みことばざんまい

聖書を原典から読み解いていくことの醍醐味。この体験はまさに目からウロコ。

One Living Sacrifice, #2

2016年05月27日 | 聖書研究・信仰
第8章でパウロは、長子としてのキリストについて語る。

霊によって生まれた、多くの「神の子ら」の長男としてのキリスト(ローマ8:14)。

というのは、神はあらかじめ知っていた者たちを、神の御子のイメージに同一化するようにあらかじめ定めていた。

彼が多くの兄弟たちの中の長子となるように。

彼があらかじめ定めていた者たちを、彼らを彼は召した。

彼が召した者たちを、彼らを彼は義とした。

彼が義とした者たちを、彼らを彼は栄光化した(ローマ8:29、30)。

ここに、義は栄光へ導くと書いてある。

複数ある個ではなく、単数である多における、ひとつの栄光へ。

あの方のイメージを発現する多くの者たちにある栄光。

贖いの目的、すなわちこの栄光は、「キリストご自身の愛」の中にあらかじめ置かれている。

これが8章の最後の聖句の主題だ(ローマ8:35-39)。

この8章において暗示されていて、12章において明らかとされていることがある。

キリストの体というテーマだ。