2022 備忘録

思いついたことを書き残す。

画像整理

2016年10月31日 | ひとりごと

最近はデジカメはRAWでデータを扱っている。
撮影後の補正の幅が広いからだ。
もっとも操作によって鮮度が下がる危険もあり、素人が手を出すのは危険かもしれない。
建築設計は基本的に直行する直線を基準としている。
そのため広角系のレンズで撮った画像が「あおり」と言われる現象が起きどうも気持ち悪い。
もっとも自然なことであり、人間の脳が自動的に直角座標に変換しているらしい。
つい「あおり」を消そうとしてしまう。もちろん水平も補正したい。



ダイナミックレンジをどう見切るか。これはデジタルならでは。
自分の好みではハイライトを下げシャドウを上げる。
露出は低く補正しておいて現像時に少し上げるのが好み。
黒潰れの中にも情報が結構詰まっているが白飛びさせてしまうとやはり復元は難しい。



画角は標準50mmより情報は28mm近くまで認識しているようだ。
28mmの画角の範囲を視線は無意識のうちに移動しているらしい。
だから標準50mmでは少々窮屈に感じてしまう。
小津安二郎は50mmにこだわったとか。適度に優しい画角と思っているがこれ一本というのには少々抵抗がある。



デジタルの面白さは現像にあるのかもしれない。
古いレンズもいくつか使っている。しかし残念ながらフルサイズの撮像素子の解像度を活かしきれないようだ。
その中で45年前のミノルタロッコール50mmマクロはいい味を出してくれる。貴重な存在だ。



今年もあと二ヶ月。あっという間にお正月。今年の秋は今年限り。また撮影に出かけよう。

まちフェス2016

2016年10月29日 | ひとりごと

まちフェス2016が始まった。
GICC:群馬インテリアコーディネーター協会も参加しているので弁天通りの会場を覗いてみた。
この会に参加して25年。自身の事務所を立ち上げた直後の頃、友人に誘われて入会した。
公共建築の業務にずっと従事していていうならば「窓装飾工事」、「什器備品工事」といった分野は片手間であった。
住宅が主な仕事である現事務所ではこれらは切っても切り離せない重要な位置づけである。
先輩会員には随分たくさんのことを教えていただいた。今も仕事に役立っているのは言うまでもない。
ICの仕事範囲は多岐にわたるし、会員の職域も広い。未だに情報源として大切な会である。今後も元気で活躍して欲しい。

GICC まちフェス2016 Oshii-Re Project
https://www.facebook.com/gicc.machifes2016/

県民の日

2016年10月28日 | ひとりごと

「群馬県」という名前が初めて使用された日ということらしい。
語源は古代に遡り「くるまもちのきみ」という豪族の名前とか「くれひと」という朝鮮系の渡来人の集団説等定かでないが旧群馬町あたりがその中心であったようだ。
ややこしいが古代には毛野国、それも上毛野国(群馬県域)、下野野国(栃木県域)と呼ばれそれぞれ上州、野州、2つ合わせて両毛、いろいろな呼び方がある。
現在馴染みが深いのは「群馬」「上州」辺りだろうか。

いずれにせよ先祖の長い歴史、古墳時代の勢力等この日に昔を偲ぶのも悪くない。

2016年10月27日 | ひとりごと

当たり前だが「秋」。
前橋の市街地の街路樹も色づき始めた。今日は快晴だが風が冷たい。
冬がそう遠くないことを予感させる。

木曜日はノー残業デー。以前では考えられなかったことだが習慣というのは恐ろしいもので木曜日が待ち遠しくなる。
もっとも水曜日は現場の打ち合わせが長時間に渡るので今日も朝から疲れ気味。

自宅のアトリエというか書斎というか倉庫の整理を夜なべで行う。
古い本を手に取ると昔のことがあれこれ思い出される。
秋の夜長昭和歌謡を聞きながら脚立を上がったり降りたり。



先日撮った照葉峡をスライドショーで見ながら、BGMを秋らしいクラシックギターに変え少しのんびりとした時間を過ごす。



秋だ。



夕焼け

2016年10月27日 | ひとりごと

夕方、現場から日没を見送る。現場も順調に推移。建築主を現場内を案内する。
今日は暑い一日。但し夜は雨になり急に冷え込む。

のんびり夕焼けを楽しむ余裕はないが久しぶりにきれいな夕焼けを見た。
夜、「箸蔵」で居合わせた知り合いのお客さんと昭和30年台の記憶について盛り上がる。
そして本町二丁目の夕焼けではないが高崎駅東口東三条通りの夕焼け。
まったく生産的な話題ではないがなぜか心が安らぐ。

バックナンバー

2016年10月25日 | ひとりごと

書架の整理。40年以上に渡る雑誌の整理は結構大変。
それにしても印刷は良くなったものだ。白黒主体だったのがほとんどカラー。情報量が違う。

すでに故人となった作家の作品もあればいま頂点にいる人達の駆け出しの頃の作品もある。
読み返す時間があれば良いのだが位置の移動に終わる。

とは言うもののつい手が止まってしまう。時間の流れが少し見える。

照葉(テリハ)

2016年10月25日 | ひとりごと

「秋の夕日に照る山紅葉」という一節のある唱歌「紅葉」から照葉という言葉を連想するが、照葉樹林となると常緑広葉樹林となるらしい。
ただ照葉という言葉からはやはりこの唱歌から紅葉の黄色や赤の葉を連想してしまうのだ。



まだ里には本格的な紅葉は降りてこないが県北の山では紅葉が見頃を迎えている。
午後、紅葉を見に山に入る。日が傾きまさに「秋の夕日に照る山紅葉」を見る。
華やかで、しかしどこか寂しさもある。「実りの秋」であってほしい。




暁の花・・前橋一中クラス会

2016年10月22日 | ひとりごと

二年ぶりのクラス会。11名参加。体調の優れない者、家族の世話で都合がつかない者等々それぞれこの年代特有の問題を抱えている。
今年の時点で7名のクラスメートが旅立ってしまった。今日集まることができたことを素直に喜ぼう。

会場のさくらホテルの前は映画で「北関東新聞社」になった協栄生命ビル。駅前通りの五差路の目印が消える。

前橋一中もすでに旧校舎の姿はない。雁行型で両翼に特別教室を配したプランで表情が乏しくなりがちな公立学校にあってそれなりの存在感があった。
後年中学校の設計を担当した際はこのプランを参考にさせていただいた。

1階昇降口のピロティの独立柱は明らかにル・コルビジェの影響がが感じられ、北側の付属室の屋根はカタルニャボールトのようであった。但し汲み取りトイレが別棟にあり、これは後に倉庫に改修された。この辺が時代を感じさせるところ。

今日集まったメンバーはみなそれぞれ大変元気。すっかり中学校の頃に逆戻り。但し二次会では山登りが話題の中心に。
現役を退きつつあり余暇と体力つくりを熱心に前向きに取り組んでいる仲間。
そう、与えられた時間を有意義に過ごそう。そんな気持ちに改めてなったひとときだった。

なんだかなぁ~

2016年10月21日 | ひとりごと

高崎の現場から事務所に戻ったら中途半端な20:00。
とりあえず仕事を上がる。
夕食がてら坂下へ散歩。

馴染みの店をささっと廻り戻る。
金曜日の夜、一般的には週末。空気もゆるい。そんななかあてもなくひとりふらふら街を歩く。
ほんの少しの疎外感、孤独感。まあいいっか。

久しぶりに同年の飲み友達に遭遇。教員を退職して悠々自適の生活。体調を崩していたと聞いたがしぶとく回復し、相変わらずの呑兵衛ぶり。
そんな出会もある金曜日だ。



葬儀

2016年10月20日 | ひとりごと

建築主であり、父がかつて勤めていた先の元社長の葬儀があり。
温厚なお人柄でこちらも長らくお付き合いさせていただいていたが中央病院でお目にかかったのが最後になってしまった。
87歳。父の小学校時代の同級生でもある。ご冥福を祈る。


都市住宅

2016年10月19日 | ひとりごと
昭和47年の「都市住宅」が手元にある。蔵書の整理で出てきた。
当時、東孝光、宮脇檀らが住宅作家として日本をリードしていた時代。

旧来の日本家屋の概念から離れた斬新な住宅を発表していった。
一方そろそろ日本の伝統にも目を向け始めた時代。この雑誌が発売されるのを楽しみにしていた。

この雑誌を「住宅特集」世代の人達が読んだらなんと言うだろう。すごく興味がある。
何かできそうだと思いこんでいた若い頃。結局大したことができなかった自嘲するこの頃。
様々な思いが巡る。

まだまだ元気

2016年10月18日 | ひとりごと

朝顔が咲き続けている。すでに最初の集団は採種が終わった。

夜間照明などの影響か咲き始めるのが遅いが今年は少しずつずっと咲く傾向だ。きれいな青の花弁が出勤するのを出迎えてくれてるようで楽しい。
仕事場には4日ぶり。また現実の世界に引き戻される。

寒くなってきた。

2016年10月17日 | ひとりごと

室内で片付けごとをしていて一段落したのでちょっと散歩に。
薄着で出たら寒い。寒いという感覚が街なかでは久しぶり。
「リバティー」で紅茶を飲んですぐ後戻り。広瀬川がなにやら照明がついて賑やかに。