静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

みっちゃん食堂@静岡流通卸売市場

2023年04月07日 07時11分07秒 | ラーメン(静岡市内)

みっちゃん食堂@静岡流通卸売市場

 今日のラーメン放浪記は面白いお店です。
まずはその場所ですが、静岡市の葵区は北のはずれにあります。
番地でいうと流通センターだそうですが、静岡市流通卸売市場の中にある管理棟の建物にあるお店です。
例によって自転車で出かけたわけですが、自宅からは結構な時間が掛かりました。

 

 しかも巴川に阻まれていて、敷地の中に入るのにも時間が掛かりました。
とはいえまずはそのお店がある建物に到着しました。
まずはその中に入ってエレベーターで3階にあるというお店を探します。
ただ今の時間は午前11時の10分ほど前です。

 

 

 すぐにお店が見つかって、一安心です。
こちらのお店は、「みっちゃん食堂」さんです。
朝早くから営業されていて、午後2時ぐらいまでは開けているということでした。
まずは外から看板をチェックします。

 

 一番上に「本日の日替わり定食」というものがありました。
しかしメインが外してあるのはもう売り切れたということでしょうか。
まあ、お目当てはラーメンですからこれは問題ないです。
先客は中年の男性がお一人でした。

 店員さんは年配の女性がお二人で、メインの方が「みっちゃん」さんなんでしょう。
私はカウンターの左端に座ります。
ころあいを見計らって、「ラーメンお願いします」と注文を告げます。
すると、面白いものが出てきました。

 

 なんと熱々のお茶と一緒に出てきたのは蕪の酢漬けでした。
自家製なんでしょうが、千枚漬けみたいで美味しいですね。
これをつまみながらラーメンが出来上がるのを待ちます。
するとまずは先客におかずのお皿が出てきました。

 ちらりと見た感じではベーコンエッグのようでした。
さらにはご飯も出されます。
面白いのは一つずつ出て来ることでした。
たぶん調理は一人でやっているんで、お皿を一つ出してから次に取り掛かるんでしょう。

 お客さんは定食を食べ始めましたが、お味噌汁は付かないのかな。
そう思っているとしばらくたって、そのお客さんにラーメンが出されました。
そうかメニューには出ていませんでしたが、ラーメンも付けられるのか。
まあ、私にはとても食べられませんが、じっくり食べたい方には嬉しいサービスですね。

 

 そしてその次に私のラーメン単品が出てきました。
ちらりと見ると先客さんとラーメンの丼が違っていたんで、向こうは半ラーメンなのかもしれません。
しかしこのラーメンが絶品でびっくりします。
まずはコショーを掛けていただきましょう。

 

 具には大きめのチャーシューが一枚にメンマとノリです。
そして嬉しいのはスープが熱々なことです。
これはいいな。
味はあっさり系の醤油味できちんとしたコクもあります。

 

 昔懐かしい中華屋さんのしょゆラーメンで、最近はこういうスープのラーメンが恋しくなっています。
そして麺は私好みの細麺で軽い縮れがあります。
腰も程よくて美味しい麺ですね。
こちらのお店も値上げをされたそうですが、これで今時600円ですから格安だと思います。

 お客さんとの会話ではあと5年ぐらいはやりたいねとおっしゃっていましたが、だてに長くやっているお店ではありませんね。
看板には「創業60年」と書いてありましたが、相当の歴史を感じさせるラーメンでした。
このお店が近くにあれば定食も食べたいところですが、さすがに遠いので難しいですね。
私も長く静岡市内のラーメンを食べ歩いていますが、こういうお店があるとは今まで知りませんでした。

 

 あっという間に美味しく食べ終わってお会計をします。
お店を出ると新しく三人のお客さんが入っていくところでした。
これからお昼時で混みあう時間になるのかもしれません。
自転車に乗ってもと来た道を引き返します。

 

 すると途中で向かいにあるラーメン屋さんには長い行列ができていました。
こちらのお店は入りやすいので人気になっていますね。
では、ごちそうさまでした。

コメント
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