ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

マルガリータは息子を信じるという歌だけど・・・ Echoes - Jack

2021-10-31 17:07:19 | 日本のロック

Echoes - Jack

突然、この曲が聴きたくなった。

80年代、よく聴いた曲で、辻仁成の曲で一番好きな曲だ。

辻仁成は作家で成功し、南果歩との結婚離婚、中山美穂との結婚離婚で世間を騒がした男だが、この頃が一番輝いていたと思う。

まだ「ZOO」とかでブレイクする前で、デビュー間もない頃の曲と記憶している。

アレンジはリンドバーグ等に共通するビート・バンド・サウンドであるが、歌詞が独特だ。

ジャックとマルガリータという名前が出てきて、アメリカの家族と街が目に浮かぶ。

そして、わけのわからない歌詞の内容になぜか勇気づけられて、わけのわからない感動が押し寄せる。言葉の力をすごく感じる曲で、このパワーが彼を作家に導いたのであろう。そして、35年以上たった今でも、私はこの曲にジーンとくる。胸が熱くなる。

絶望と希望がごっちゃになったようなこの曲はまさに日本のロックの名曲だと思う。

U2のエッジのパクリみたいなギター・サウンドも当時流行ったなー。そんな中で最も忘れられないのがこの曲。

たぶん、これからも時々無性に聴きたくなるのだろう。

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ロッド・プライスのギターが吠える!Black Cat Bones - Save My Love (1969) HQ

2021-10-31 10:10:07 | ブルースロック

Black Cat Bones - Save My Love (1969) HQ


ポール・コゾフとサイモン・カークが在籍 (本作品には未参加) していたバンドなんですよね。だからフリーにすごく似てます。

でも、聴きどころは、後にフォガットを結成するロッド・プライスのギターでしょうね。スライド・ギターで有名な人。アメリカにわたって、アメリカで成功するから、アメリカ人と勘違いされそうですが、この曲を聴くと、完全にブリティッシュ・ブルース・ロック。クリームとかフリーが好きな人は気持ちいいと思います。

フォガットのファンにはこの時代も知っていて欲しいかな?


2005年3月22日、ロッド・プライスは階段から転倒した際に頭部強打のため死亡してしまいました。57歳の若さでした。合掌。

彼が大成功したフォガットも聴きましょう。彼のギターがすごい!

Slow Ride- Foghat (Full Version)

Foghat Fool For The City
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THE STALIN / 仰げば尊し

2021-10-23 08:43:09 | 日本のロック

THE STALIN / 仰げば尊し

友人のK君からのリクエストがありましたので、アップします。

伝説のバンド、ザ・スターリンで一番有名な曲です。

ザ・スターリンは遠藤ミチロウのバンドというかプロジェクトのような感じですね。

彼の経歴を見て、まず驚いたのは、日本のパンク・バンドのカリスマなのに、1950年生まれだったこと。享年69才?で2019年にお亡くなりなっていますが、年齢の割にパンクなんだって、驚きました。例えば、頭脳警察のパンタの場合、パンクという音楽が誕生する前から、パンクだったのに対し、遠藤ミチロウの場合、明らかにセックス・ピストルズの影響を受けて始めたわけで、それにしちゃ年齢が高いなと感じました。セックス・ピストルズの影響を受けたパンク・バンドはふつう彼より10才くらい若いわけです。遠藤ミチロウは20代後半で、パンクに走ったんだなという事実が判明しました。うーん、遅咲きだったんだなあ。

でも、そのパフォーマンスは日本のロックの歴史に残るほど過激で、全盛期ははじけ切ってましたね。今の時代では、全くできないことばかりでしょう。

さて、この曲、誰もが、「シド・ビシャスのマイ・ウエイを思い出す。」と言うんだと思います。

私も、そう思いました。真面目で、しっとりした曲をパンクにするというのが、なんとも言えない不思議な雰囲気を作ります。賛否両論はあるでしょうが、彼の仕事として、大きく輝いた事は事実です。

 

スターリンらしい曲もアップしましょう。

The Stalin - アレルギーα

江頭の様なかっこと、忌野清志郎のようなメイクが強烈です。

 

THE STALIN スターリン ロマンチスト 遠藤ミチロウ

彼は、山形大学出身のインテリでもあったんですね。素顔は静かで知的な人だったといいます。

しかし、マグマのような情熱と発信力が彼を動かし、日本のロックの歴史に爪痕を残したのでしょう。

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心地良い睡眠を呼び起こす極上のメロディと声   Wonder of wonders / Tim Christensen

2021-10-17 16:35:18 | ヨーロッパのロック

Tim Christensen Wonder of wonders

デンマークの人気ロック・バンド、ディジー・ミズ・リジーのフロント・マン、Tim Christensen の極上のバラードです。

2008年発表の3枚目のソロ・アルバム「Superior」に収録です。この甘い声と優しいメロディは実に素晴らしいの一言。彼が、最高のメロディ・メイカーであることを証明する曲だと思います。

ラジオでリクエストした方が、不眠に悩む人におすすめしますと言ってましたが、まさにその通り。安らかな睡眠に導いてくれる素晴らしい曲ですね。この人はデンマークのポール・マッカートニーという感じで、天才と呼ばれていますけど、その才能を感じさせます。

 

同じアルバムに収録されている他の曲も紹介しましょう。

Tim Christensen India

なんとなくけだるい感じでありながらも、哀愁を感じさせる「India」です。この曲も寝る時にいいバラードかも(笑)曲が進むにしたがって、音が厚くなっていくアレンジも素敵です。

 

Tim Christensen - As I let You In

この曲もいいですねー。眠る時にやっぱりいい!可愛らしい曲です。やはり声がいいのです。シンプルな曲だし、弾き語りに近いのですが、味があります。

 

最後に2011年発表のこの曲もご紹介しましょう。

大好きな曲です。気持ちが安らかになります。まさに天才ティム・クリステンセンの魅力がいっぱい詰まった名曲です。

何となく、1970年代初期の日本のフォークのようなアルペジオ・ギターが体にしっくりくるのです。しつこいようですが、この曲も安眠に聴きそうです。

Tim Christensen - 'Never Be One Until We're Two' (Official music video)

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この曲で気持ちを高めます。KERRY CHATER - IF WE GET TOGETHER AGAIN

2021-10-16 05:50:28 | AOR

KERRY CHATER - IF WE GET TOGETHER AGAIN

AORの隠れた名作さがしも面白いですね。

今日は、元ゲイリー・パケット&ユニオン・ギャップのベーシスト、ケリー・チェイターの77年発表のファースト・アルバム「パートタイム・オブ・ラブ」からです。

TOTOのジェフ・ポーカロ(D)、デヴィド・ハンゲイト(B)にザ・セクションのベース、リー・スクラー、スティーリー・ダン関係のディーン・パークス(G)とヴィクター・フェルドマン(Per)という豪華サポート・メンバーに、ジム・ホーン率いるホーン・セクションなどがいて、一流のAOR作品になっています。ケリー自身もギターを弾いているようです。

私はこの作品では、しっとりしたナンバーを今回チョイス。朝から、いい気持ちになれます。 IF WE GET TOGETHER AGAIN はサビの部分の盛り上がりがツボにはまります。こういう曲の盛り上がりは個人的にすごく納得できます。よしっ!と思うんですよね。

 

そして、この曲も、素敵です。77年発表ということで、AORといいながら、すごくアナログの味わいがします。80年代に近づくと、いかにもという完璧なAORサウンドになっていくのでしょうけど、この時代はまだ音楽に素朴な雰囲気がします。こういう曲って飽きないんですよね。

KERRY CHATER - EVEN A FOOL WOULD LET GO

 
 
 
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