世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

商社マン

2008年02月29日 | 国際
商談をした。

  約30年ぶりだろうか。


当時、炎の商社マンとして飛び回っていたときの情熱が甦ってきた。

「ラーメンからミサイルまで」 と言われた時代、アメーバーのように変幻自在に形を変え、ピラニアのように何にでも喰らいついていった。



その精神は、脱サラしてからも消えることはなかった。

   その結果が、今までの状況にもハッキリと示されている。


滑って、転んで、泣いて、笑って、「全てが無駄ではなかったよ」 という生きてきた証が集約されようとしている。


JICA (国際協力機構)の活動や、ベトナムという古くて新しい世界を知り、魅了され、ドツボにはまり込んでいく自分の姿を、他人事のように眺めている自分が別にいるようだ。



これから、さらにどこへ進もうとしているのだろうか・・・

  地図のない航海はこれからも続きそうだ。


接待

2008年02月29日 | 国際
ハロン湾近郊にある水産企業の社長から接待を受けた。

海の桂林とも称されるベトナムきっての景勝地である。

工場見学に続き、自前の船に乗って、社長の経営する水上レストランへ。

ハロン湾独特の奇岩が海の中からニョキニョキト大小2000も顔を出す。



その光景をバックに、昼から、49度のジンを酌み交わしながら、新鮮なシーフード・フルコースに舌鼓を打った。

なんと贅沢な。

   これも、役徳か。

ハノイ帰還

2008年02月28日 | 国際
貴重な経験をした素晴らしい3日間を終え、無事ハノイに戻ってきた。


ハノイから東へ約250キロ、世界遺産ハロン湾近郊の港町の人民委員会に招かれた。

委員会の役員、水産関係の人々の前で講演を行うためだ。

「水産マーケットのスペシャリスト」 と紹介を受けた。

ボクは、逃げ出したくなる衝動を抑え、いつもの強気なハッタリ(?)を交え、ホーおじさん(ホーチミン)の銅像の前で、講釈をたれることになった。

テレビ危局も来て、最後はスター扱いの撮影会に発展した。

こんなんでよかったのかしらネー?

カウンターパート

2008年02月25日 | 国際
忘れかけていた、イヤ、完全に忘れていたサラリーマン通勤というものにも慣れてきた。

  ホテルから仕事場まで、歩いて15分。

バイクの洪水を潜り抜け、

   通勤途中、道路で食事をするハノイの人々の生活をジックリ観察する。



その中でビジネス・チャンスになるものがいろいろ散見される。


そこで重要になるのが、カウンターパートだ。


カウンターパートとは、

 国際協力で重要なのがカウンターパート。“国際”であるかぎり、日本側の条件だけで協力活動の成否が決まるなどということはありません。活動の舞台が外国である場合、カウンターパートの果たす役割が決定的に大きいのです。協力プロジェクトを“日本の小植民地”や“大規模な実験室”に終わらせないためにも、カウンターパートの役割や相互の十分なコミュニケーションが大切です。


   とWikipediaにある。

こんかいは、VIETRADE がそれにあたる。

個人的なビジネス展開にも現地パートナーが最重要課題となることは間違いない。



さて、どういう展開を試みようか。

  可能性は無限にある。

    ベトナムでの夢は膨らむ。




明日からは、いよいよセミナーへ向けて二泊三日の出張だ。

  リゾートは言えど、田舎町へと旅立つ。

      パソコン環境は拙劣らしい。


ブログの更新は帰ってからになりそうだ。

    

ミス・ハノイ

2008年02月24日 | 国際
今度は、ミュージカルの 「ミス・サイゴン」 に近い経験をハノイですることになる。

    ここまでくると、ボクの妄想もかなテンパってきているようだ。


だが、なぜあのような感動的物語が生まれたのか。

   ボクにとって、長い間ズット謎だった。

    ここへ来て、やっと理解できた。



それはヒロインのキムのような、純真だが強かでひた向きな信念を持ったベトナム女性の性(さが)がそうさせたのだ、ということを。

   身に詰まされる。


    
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今や、日本からの投資したい国に、中国、インドを抜いてベトナムが圧倒的な支持を得ている。


  それも頷ける。

「若さ」、「明るさ」、「ひた向きさ」。


課題は山積しているが、エネルギーが街中に溢れている。




聞いてはいても、それだけではなかなか理解しにくいものだが、、

    実際そこの風に吹かれてみることは何にもまして、重要なことなのだ。



そのためにも、

      旅はいい!

        おおいに旅をセよ!


ハノイの休日

2008年02月23日 | 国際
ハノイに来て10日が過ぎた。

   そして早くも二回目の週末を迎えることになる。


バイクの洪水にも慣れ、回りの様子を見るゆとりも出てきた。



今日は、「ローマの休日」 ならぬ、「ハノイの休日」 を思う存分味わった。

   べスパの後ろに乗って観光地(?)めぐり。


ハンパジャない数のバイクへの恐怖心さえなければ、

      まさにグレゴリー・ペックを地で行く気持ちに浸った。



オードリー役と、結末はチョッと違うけど・・・・・・


  それは想像にお任せ・・・。


タンロン

2008年02月23日 | 国際
                            タンロン




亜熱帯の地だけあって、果物は豊富だ。


ボクの滞在しているホテルでは、日替わりのフルーツが毎日部屋まで届けられる。

    いろんな果実が楽しめる嬉しいサービスだ。



一風変わったところで、タンロン(ThanhLong) という一見グロテスクな果物がある。


ベトナム特産のサボテンの一種で、味はキウイに近いが、もっ とあっさりしていてむしろ甘く、酸っぱさはほとんど無い。

   両ヘタを切り落とし、四つに切る。

    見た目に反して、皮は意外なほど簡単に手で剥ける。

    果肉は白く、ゴマ粒のような種があって、ガリッとした舌触りがある。

     マアマア、いける。



ホテルは充実したビュッフェスタイルの朝食付きだし、

    毎日3度充実した食事が取れる反面、確実に太りそうな気配。


   ある意味、困ったものだ。

雲古知身

2008年02月22日 | 健康
ウンコチシンと読む。

  当然、「温故知新」に引っ掛けたボクの造語。

お通じは、健康をはかる上での最たるバロメーターとなる。


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世界を旅していればさまざまなトイレに遭遇する。

アマゾンやモンゴル、ケニヤ、ネパールなどはほとんど野雪隠(のぜっちん)を余儀なくされるし、ギリシャでは空き缶にたまった水を使って手で洗う、などなど。


「トイレを見れば文化が分かる」

    と言っても過言ではない。



写真は、ハノイのボクのオフィスのトイレ。

「ん?」

  便器の横の小さなシャワーノズルは?

    もしかして、これがウォシュレット?



日本ほど、シャワートイレが行き渡っている国はない。

  ビジネスホテルのユニットバスや、コンビニのトイレにもついてるご時勢。


他国でシャワートイレにお目にかかることは非常にマレだ。


日本のトイレに慣れきった身としては、

   シャワーがないとナントナク落ち着かない。


だが、ないものと諦めていたやさき、このノズルを見た時は地獄に仏ほどの有り難味を感じた。


しかし、実際の使い勝手は非常に悪い。

  お尻中が水浸しになる。

  便器の外にも水が飛び散る。

  トイレットペーパーは貴重品で限りがある。  

  だが、そんな贅沢は言ってられない。

  郷に入っては郷に従え、と言う。

  要は慣れれば、いいのだ。


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ところで、

赤ん坊のうちは、ウンチだが、成長すればウンコになる。

また、ウンコはウンチの過去形とも言われる。

  これらの説に、根拠はマッタクない。



ウンチクをたれると止まらなくなる。

飽きもせず、ケツネタ、いえ、シモネタばかりでゴメンなさい。

          どうか、水に流してお許し下さい。


    くれぐれもお身体をお大事に。

フット マッサージ

2008年02月21日 | 健康
うわさの(?)フットマッサージに行ってきた。

「フット」 といっても、いちよう全身やってくれる。

   けっこうキツーイ!  キクー!!


デモ、女の子が可愛くて愛想いいから、つい我慢しちゃう。



中には余計なとこまでマッサージしてくれるお店もあるらしいけど、

   今回は(?) ハズレ、いや、まともなとこだった。



デモ、一時間15分ほどタップリ揉んでくれて、50,000ドンだから、たったの350円ぐらい。

   女の子にチップが20,000ドン、150円ぐらいなので、

      全部でも500円だもんネ。

               ヤスーイ!   大マンゾクー!

バイク

2008年02月20日 | 国際
今朝、目の前でバイク同士がぶつかった。

  幸い、大怪我には至らなかったみたいだけど。

「やっぱりね」

   と思うほど、事故らない方が不思議なくらいだ。


最近やっと信号が普及したらしいけど、

  この状態で交差点でバイクが平気で行き来している。

メット着用も、2ヶ月ほど前にようやく義務づけられたみたい。


ボクも、このバイクの洪水の中で、ナントか横断できるようになった。

  だけど油断は禁物。

     毎回ドキドキものだ。


  多くの人が毎日怪我してるみたいだから。




横断の3大要領

  「止まらない」 「引き返さない」 「走らない」


渡り始めたら、同じ速度でユックリ歩けば、

    バイクの方から上手によけてくれるらしいのだが・・・

  これをマスターするには、かなりの度胸がいる。


「よし渡るぞ!」 って、

   怒涛のように押し寄せてくるバイクの流れの中に身を投じるほどの覚悟を決めなきゃ、

   開かずの踏み切りみたいに、いつまでたっても渡れないようだ。

スケジュール

2008年02月19日 | 
                    VIETRADE(貿易通商局)のビル
                    ここの7階がオフィス



来週から始まるセミナーの場所をアレンジした。


  ナント、ナント移動の繰り返しになりそうだ。

考えてみれば、ハノイは海に面していないので、水産業の関係者に対するセミナーは、当然海辺ということになる。

   海辺といえば、リゾートだ!



どうやら、来週は二泊三日で、世界遺産のハロン湾近くに行くことになりそうだ。


さらに、再来週からは、南部のホーチミンへ飛行機で大移動して、最南端の町までロングドライブになる見込みが出てきた。

   札幌から福岡まで飛ぶような感覚だ。

     ナント、気温38度位あるらしい。


「行こうと思っても、そう行ける所じゃないよ」

                   と言われた。

     ひょっとして、ベトナム人も行かない地の果てかー!?

それとも、究極のリゾート・パラダイス??



思いもよらぬ、ベトナム縦断の旅になりそうだ。


   そういや、海パン持ってきてねーゾ!

            Waoo!! 

デスクワーク

2008年02月19日 | 国際
あてがわれた殺風景な部屋のデスクで終日仕事をした。

   久々のことで、チョーちかれたビー!


といっても、朝8時半から夕方4時半ごろまで。

   昼休みはタップリ2時間。

別に勤務時間がハッキリ決まっているわけではないらしいが、

   現地のスタッフは皆そうしているらしいので、合わせている。



ボクのやってることは、もっぱら来週からのセミナーの下準備といったところ。

   とってきた写真の整理などで、ほとんどパソコンに向かっている。


全体的にのんびりしているんで、

    時々メールやブログを開いたり、雑談で時間つぶしをしているのが現状だ。



だから、決してきつくはないが、

        慣れないペースに戸惑いを覚える。

商社マンだったときも、極力戸外を飛び回っていたから、なおさらだ。


  社会主義国のお役所の中だから、こんなものかなっても思う。



だけど、周りのバイクの喧騒や埃(ほこり)に悩まされることもなく、

   親切でフレンドリーなスタッフな囲まれて、気分はすこぶる良好。

進んでルー!

2008年02月18日 | 国際
「CLOVERFIELD(クローバーフィールド)」を見てきた。

日本では4月5日公開の映画だ。

  正体不明の怪獣にニューヨークがメチャメチャに破壊される、というもの。

  出演者のハンディカメラで撮影したという設定でのカメラワークは、ある意味斬新だった。

     チョッと、見にくいけど、それはそれなりに楽しめる。



その映画が、ハノイのシネコンで既にやっていた。



投宿しているホテルのすぐ近く(徒歩3分)のデパートの最上階にシネコンがある。

   わずか400円で、しかもリクライニングシートで見れる。


映画の内容はともかく、なんとなく得した気がする。




気になってた足ツボマッサージにも行ってみた。

  1時間ミッチリ、700円。


帰りに夕食はステーキとビールで、タッタノの350円。

   道路にはみ出して食べるのだけど、地元の人がゴッタガエしてた。

                 頷ける。

ただ、年10%を超えるこのところの高度成長で、これでも物価高になっているらしい。

雨のハノイ

2008年02月17日 | 
                      具だくさんの五目鍋



シトシトと小雨が降っている。

ヒンヤリとする最初の日曜日。

遅めの朝食をとった。

こじんまりとしたアットホームなホテルには、欧米人の観光客が多い。

  というか、フランス人がほとんどのような気がする。

    以前80年間フランスの支配下にあったためだ。


日本もまだ寒波が続いているようだが、

   ここハノイも、10数年ぶりの涼しさだという。

昨夜スカイプで会話した、中国東部のスカ友(スカイプ友達)も寒くて引き篭もり状態だといっていた。
  

   地球温暖化というより、

       むしろ氷河期に向かっているんじゃないだろうか。



こんな日には、なんといってもヴェトナムの鍋料理が絶品だ。