静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

かぶら屋@スタミナ焼きで

2018年05月31日 07時22分11秒 | 居酒屋
かぶら屋@スタミナ焼きで



 日曜日の昼下がりです。
今日はなぜか昼間に1時間だけお仕事がありました。
それが終わってほっとすると、やはり1杯飲みたくなるのが男の長崎、いやサガです。
日曜日は午後3時開店という、まさに居酒屋の鑑ともいえるお店、「かぶら屋」さんにやってきました。

 入口で一人だと告げるとカウンターの奥に案内されました。
まだ開店間もないので、席はほぼ空いています。
カウンターの一番奥にゆったりと座ります。



 まずは定番のチューハイです。
ビールも良いですがここではやっぱりチューハイですね。
「上ネギタン塩ありますか?」
「すいません品切れです」

 期待していた上タンですが、やはり今日は無いようでした。
それではと、「スタミナ焼き」を注文します。
ここでは私一人の時には初めての注文です。

 ちょうど注文が立て込んだらしく、いつもよりも時間が掛かっています。
そして、「スタミナ焼き」が出来上がってきました。
これはシロとねぎまですね。
たれが独特のガーリック系で、そこに特徴があるようです。



 一味を掛けていただきますが、濃い目のたれで良いつまみになります。
これは次回も候補に去りそうです。
さて、チューハイが空いてお代わりを注文しようとするんですが、なかなか店員さんと目が合いません。
居酒屋さんではこの阿吽の呼吸というのが大事で、間違っても呼びつけてはいけません。



 それでも何とか注文ができて、二杯目のチューハイを傾けます。
今日は女の子がいないせいか皆さん忙しそうですね。
そこに賑やかな若い男性のグループが入ってきました。
真ん中のテーブルに座りますが、何せ声が大きい。

 「緑茶ハイと、お茶割りください」
「それは同じものですが」
「あ、俺頭が悪いもんで」
もう飲んでいる感じはないんですがかなりのハイテンションでした。

 しかもその中の一人が電話をかけていました。
マナーとしては最悪ですが、どうしても必要なこともありますから、まあいいでしょう。
問題はその声の大きさで、お話の内容が離れたこちらまで筒抜けです。
しかもそれがあまりにもばかばかしい内容なので、呆れてきました。

 こういう時は36計ですから、すぐにお会計をします。
「500円です」
「え、チューハイ二杯飲んだよ」
「すいません間違えました」



 かぶら屋さんでもたまには間違いがありますね。
そそくさとお店を後にしたのでした。
ごちそうさま。


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富士見そば@チーズそばとは

2018年05月30日 07時10分18秒 | グルメ
富士見そば@チーズそば

 土曜日昼下がりの浜松帰りです。
浜松でのお仕事が無事終わってようやくのランチタイムですが、これが大失敗でした。
手早く吉野家さんでも行けばよかったんですが、つい気になるお店に回ってしまい、そこが満員でがっくり。
電車の時間が微妙なので、そこは諦めて静岡に戻りました。

 というのも理由があって、久しぶりに「駅そば」を食べようと思いついたわけです。
先週は浜松駅の自笑亭さんでしたから、今日は静岡駅の富士見そばさんにしましょう。
そして以前から気になっていたメニューを試してみようと思ったわけです。
無時静岡駅に着いて在来線上りホームの「富士見そば」さんに向かいます。



 すでにランチタイムを過ぎていますから、お客さんはまばらで空いていますね。
まずは店舗の右側にある自動券売機で食券を買います。
お目当てのメニューがあるかな。



 それは、「チーズそば」です。
無事それを見つけて440円也を投入、しっかりと食券を手に入れました。
お店の真ん中あたりに向かって、おばちゃんにそれを渡します。
何かリアクションがあるのかと思いましたが、まったく変化はなくスムーズに受け取っていただけました。



 水道水のお冷やを飲みながら作業を見守っていると、ごく普通の流れでそばが出来上がりました。
蕎麦を温めて湯切りして丼に入れ、そこに具を乗せたら汁を掛けて最後にネギです。
「ここにタバスコあります」
普通のお蕎麦と唯一違うのはこの部分だけでした。



 さて、これが噂の「チーズそば」です。
どんなものなのかといいますと、かけそばにモッツァレラチーズと揚げ玉を乗せて、そこに汁を掛けたものでした。
なるほどこれは珍しいです。
ネットでは大評判だそうですが、はたしてお味はどうかな。



 まずは少しタバスコを掛けていただきます。
一味でも構わない気がしますが、そこはお店でもこだわっているんでしょう。
なお、汁はそれほど熱くはありません。
これはクレーム対策でしょうが、もったいないですね。



 まずは上のチーズを麺に絡めていただきます。
というかそうしないと食べられません。
つまり食べ方の差はないでしょう。
うん、これはありだな。



 そこのお客さん、そばにチーズなんか合うわけがないと思っているでしょう。
いやいや、それが違うんですね。
その秘密は揚げ玉です。
これがチーズと絡まって、出汁を吸い、うまくお蕎麦との仲を取り持っています。

 たぶんチーズだけだったらこれほど評判にはならなかったでしょう。
まさに立ち蕎麦ならではのチープインパクトです。
後半はさらにタバスコを追加して激辛仕様でいただきました。
これもまた良いかな。



 「チーズそば」
静岡駅だけというのもまた良いです。
皆さん、話の種にぜひどうぞ。
あっという間に平らげてお店を後にしました。

 ごちそうさまでした。


コメント (2)
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てんや@ここでも

2018年05月29日 07時17分16秒 | 居酒屋
てんや@ここでも

 金曜日のお仕事終わり、今夜の寄り道はどこにしようか。
水曜日に雨降りで行けなかった、「一番鶏」さんに顔を出してみます。
しかし今夜は例の「プレミアムフライデー」でしす。
その影響なのか、入口から見てもすぐわかるほどの大混雑でした。

 これは到底無理だと諦めて、今来た道を引き返します。
毎週金曜日はお店を探すのに苦労しますが、プレ金ともなればそれはなお一層です。
餃子屋さんも満員で、焼鳥屋もだめ。
吉野家さんまでもけっこうな混み具合でした。



 そこで思いついて、久しぶりに地下に潜ってみます。
「葵タワー」地下の「てんや」さんに入りました。
こうなればもうここしかありません。
ほぼ一年ぶりの「てんや飲み」です。



 閉店時間までもう1時間を切っていますから、お店は空いていました。
先客は二人だけ、私はテーブル席にゆったりと座ります。
「生ビールセットください」
たまには天ぷらつまみにビールもいいか。



 すぐに生ビールが出てきました。
今夜は少し待たされたせいか、いつもよりものど越しが良いように感じました。
厨房では天ぷらを揚げる美味しそうな音が響いています。
間違いなくそれが自分のものだと分かりますから、いつもよりもよく聞こえるんですね。



 とはいえ、まずは卓上の大根漬けをかじりながら時間をつなぎます。
店員さんもそろそろ帰り支度をしかける様子です。
そこに天ぷら盛り合わせが出てきました。



 てんぷらは海老にイカ、レンコンとインゲンです。
天丼の具に比べると少し少ないですが、つまみですからこれで十分です。
天つゆに浸してまずは海老天からいただきます。
うーん、やはり天ぷらは揚げたてが一番ですね。



 あっという間にビールが空いて、アルコールのお代わりです。
どれにしようか悩みましたが、日本酒(350円)をお願いしました。
すると店員さんがこう聞きます。

 「お客さん、冷やですか、熱燗ですか」
ニッコリ笑って
「ぬる燗でお願いします」
「承りました」

 何となく意地悪な客ですが、接客のいい店員さんで良かったです。
気持ちが良いのでおつまみも追加しましょうか。
しばらくしてぬる燗が出てきました。



 「お燗の具合はいかがでしょうか?」
「最高ですよ」
お隣の年配男性一人客さんは、店員さんを呼んで追加の注文かと思っていたら冷茶でした。
それで私の扱いが良くなったのかもしれません。



 銘柄は月桂冠で、これは久しぶりにいただく気がします。
昔はかなり有名でしたが、最近はあまりお店では見かけないですね。
飲みやすく美味しい日本酒でした。
そこに追加のおつまみが出てきました。



 これが、「モッツァレラチーズの天ぷら(220円)」です。
前々から気になっていましたが、今回ようやく食べられました。
てんやさんにはいろいろと気になるおつまみがあるんですが、何せ行く機会が少ないので食べられません。
以前は「はんぺんフライ」もありましたが、いただく前にメニューから消えていました。



 さて、このフライですが、どんなものかというと、名前の通りです。
モッツァレラチーズに衣をつけて揚げただけですが、面白い歯応えで良かったです。
ただ相棒が日本酒なので、これだけはミスマッチでした。
そうか、天つゆにつけても面白いかな。

 日本酒もあっという間に飲み干してしまって、20分ほどでお会計です。
その時に伝票を見てびっくり、予定の値段と違っていました。
まあ安くなっているのでいいか。
本来630円の生ビールセットが480円になっていました。

 そこで正直者の私は店員さんに確認します。
すると驚くべきご返事が返ってきました。
今夜は「プレミアムフライデー」の割引だそうです。
幸運なことに本日二回目のプレミアムサービスになりました。



 あとで確認すると、生ビールも安くなっていました。
しまったそれなら日本酒をやめて生にすればよかった。
そう反省する強欲な私です。
そしてさらにうれしいことには、ここではサービス品にもクーポンが使えました。

 皆さんプレ金はてんやさんですよ。
ごちそうさまでした。


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北一条@パルシェ

2018年05月28日 07時13分18秒 | ラーメン(静岡市内)
北一条@パルシェ

 金曜日のラーメン放浪記です。
久しぶりに冷やし中華が食べたくなって、静岡駅のパルシェ6階にある「北一条」さんにやってきました。
実は購読している新聞に入っていたチラシに「餃子の無料券」があったので、それを使ってみようというのがその動機でした。



 たまには冷やし中華でも食べようかとお店に向かいますが、目の前にこんな看板を見つけてしまいました。
なんと本日はプレミアムフライデーのサービスで、2種類のラーメンが500円です。
当然ながらすぐに気が変わって、券売機で「旭川醤油らーめん」の食券を購入しました。

 早い時間なのでお店は空いていて、先客は三組ほどでした。
カウンターに座って食券と例の餃子サービス券を店員さんに渡します。
すると引き換えに「味玉サービス券」までいただきました。
そうだ、こういうサービスもあったんだ。



 しかししばらくするとその店員さんが申し訳なさそうに近づいてきました。
「すいません今日は特別サービス品なのでこの券は使えないそうです」
まあそりゃあ仕方がないです。



 しばらく待って私の醤油ラーメンが出てきました。
なお、注文時に「あっさり」か「こってり」かを聞かれましたが、当然あっさりでお願いしました。
これは意外にボリュームがありますね。



 具には大きなチャーシューが一枚、メンマにワカメと海苔です。
麺は細麺のストレートで、歯ごたえが良いです。
そしてスープですが、すっきりしたしょうゆ味で、確かにあっさりしていました。
まずはコショーを掛けていただきます。



 「旭川ラーメン」というものに詳しくはないんですが、非常にすっきりとしたラーメンでした。
ワカメも多めで、全体的にボリュームもあります。
後半は物足りなくなって、卓上のニンニクを少し入れてみました。
これが意外にもスープに合って面白い味になりました。

 何しろサービス価格の500円ですから、お客さんはこれを注文する方が多かったです。
後から入ってきた女性の二人連れ客ですが、常連さんらしく例の味玉サービス券を差し出していました。
しかしこのサービス券も本日のサービスメニューでは使えないということでした。
味玉のトッピングを付けても通常価格より安いですから、これも仕方がないでしょう。

 しかしたまたま飛び込んだお店でこういうラッキーチャンスに巡り合えるとは、馬鹿にしていたプレミアム金曜日も良いものです。
これからはプレ金狙いでいろいろ探してみようかな。
冷やし中華は後回しになってしまいましたが、美味しい醤油ラーメンが食べられてラッキーでした。
味玉サービス券を使う機会を考えながら、お店を後にしました。



 ごちそうさまです。



 
コメント (3)
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一品軒@セットは

2018年05月26日 07時14分47秒 | 居酒屋
一品軒@セットは

 「村さ来」さんを出て、静岡駅の北口に向かいます。
ここで課題のお店をもう一度覗いてみますが、やはり満員でした。
さて、二軒目はどうしようか。



 そこで向かった先は前回ランチをいただいた「一品軒」さんです。
その時はラーメンでしたが、その時に気になったセットメニューを試してみましょう。
お店に着くとお客さんはおらず、一人でカウンターの右端に座りました。



 今回注文したのは二つあるセットの中のBセットです。
ドリンクに前菜ひとつ、メイン料理ひとつで税抜き890円というものです。
「お疲れ様セット」とは良いネーミングです。



 まずはドリンクの生ビールが出てきました。
お店は前回と同じご夫婦らしきお二人のもう一人若いお兄さんが手伝っていました。
生ビールはごく普通です。



 そして1品目に前菜です。
これは、豚耳ときゅうりの和え物で味は二通りの中から、ワサビ味を選びました。
これがあっさりしている中にも豚耳の歯応えを残して、かなり美味しかったです。
早い時間は暇なようで、私以外にお客さんはまだいらっしゃいません。



 そしてメインです。
私が注文したのはこの「ニラレバ炒め」でした。
あ、「レバニラ炒め」かな?
クレームが付くといけないので、じっくりとメニューを確認します。

 そこに書いてある表示は、「ニラレバ」でした。
細かいことを気にするのは私も年を取った証拠です(笑)。
しかしこのニラレバが絶品でした。
何しろこのボリュームです。

 レバーはしっかり前処理されていて、生臭さはまったくありません。
もやしとニラの炒め具合も良いし、味付も本格派です。
このレバニラ、いやニラレバは一目ですっかり気に入りました。

 こうなるとお酒が足りません。
お代わりのドリンクに悩みましたが、「ハイボール(350円)」にしました。
しかし出てきたハイボールは予想を外れるものでした。
うーん、これはスマートです。



 こちらのお店、料理は最高なんですがアルコールは苦しいですね。
がっつり飲むには向いていませんが、料理を楽しむには良いお店だと思います。
今度は数人で行って、あれこれと分け合うのも面白そうです。
それならボトルという手もありますから、飲むほうも良いでしょう。

 美味しいレバニラ、いやニラレバを堪能して、ここでお会計です。
消費税が付いて1339円でした。
また来ますね。



 ごちそうさまでした。


 
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