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バイエルン・ミュンヘンとマルク・ファン・ボメルを応援しています

「僕は監督として成長する必要がある」

2016-01-11 16:31:50 | Mark van Bommel

新年早々!FIFA公式サイトに掲載されたファンボメルの独占インタビュー記事です。
英語だからドイツ語やオランダ語よりはもっとサクッと出来るかとたかをくくっていたら、やっぱりそんなに甘くはなかったorz
モタモタやっていたのですが、文中で今夜発表されるバロンドールの予想もしているので、あわてて間に合わせました。

blogを見てらっさる方はとうにご存じでしょうが、当方外国語は言わずもガナ日本語力さえ怪しいので、毎度ヘンテコな読みづらい文章すみません(汗)。
うまい言い回しが思い当たらない形容詞や副詞はバッサリ切り捨て、文法も無視して「だいたいこんな感じの意味に違いないよ」という勝手想像作文です(汗)。日本ではここにしかボメ需要はないのでそんな物好きもいないでしょうが、よそにコピペ流用して大恥かいても責任とりませんので悪しからず。
英語が解る方は原文をご覧になることを強く推奨いたします(汗)。(こちら
では、いってみよー

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FIFA:マルク、最近はどのようにして時間を埋めていますか?

マルク・ファン・ボメル:とてもうまく行ってるし、本当に忙しいよ。ちょっと奇妙に聞こえるかも知れないけどね。ほとんどの選手が、引退した後は楽しいことをするための自由時間がたっぷりあると考えるものだけど、実際のところ僕にとっては真逆だよ。2年以上勉強して今はコーチングの資格(取得課程)を完了し、サウジアラビアで代表チームのアシスタントコーチとして働いている。そして今は僕の子供たちもフットボールとテニスをプレーしているので、そのことも僕を忙しくさせているんだ。

監督としてタッチラインに立つあなたをいつ見ることが出来るのでしょうか?

ファン・ボメル:いくつかのオファーは受けたけれど、まず僕は監督として成長する必要がある。最初に指導したいくつかのトレーニングセッションを思い起こして、今僕がいるところと比較したら、その違いはポジティブなものだよ。

最近、あなたの以前のクラブ、FCバイエルンはマーケットにて、来夏の新監督にカルロ・アンチェロッティを加入させる目前ですね。あなたにとっては(自分のバイエルンの監督就任は)ちょっと早いでしょうか?妥当ですか?

ファン・ボメル:(笑)はい、間違いなく早すぎるね。

ミュンヘンの現在の監督はペップ・グアルディオラです。彼のクラブでの重要性はいかがでしょうか?

ファン・ボメル:彼はとても重要だ。ユップ・ハインケスや彼の前に来た他の人たちも同じように重要だった-バイエルンはハインケスの下で3冠を勝ち取りさえした-しかしグアルディラは、トロフィーと、魅力的なサッカーというブランドを保証する、並外れて優れた監督だ。彼の仕事をする上での条件もまた素晴らしい。チームに着目すれば、どの監督でもこの選手たちのグループでの仕事を夢見るだろう。

アンチェロッティについてどう思いますか?

ファン・ボメル:彼ら(バイエルン)が彼に向かっていることはまったく驚きではない。監督としての彼は冷静な人だ。彼はまた、大いなる個性(の持ち主)を扱うことが出来ることも示しているが、その理由のひとつは、彼自身がトップレベルで試合をプレーしたことにある。本当のトップクラブで成功したいと望むなら、そのことは大きなアドバンテージだ。彼を任命することは偉大なことだよ。

ネイマール、クリスティアーノ・ロナウド、リオネル・メッシ、彼らのうち誰がバロンドールを獲得するでしょうか?

ファン・ボメル:1位と2位の話なら、メッシかネイマールのいずれかに違いない。バルセロナは今年、すべてを勝ち取ることを期待できるので、そのことだけでもじゅうぶんにこの2人で有り得る。

夏にオランダがUEFA EURO2016で戦わないのは、どれくらいあなたの心を痛めてますか?

ファン・ボメル:明らかに良い状況ではないね。アイスランド、トルコ、チェコのいるグループで3位でフィニッシュできない時には、チームは若いとか成長のための時間が必要だとか言うべきではない。オランダでは、(伸びしろのための)時間は与えられてない。とにかく予選は毎回通過しなくてはならないんだ。もちろん我々はそうする(EURO予選通過?)ために十分なチームをプロデュースするが、しかし今回のチームは、以前の大会や予選のためのチームほど強くはない。

どこに問題があると思われますか?

ファン・ボメル:明らかに、4-3-3から3-4-3、5-3-2、4-4-2、というように、常にプレーが切り替わるのは、非常に困難なことだ。時々は微調整することは可能だが、しかし、チームの基本的な組織ははっきりさせておく必要がある。一回につき数日しか選手たちと共に仕事が出来ないのだから、見境のないフォーメーション変更は代表チームでは行われるべきではない。しかしながら、システムにすべての責があるわけではない。配置するためには自分の選手たちのことも考える必要がある。一方のウイングにアリエン・ロッベン、もう一方に同じようにスピードがあってストレートな選手がいるのなら、それを利点として使い、それに応じてチームをセットアップするべきだ。例えば、ストライカー2人ではプレーしないとか。

EURO2016はどこが優勝しますか?

ドイツはいつでも候補の中にいるし、フランスやスペインはおなじみだ。だけどベルギーも明らかな対抗馬だ。同じように、サプライズチームというのはいつでもいるが、それは本大会で、どこになるのか待たなければならないだろう。

2014ブラジルW杯でのドイツの勝利を祝福しましたか?

ファン・ボメル:僕がいっしょにプレーして関係のある選手が何人かいた。バスティ[バスティアン・シュヴァインシュタイガー]、[ミロスラフ]クローゼ、[トーマス]ミュラーとはコンタクトがあったから、彼らみんなのために喜んだよ。決勝ではどんな感じなのか、そこに行くまでそして勝ち取ることが素晴らしい感覚に違いないということは知ってるからね。

UEFAチャンピオンズリーグも2月に再開します。誰がトロフィーを勝ち取ると思いますか?

ファン・ボメル:バイエルンは今年は先まで行けると思うが、バルセロナも同様だ。いっぽうレアル・マドリーやアトレティコも除外してはいけない。彼らはバイエルンやバルセロナほど強くはないかも知れないが、両者とも、負かすのは難しい。この質問を100人に聞いたら、95%がバイエルンかバルセロナだと答えると思うよ。

ピッチにいた時のあなたは、アグレッシブなプレーヤーでありリーダーでした。現在の試合でそのような選手は見られていますか?

ファン・ボメル:どのチームにもそういう選手は必要だ。トロフィーを獲得する側には、ピッチ上で雰囲気を作り出し、物事がうまく行ってない時は全員を一緒に引っぱって行く、そういう選手が常に1人か2人はいるものだ。彼らは正しいことを言うのでチームメイトから信頼されているし、戦術的にもとてもクレバーだ。人々は、ああいった選手たちは敵を蹴飛ばすことしかせず、シニカルでアンフェアなプレーをする、と思っているから、こう言うと奇妙に聞こえるかも知れないが、だけどそれは正しくない。ああいう選手たちはゲームをリードして、試合を決定する。相手の方が強くても、中盤で重要なタックルを決めれば、試合をひっくり返せる瞬間を見せることになるんだ。例を挙げる必要があるね。これらの選手たちは時々、1つ2つの鍵となる貢献でゲームに勝利するが、僕はそれが出来る人が好きだ。アルトゥーロ・ヴィダルがいい例だ、ポール・ポグバも。彼らは素晴らしくテクニックに恵まれているし、プレーのやり方もクレバーだ。彼らは50-50(の試合)を、いつ、どのようにして勝たねばならないのかをちゃんとわかっている。

あなたはイングランドを除く沢山のトップリーグでプレーしました。イングランドのフットボールはあなたのスタイルに本当によく合っていますが。何故プレミアリーグへの移籍はうまく行かなかったのでしょう?

ファン・ボメル:沢山のオファーはあったけど、そのつど、契約上何かしら正しくないことがあったり、ちょうど他とサインしたばかりだったりしたんだ。イングランドでプレーしたかったけど、自分のキャリアには何から何まで、とても満足している。バルセロナ、ミラン、バイエルン・ミュンヘンでプレーしたなんて、誰でも言えることじゃないよ。

最近の女子サッカーはフォローしてますか?

ファン・ボメル:オランダではまだ、女子サッカーは男子サッカーとは別物と見なされている。その基準は良くないとは言いたくないが ―前の世代の場合かも知れないし―、だけど最近は女子の試合は飛躍して来ていて、(そのことは)すでにドイツで見ることが出来る。いたるところで女子サッカーは拡大しているし、それはとても良いことだ。

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インタビューが行われた時点では、まだアンチェロッティ就任の発表はしていなかったのではないかと思われます。

アグレッシブ・プレーヤーについて熱く語っているところが好きです。素晴らしいタックルひとつで試合をひっくり返すことが出来る…ウットリ(*´∀`*)
単なる荒くれじゃない、ちゃんとポリシーを持ってプレーしていたんだということがわかります。(もちろんボメラーはとっくに知ってたけどね!(^>^))
現在のアグレッシブ・リーダーと呼ばれている我がバイエルンのヴィダルがファンボメル自身に認められているのが嬉しいです。ポグバはまぁ、見てないからよく知りませんが、代理人ライオラつながりで名前を挙げてるだけじゃないかという気もしますです。 

オランダ代表についての厳しい意見も良いですね。かつての恩師ヒディンクだろうと容赦なし!(`・ω・´)キリッ

サウジアラビア代表での仕事は順調なようですが、年明け以降の厳しい国際情勢がサッカーに影響することはないだろうか、と、かなり本気で心配しています。とりあえずイラン代表の試合は中立国で開催されることが決まったみたいですけど…。