです。もちろん、外国人の加入は大きな助けになりましたが、それでも日の丸を背負ったチームがここまで成長するとは!

その日本チームが、この曲を「ビクトリー・ロード」と替え歌にして、自らを鼓舞していたという話が漏れて来てます。

それで、本日はこの曲を選びました。

この曲の作詞・作曲は、ジョン・デンバー、ビル・ダノフ(Bill Danoff)、タフィー・ナイバート(Taffy Nivert)による共作。 そして、歌ったのはもちろん、

ジョン・デンバー。

いち早くカバーしたのが、オリビア・ニュートン・ジョンです。そのあと、ものすごい数のカバー曲があると思います。

オリビアのカバーもいいんですよね。オリビアはまだ大成功する前で、清純一色という感じがたまりません。

それにしても、ラグビーで勝つための曲に変身するとはジョン・デンバーもオリビアも思わなかったでしょうね。

Olivia Newton-John - Take Me Home, Country Roads

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロックン・ロール・クイーン!!Suzi Quatro - Tear Me Apart (1977)

2019-10-03 05:51:16 | カナディアン・ロック

Suzi Quatro - Tear Me Apart (1977)

リクエストがありましたので、久々にスージー・クアトロを!

リクエストありがとうございました。

やっぱり、スージー・クアトロ!の魅力は1973年~1977年ごろにリアルタイムで洋楽を追っかけていた人でないとわからないだろうなあ!

若い人がクラシック・ロックとして、70年代をよく研究していますが、大ヒットを飛ばし、凄まじい人気を誇った彼女のことを語れる若い人はあまりいないと思います。

私にとっては、古い言葉ですが「外人のセックス・シンボル!」って感じでしたね。

まあ、外人のアイドルです。ベースを弾きながらかっこよく歌うので、日本の少女アイドルと違って、力強さを感じました。

「ベースの音が、子宮にガンガン響くのよ」みたいなコメントが、メディアに載っていたような気がしますが、ホントに言ったかどうか?

でも、そんなセリフが似合う人でしたね。

白人系としては、細身で、小柄で、出るところが出ていない日本人風の少女体型で、しかも童顔だったので日本人向けだったかも。

グラマーで大柄だと、日本人男子はコンプレックス感じますから。

ちなみに母国アメリカでは人気がなくて、日本とヨーロッパでの人気が主だったようです。

ジャンプスーツで演奏しながら歌を歌う姿は何か色っぽくて、子供っぽい容姿とのギャップがよかったですね!

いかにもロック!!という感じの歌唱スタイルも、当時の中高生のハートをわしづかみにしたと思います。

私も単純にかっこいい!って思ったものです。バックの演奏や曲のアレンジとの相性はぴったりでした。

ちなみに、数年前に来日してるんですよね。日本にくればアラカン男性が熱狂的に迎えます(笑)でも、もうすぐ彼女は70才です!

コメント (9)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする