小室美枝子です。
さて、今議会で「福島第一原発事による自主避難者の住宅支援打ち切りについて」の項目を12月議会に続き質問しました。
昨日3/31をもって住宅支援は打ち切られることに。住まいへの支援の打ち切りは、本当に大きな負担です。
わが身に置き換えた場合、どれほどの負担か?
・千葉県としては、直接貸主との交渉に介入はできない。
・不動産業界に協力要請を発信。継続入居の場合、福島県から支払わている敷金は払になることから、新契約の際の敷金を減額するよう求めたり、民間賃貸で転居の場合、敷金や礼金不用などの格安物件を紹介してほしい、との交渉は県議を通して行った。
・県は、公営状宅の優先枠を50~60世帯分を設けた。しかし、お子さんのいらっしゃる家庭などでは学校区のデリケートな問題は残る。職場へのアクセスはどうなる?
でも、賃貸の物件を借りることも困難だと・・・理由は、「避難者はお金がないからですよ」と、避難者の方から。
住宅無償提供を打ち切る理由は?
福島県の回答は、「応急救助という災害救助法の基本的な考え方から、これ以上の延長は困難と判断」➡しかし、除染に費やされた費用は3兆円を支出、さらに増える。
4/1~帰還促進政策により、避難指示解除 4町村。これ以上、追い込まれたらどうなるのか?なかったことにしてはいけない。