世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

豪邸も車もいらない

2017年03月09日 | 100の力
豪華なご馳走もいらない。

シャワ~のある部屋とビールがあればサイコー。

あとは、自由に世界中を旅しながら暮らすこと。


海外にいるとピーンと張りつめた緊張感がたまらない。




逆に日本に帰ると、

この弛緩感は一体何なんだろう。

どこかぬるま湯にどっぷり浸かった気分。

いつから日本はこんなつまらない国になってしまったのか。


安心、安全、平和。

これが日本の良いところだった。

だが今やそれも風前の灯火。


隣国の脅威や原発事故、大地震などの災害への恐怖に晒されている。

いつまたどこで起こるかわからない不気味さが潜んでいる。


それより、海外に身を置けば、

それらの脅威や恐怖が日常として感じられる。



一見、あらゆるシステムが法整備化され、規制化されるより、

カオスな無法地帯のほうが自由があるように感じてしまうのは何故だろう。


騙し騙され、駆け引きの日々。

一瞬の油断が命取りになるかもしれない緊張感が漂う。

人を見たら泥棒と思う。

夜道では襲われるのではないかと身構えながら歩く。


否が応でも忘れかけた野性の本能が蘇える。

脳内にはドーパミンが止めどもなく溢れかえってきて、

感性が研ぎ澄まされる。


半面、疲れ切った身体を抱え、

つかの間の安らぎを求めて彷徨する。


そんな海外での生活がたまらなく好きだ。