ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

カンタベリー・ロック特集13 最もフリー・ジャズ寄りになったSoft Machineの5作目 

2022-03-20 06:34:39 | カンタベリー・ロック

Soft Machine - Pigling Bland

カンタベリー・ロック特集、忘れていません。

今回は「ソフト・マシーン5」を紹介しましょう。

このアルバムはマイク・ラトリッジ(K)、ヒュー・ホッパー(B,sax,g)(2009年死去)、エルトン・ディーン(sax,k)(元キース・ティペット・グループ。2006年死去)、フィル・ハワード(d)(元)ティース・ティペット・グループ)、ジョン・マーシャル(d)(元ニュークリアス)というメンツ。

アナログ・アルバムのA面のドラムがフィル・ハワード、B面のドラムがジョン・マーシャルです。アルバム作成中に、フィル・ハワードが脱退、完成後にはエルトン・ディーンも脱退しました。

アルバム全体の印象としては、ジャズ的。それもフリー・ジャズ的で、もはやプログレというかロックではないかも。うーん、ロック的な感性はなくはないけど、いわゆるロックの衝動を想起させる激情的なプレイはないと思うのです。それでも、フリー・ジャズの一種として聴けば面白いかもしれません。フリー・ジャズ的要素のジャズ・ロック?

まあ、ロックのダイナミズムを期待すると肩透かしをくらいます。

 

曲は、まず、全7曲でもっとも聴きやすい「Pigling Blan」をチョイスしました。この曲に限っては、メロディを感じ、フュージョンっぽい。展開があります。

 

 

 

そして、1曲目の「ALL White」です。それなりにかっこいいのですが、ロックというよりフリージャズ的な感じが強いですね。

Soft Machine - All White (1972) HQ

 

パソコンが動いているうちに、3つブログを更新しました。

うーん、いつまで動くのだろう?

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おお、1980年ごろの音が蘇る!ランディ・グッドラムのAORを楽しもう!! Red Eye lyric video (official)

2022-03-20 06:11:42 | AOR

Red Eye lyric video (official)

この作品、2020年9月に発表されましたが、40年前に気分が戻ります。ものすごく気持ちいい!

AORのソングライターとして超有名人のランディ・グッドラムですねー。この曲が収録されている作品に参加しているミュージシャンはラリー・ウィリアムズ(keys, horns)、マイケル・ランドゥ(g)、ヴィニー・カリウタ(dr)、マーカス・ミラー(b)、ブライアン・ブロンバーグ(b) ほかという事なんですが、納得です。こりゃ、当時の音になるわけです。まさにAORの見本のような曲です。

この人については、ブログ仲間のAORの達人240さんが、詳しく書いているので、省略します。Randy Goodrum「Fool´s Paradise」(1982) : 音楽の杜 (exblog.jp)

2005年8月12日の記事ですね。熟読しましょう。勉強になります。まあ、ジェイ・グレイドン、スティーブ・ルカサー、マイケル・ジョンソン(マイケル・ジャクソンじゃないですよ。)とか好きな人には必聴のアーティストだと思うのです。

 

 

さて、この人の気持ちいい曲を何曲か聴きましょう。

You Needed Me by Randy Goodrum

名曲ですね。アン・マレーに提供しグラミーを獲得した出世作"ユー・ニード・ミー"です。珠玉の名曲と言っていいでしょうね。Words And Music [1994]というアルバムで、セルフカバーしてます。

しっとりします。

 

GPS - Jay Graydon Randy Goodrum

ジェイ・グレイドンとのユニット "JaR" の「SCENE 29」からです。

音のキレのよさは、まさにAORで、ややクールな構成は大人のロック。たまらない人にはたまらないです。フランジャー?がはいったギターの音色が超気持ちいい。

 

 

Dave Grusin - HAUNTING ME feat Randy Goodrum

今度はデイブ・グルーシンの1984年発表の「ナイト・ラインズ」からですね。ベースはマーカス・ミラー。

オシャレですね。

ランディ・グッドラムの曲って、歌う人が違うと、イメージが大きく変わりますが、彼自身が歌っても周囲のミュージシャンが変わるとイメージが変わる感じがします。

 

 

最後に、JaR から、この曲を紹介しましょう。この曲好きなんですよねー。まさにミスターAOR。(そう呼ばれる人って何人いるんでしょうか?)

Sometimes You Win

 

ランディ・グッドラムを楽しむにはアルバムを1枚聴くというより、色んな時代の色んな作品をランダムに聴いた方がいいかも。あと提供先のアーティストが歌ったものを聴くのもいいかも。

アルバム1枚を通して聴くと、けっこう音がワンパターンになって、私の場合飽きてしまいますので(笑)。

とにかく、いっぱいいい曲を残している人ですね。

 

 

 

 

 

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アメリカン・ロックのメロディだねえ~ カクタスにこんな曲ありました。Bringing Me Down

2022-03-20 05:15:13 | アメリカンロック

Bringing Me Down

先日の3月9日の11時30分ごろの福島県沖の地震で、震度6を味わってしまった私です。南東北の海岸沿いに住んでいるので恐怖の夜でした。

大きな被害はなかったのですが、パソコンがデスクから落下して、壊れてしまいました。やや古くなり、最近は動きが遅いなーと思ってたところでしたが、ショック。

まあ、機嫌がいいと動くので、こうして、動くときにブログを書いている次第です。もし、ブログの更新が止まったら、「ああ、パソコンが壊れたんだな。」と思ってください。本格的に動かなくなったら、買い換えますけど、すぐ買えるかわからないので、しばらくブログを休むかもです。

さて、今朝は純然たるクラシック・ロックであるカクタスです。

ティム・ボガードとカーマイン・アピスがBB&Aをやる前に参加していたのがカクタスというのは有名な話ですが、BB&参加直前の作品、'Ot 'N' Sweaty (1972年)から、この曲を選びました。

彼らはアメリカ人なので、いかにもアメリカっぽいブルースとカントリーが混ざったようなパワー・バラードをやるんですねー。なんとなく、じんわり来る曲です。けっこう、好きです。

カクタスというと、ゴリゴリのハード・ロックのイメージなんですが、この曲は実にソフトな70年代初期ロックで爽やか。

 

 

 

そうはいっても、カクタスっぽいこの曲も聴きましょうか?

Bad Stuff

この作品には、キーボードが入っているので、初期のカクタスとイメージが違うかもしれませんが、ワイルドであるのは変わりません。

あまり聴くことがないアルバムですが、ふと聴いてみて新たな発見がありました。

コメント (3)
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クラシック・ロック・ファンなら、キエフと言えば・・・ ELP / The Great Gates of Kiev / 1974 California Jam

2022-03-14 17:41:48 | プログレ

ELP / The Great Gates of Kiev / 1974 California Jam

ここのところ、ウクライナの首都キエフの話題がずっと続いています。

キエフといえば、私と同様にこの曲を思い出す人が多いのでは?

私と同じように、ロック・ファンで、当時10代だったなら、「キエフ」という場所名が頭に刻み付けられているはず。

そう、たぶん、ムソルグスキーの原曲より、ロック化したELPヴァージョンが頭に残っています。

この曲を聴きながら、平和を祈りたいものです。

コメント (6)
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もうすぐ74才!!クライス・マイネはまだロックし続ける!Scorpions - Knock 'em Dead [Lyric Video]

2022-03-13 16:23:15 | HARD ROCK

Scorpions - Knock 'em Dead [Lyric Video]

スコーピオンズが、何と、2022年の現在にまた新作『Rock Believer』を出した。デビュー・アルバムから50年ですよ。すごい!

この人たち、解散して引退するんじゃなかったの?

こうなると、我々も年を取ったから落ち着こうなんて、言ってられないですね。

ハード・ロック・ファンを死ぬまで続けて、元気に動き回りたいものです。

新作をざっと聴いて、「さすがに、昔みたいに元気じゃないなー!ちょっとゆるいな~。」と最初は思いましたが、クラウスの声に衰えをあまり感じない。

まあ、全体としては往年の切れ味はありません。でも、味はあるし、曲によっては、80年代の曲?と勘違いしそうな若さがある。シニアに元気を与える新作かも。

私は、この曲と、下の2曲が好みです。

Scorpions - Rock Believer (Official Video)

Scorpions - Peacemaker

 

 

コメント (12)
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