2022 備忘録

思いついたことを書き残す。

木香薔薇

2020年04月30日 | ひとりごと
旧事務所で2階のバルコニーでの鉢植え、1階への移動、そして新事務所への移植と、長い付き合いになった。
小さな鉢いっぱいに根が回り可哀想な状態だったが地植えのためたっぷり地面から栄養を吸収し今年は今まで見たこともないような沢山の花をつけた。
皮肉なものでリモートワークのため花の盛りを楽しめない。久しぶりに事務所に顔を出し見ることができた。乾癬症対策で汲々としている中ほっと和む。

夕方はJIA住宅部会のWEB会議が2件、計4時間。もどかしさもだいぶなれてきた。
新年度は住宅部会長を仰せつかる。部会の人たちはそれぞれ大変な見識の持ち主だ。そのなかで舵取りができるものか、おまけにこの感染症蔓延下。なんとも気が重いが長年お世話になって来た会である。
少しでもお役に立てればよいのだが。
JIA 公益社団法人日本建築家協会 関東甲信越支部 住宅部会

ポスト コロナの住宅設計

2020年04月29日 | ひとりごと
ポスト コロナの住宅設計

住宅は外部の驚異から人間の生活を守る役割を果たしてきました。感染症についても同様で昭和25年に制定された建築基準法の条文をみても当時の衛生状況がしのばれます。近年でもいくつかの感染症の流行がありながら結局準備不足により現在のような状況を迎えています。
家族といえども別々の生活圏を持っています。勤務先の業務範囲、学校を中心とした社会交流など各個人が別々のリスクを抱えています。
現在建築における課題の省エネルギーため、とりわけ機械換気に頼る方法の普及により住宅はまさに「3密」状態なのです。窓を開けて換気といっても厳冬期、酷暑期に果たしてできるでしょうか。
住宅設計においては平面計画において開放と閉鎖する空間区別、さらに機械換気やエアコンに頼らず省エネルギー化と健康確保を両立させる工夫が必要です。
現在の状況を何とか克服し、その教訓を設計にも生かしていくことが求められます。



国際化が進み産業は国際分業の時代になりました。当然人の行き来は増え、感染症もあっという間に伝播しました。その一方で物流が止まり工事にも支障が出ています。
古来より住宅はその土地土地の気候風土、社会情勢を反映したものです。使われる材料も身近なもの、日本においては豊富な木材資源などを地域の人達の共同作業で造られてきた「地産地消」という歴史があります。
情報手段の発達で外国の生活習慣を取り入れることが容易になり外国の文化と同時に住宅も随分外国の様式を表面的に取り入れられ、本来温帯性気候を主とする日本にあっては内外空間の境界がゆるい曖昧なものでしたが3密という空間が住宅にも発生しています。
ポストコロナの時代では外国とは適当な距離を保ち、地元でできること、自分でできることは自分でする。衣食住全てにおいてです。マスクが不足している折様々な手作りマスクが作られています。手を動かすこと、頭を使う事を復活できる時代とも捉えられます。
個の力が試されているのです。

だるまさん

2020年04月28日 | ひとりごと

一日椅子に座りっぱなしでCAD作業。昼休みと夕方むりやり散歩。4.7km6764歩歩く。じっとしていると手も足も出なくなってしまう恐怖。こんな生活も長かったのだが、コロナ禍のおかげで健康ということがいまさらながら大切であると思う。

のんびり休日

2020年04月27日 | ひとりごと
自室の机の前にいると仕事場から連絡が来るし、休日らしさに欠けるので無理やり車で外出。さりとて立ち寄れる先もないもで大渡橋下の駐車場でポカポカ午睡。こんなこと初めて
緑を増す赤城山の色がいよいよ冬から春そして夏色に変わっていく。所属している会の雑用を済ませ一日終了。

日曜日の散歩

2020年04月26日 | ひとりごと
STAYHOMEといっても運動不足で体力が落ちること、そして圧迫感からくるストレスから身を守るため慎重に外出。といっても普段から人通りのない限界集落。銀行街も日曜日ともなれば一層仕事で外出する人もいないからむしろ不気味なくらい人に会わない。広瀬川沿いの遊歩道を1時間ほど歩く。JAの販売所周辺だけは混雑していたの足早に通り過ぎ、あとは数えるほどしかすれ違わない。同じような老人が散歩しているのみ。

城東町で見事な藤が咲いているお宅があったのでそのまま菅野園まで歩く。藤が盛り。最も若い人がみてもぴんと来ない花ではある。花札通りの藤の花が棚から垂れ下がり初夏への予感あり。かつてであれば大変な人出だがわずか3人と出会っただけ。当然言葉を交わすまでもない。とにかく穏やかな日差し。コロナ禍など忘れてしまいそう。寄り道したくても行きつけのカフェはすべてお休み。現実に引き戻される。

なんとなく週末

2020年04月25日 | ひとりごと

仕事が終わったからさあ飲みに行くかということもできずメリハリのない一日。せいぜい気分転換に人通りが途切れた道を散歩するだけ。
古い画像を整理しながらせいぜい海外旅行といったところ。それにしても写真の威力とはすごい。よく思い出せるものだ。もっとも未知の体験の印象の濃さは旅の最大の楽しみだ。
その旅行も制限されている現在、窮屈感が一層増す

リモートワーク

2020年04月24日 | ひとりごと

今日は本当は定休日。定期受診の予定も入れてあったのだが結局半分以上仕事。もともと画像処理のために集めた機材の部屋だが仕事にももちろんつかえる。そこで延々とこの椅子に座る羽目に。同じパソコン作業でも仕事と趣味。その境目があいまいになってずっと遊んでいるのだかずっと仕事をしているのだか・・・同じマウスを握っている。もっとも普段使っているマウスがCADではレスポンスが悪く、仕事場のマウスを持ち込んでいるが。
イームズのアルミナムチェアは形はきれいなのだが現代もののように必ずしも人間工学的出来ているわけではない。ただ満足感のためにあるようなところもある。
いままでだったらちょっと気分転換にヤギカフェやリバティーで一休みといった具合だったがみんな自主休業。夜の店はさすがに出かける気にもなれずなんという孤独感だ。
なんともやっかいなものだコロナウイルスは。

宅配食

2020年04月22日 | ひとりごと

昼食は近所の「RIVER MEAT MARAKET」のランチをいただく。若い人向きのやや高カロリーだが久しぶりのハンバーグ。
ここのところ街中の飲食店が持ち帰り弁当の販売を始めている。利幅が少なく大変だろうがとにかく事業継続を真剣に考えてのことだからなるべく応援したい。

ZOOM

2020年04月21日 | ひとりごと

ZOOMといえばカメラ爺としては可変焦点距離レンズと連想するのだが昨今はWEB会議システムのことを指すらしい。もともと飛行機や自動車の排気音の擬音や機動状況から派生しとのことで今勢いが良い。
セキュリティの脆弱性からドイツのように禁止されているところもあるらしいは周辺ではたくさん使用している。
JIA住宅部会の市民講座WGもWEB会議でこれを採用してみた。コロナ禍もWEB経由での仕事の広がりを後押ししている。
月1回のペースでセミナーを開いてきたが少なくとも上半期の開催は断念した。そのかわりJIA住宅部会として社会の役に立てることがないか様々な検討がなされた。来月には動き出す。

今日からいよいよ自宅勤務を開始した。内勤とはいえ、外部との接触が多い担当者もいることだから、まずハイリスクな高齢者たる自分が自宅勤務に入る。
もともと事務所だった部屋だから仕事はしやすいのだがいざ始めてみると足らないものだらけ。パソコン周りも準備が意外と必要であることがわかる。
CAD作業では普段使っているマウスが誠に具合が悪い。CADの正確に位置を抑えるのが微妙な操作であることが分かった。明日は仕事場のマウスを持ち帰ろう。
休日過ごすことが多い書斎は時間の観念が薄くなるような環境だ。自宅で始めたときはわざわざ自宅の玄関から事務所の玄関に入り直し、気分を変えたものだ。
環境的に歯仕事向きだが息が詰まる。外は人通りがないから昼休みなど気分転換に散歩を試みることにする。とにかく歩かないと健康に良くない。

新しい横断歩道橋の利用方法

2020年04月20日 | ひとりごと
歩行者に無理を強いる歩道橋。それでも街中にあって通学の子供たちの安全には少しは役に立った。その小学校も廃校となり今や渡る人も少ないが一周2.5kmほどの周回路になんと5か所もある。通勤の時には避けてはいたものの自宅軟禁状態で自室のPCの前の椅子に座っているとどんどん閉所感が強まる。運動不足も甚だしいので午後雨も上がったので外に出て横断歩道橋5本を上がり下りしながらやや速足で散歩。昨日と同様すれ違ったのは3人ほど。県庁前通りからJR前橋駅までの立派な歩道付きの道路、国道50号線でもある。前橋駅の乗降客が22%しか減少しなかったとか報道されたらしいが既に人はいない。減りようもないといったところ。夜になると利根川の狸がごみあさりにでも出ているのでは。



ジョギングも息が荒いとウイルス散らかすとか。前橋でもジョギング中の人を見かけるが十分ソーシャルディスタンスは取れる。とりあえず単独の散歩程度では安全であろう。とはいえ減る気配のない感染傾向。困ったものだ。戦時下のいつ空襲があるかわからない恐怖感とはおそらく違ったものだろうが緊急事態には変わりない。しいて言えば親しい間柄でも肉声で励ましあうことができないもどかしさがある。孤独感と閉塞感。ストレスとの戦いでもある。

帰化植物と新型コロナウイルス

2020年04月19日 | ひとりごと

今日は運動不足解消のため広瀬川河畔などを40分ほど散歩したがすれ違った人は3人ほど。前橋の中心部は静まり返っている。外出自粛といっても運動不足も体力を損なうから慎重に人のいないところを選んだつもりがだ人影はほとんどない。
オレンジ色の小ぶりなけしの花が街路樹の根元に咲き出した。帰化植物で都道府県によっては駆除対象でもあるそうだ。とにかくはびこって生態系に悪影響を及ぼすこともあるのだそうだ。
帰化植物は縄文時代には日本に入ってきているらしい。日頃気にもしていない種類のものが外来種らしい。それはそれで食用になったり観賞用として有用植物であるがイネ科の草によっては駆除が大変で草むしりをした後遺症でいまだに右腕が痛む。



新型コロナウイルスも言うならば外来種である。中国とは有史以来最も密接な関係の国になってしまった。もっとも地球全部と交通手段の発達、通信環境の進歩で濃い関係が出来てしまった。
長崎の出島しか外国との接点がなければこんな騒ぎにはならなかったろうがそれでも江戸時代にコレラが流行したというし、天然痘や梅毒も大陸から持ち込まれたものだ。
歴史上大きな流行が繰り返され、国際化された現代はますます伝播に関する危険性を増しているといえるだろう。
大企業はコスト低減のために競って中国に安い労働力目当てに進出したが日本の技術移転が中国の競争力を高めたのみならず新型コロナウイルスをお返しにいただいたという皮肉な結果になった。

さえない週末

2020年04月18日 | ひとりごと

台風のような強い風と雨。井野川も濁って水嵩が増した。コロナ禍のため自室で画像整理。近所の飲食店は明かりがついているが店も客も何となく居心地悪い思いをしていることだろう。
まこんな時ではないとできないことをコツコツやるしかない。

窮屈のまま一日

2020年04月18日 | ひとりごと

緊急事態宣言が出たからと言ってコロナウイルスの拡散には変化なし。東京都の新しい感染者が200人を超す。確実に斧鉞図家ピークはまだ全く見えない。
外出もさすがにはばかられるようになった。このまま4月の終わりか。なんという閉塞感。

おそい

2020年04月16日 | ひとりごと

政府から全国を対象に緊急事態宣言を発令したというのに群馬県のホームページは何も更新していない。(21:00現在)
緊急事態をどのようにとらえているのか。痛みを伴う自粛行為を強いているのに、権力による営業妨害を強いているのにあまりにも緊張感に欠ける。お役所仕事とはこんなものか。
ポーズだけの現場作業服では困るのだ。老父母を抱え、本人も立派な老人だからいつどこで感染するかわからず感染したら生きたままでは家に帰れない可能性も高い。
幸い公共交通機関に頼らず移動できる手段があり、気分転換に個人的に山奥に入れば外部との接触はないから気分転換用に確保しておこう。
それにしても行きつけの店、何とか生き残ってほしい。