静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

糸末@札幌

2019年10月31日 07時17分40秒 | ラーメン(静岡県以外)
糸末@札幌



 今回の札幌旅行で、まだ食べていないものがあります。
それは言わずと知れた、「みそラーメン」です。
やはり札幌に行ったならぜひとも本場の味噌ラーメンを食べなくてはいけません。
しかし期待していたメインのお店がちょうどスケジュールの関係で行けなくなりました。

 そこで唯一のチャンスと、単独でラーメン店に行くことにします。
まずはさっぽろの駅から地下鉄に乗って、「北34条」の駅まで進みました。
この後は手にしたナビを見ながら探します。
いつもは地図をプリントアウトしていくんですが、今回はその暇がなくタブレットだけが頼りです。

 ここで問題になるのが地図の方向です。
東西の方角が逆になっていると、いつまでたってもたどり着けません。
なれないナビに導かれて、初めての道をたどっていくと、ついにお目当てのお店が見つかりました。
これは砂漠でオアシスを見つけた気分ですね。



 こちらが、「糸末」さんです。
明かりが点いていますから大丈夫、これは営業中ですね。
もちろん私の愛読書、「ベストオブザラーメン」に出ているお店の一つです。
初めてその名を見てから30数年、ようやく行くことができました。



 お店ののれんをくぐると、なんとお客さんは誰もいませんでした。
いきなり拍子抜けしましたが、ご主人にお聞きすると大丈夫、営業中だということです。
さっそくメニューを見て、味噌ラーメンの注文です。
しかしあとでよく見ると、「麺半分」なら100円引きでした。

 しまった、胃袋には自信がないので、少なめにしておけばよかったかな。
とはいえ、ご主人が味噌ラーメンを作り始めます。
それほどのお年とは見えないのでこの方はたぶん二代目なんでしょうね。



 見ていると、かなりの手間をかけていることがわかります。
フライパンで何かを炒め、鍋に移してどうのこうのとしています。
麺を茹でて、あれこれ乗せてラーメンが出来上がりました。



 「おまちどうさまです」
ほう、これは豪華なラーメンですね。
具には大きなチャーシューが一枚にメンマと半分の味玉に大量のネギです。



 もちろんその下には炒められたもやしやニンジンなどの具も隠れていました。
そして麺は中太の腰のある縮れ麺です。
この感触はさすがに札幌という感じでしょうか。



 そしてスープが美味しいですね。
みその香りを消さず、しっかりとラーメンに仕上げています。
こういうタイプの味噌ラーメンは初めていただきました。
これははるばる静岡から来たかいがあるというものです。



 30年待たされた味は格別なものがありました。
特徴のある穴あきのレンゲが付いていますが、普通のレンゲもあります。
これはスープの中に沈んだひき肉を掬うのに役立ちますね。



 初めは全部食べられるか心配ですが、いざ食べてみるとその美味しさにあっという間に食べきることができました。
さすがにスープこそ残しましたが、最後まで一気に食べてしまいました。
いやあ、この味噌ラーメンは別格ですね。



気になるのは他にお客さんがいないことですが、たぶん遅い時間に混みあうんでしょう。
一息ついてお冷やを飲み干し、ここでお会計です。
美味しい味噌ラーメンが1杯800円。
札幌に来て良かったです。



 すっかり満足してお店を後にしました
ごちそうさまでした。



 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

炙屋駅南口店@札幌

2019年10月30日 07時17分32秒 | 2019北海道旅行
炙屋駅南口店@札幌



 さて、札幌二日目の居酒屋めぐりです。
まずはホテルすぐそばのコンビニ。
セイコーマートさんは北海道専門のコンビニだそうで、独特の商品がたくさんありました。





 皆さん揃って札幌の駅ビルに行きます。
そこで予定したお店に行きますが、なんとガラガラなのに予約で満員ということでした。
そこで予定を変更して別のお店に行きます。

 お店の写真はありませんがビルの10階にある大箱のお店、「炙屋」さんです。
開店一番乗りで、今回はすんなり入ることができました。
女性の店員さんに案内されて、窓際のテーブル席に案内されました。
ここは夜景がよく見えていい席ですね。



 しかしお通しがまずかったです。
冷蔵庫でギンギンに冷やされたもので、器も中身も冷たい冷たい。
まるで料理の体をしていない小鉢で高額の料金を強制徴収するのは、日本の悪い伝統です。



 気を取り直して、生ビールでスタートします。
札幌の生ビールはいずれも良く管理されていて美味しかったですね。



 しゃれた箸置きだなあと思っていたら、これは本物の干し魚でした。
こういうしゃれっ気はいいですね。
少しずつお客さんも入ってきました。



 そこに料理が出てきました。
まずはシーザーサラダです。
彩りよく盛られていて、いかにも美味しそうなサラダです。
飾り切りの野菜も上品でドレッシングも良かったですね。



 そしてメインは「生ホッケ焼き」でした。
さすがは北海道という巨大なホッケで、これは食べ応えがあります。
本土で出て来るのとは全くちがう、美味しいホッケですね。
一同これには大満足でした。





 最後に鶏つくねです。
これには卵の黄身をつけていただきます。
コリコリとした軟骨の感触も良く、香ばしいつくねでした。
タレの味も良いですね。

 すぐにビールが終わって日本酒です。
お決まりのぬる燗で、二合でいただきました。
注文すると、店員さんに
「冷酒用のお酒ですから温めると風味が変わります」



 久しぶりに言われましたが、もちろんぬる燗にしていただきました。
ほんのりかおる酒香がいいんですがね。
こちらのお店はかなり広く、いろいろな席があります。
西洋人の小さなお子さん連れご夫婦が、小高い席に案内されて、嬉しそうな表情でした。


 かというと炉端焼きのようなカウンター席もあって、いろいろと楽しめるお店のようです。
後半はお客さんも増えてきて、かなり賑わっていました。
私たちは1時間ほどでお会計をします。

 夜景も良いし、良い時間が過ごせました。
ごちそうさま。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小樽運河

2019年10月30日 07時13分28秒 | 2019北海道旅行

小樽運河



 美味しいランチの後は観光巡りです。
せっかく小樽に来ましたから、有名な運河を見に行きましょう。
駅から歩いて運河にやってきました。



 古びた建物や倉庫を見ながら歩いていきます。
しかし遊覧船に乗ろうとしたらこれが満員で乗れませんでした。
その後の便を待つと1時間半ほどかかります。



 その間の時間つなぎができないので仕方なく却下しました。
こういう時に立ち飲みのお店でもあればいいのにねえ。
観光船は満員の大賑わいです。



 なお、この日の小樽は温かく、気温計は20.3度です。
外国人の中には半そでの方もいて、まだ夏気分です。
しかし中国の方が多いですねえ。



 のんびりと観光を楽しんで、これで小樽にお別れです。
バスで駅前に進み最後は高速バスで札幌まで帰ることにしました。
ホテルに戻って、夜の部に備えます。




コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

魚真@小樽

2019年10月29日 07時10分41秒 | 2019北海道旅行
魚真@小樽

 小樽の駅に戻って、本日のランチタイムです。
朝食のバイキングが効いていてそれほどお腹は空いていませんが、ともかくお店を探します。
お目当てにしていたお店の開店は午前12時で、まだ15分以上時間があります。
しかしお店の前に着いてびっくり、平日なのにすでに長い行列でした。



 ともかくその最後尾につきます。
こちらが「魚真」さんですね。
並んで待っているお客さんの中にはベビーカーに子供を乗せた若いご夫婦もいらっしゃいました。
閑静な住宅地の中にあるお店ですが、すごい人気ですね。





 そしてめでたく正午になり、お店の中から店員さんが出てきました。
そして開口一番、予約されている方はいますかと聞きます。
なるほど行列に関係なく予約者優先ですね。
幸いにもお子さん連れのカップルは予約されていたようで一番先に案内されていきました。



 私たちは順番に一組ずつお店の中に導かれていきます。
そして入口には椅子が10脚ほど並んでいてそこに順番に座ります。
先頭から何人客かを聞かれ、順次席に案内されます。
すると空いたイスに繰り上がって詰めていきます。



 私たちも何とか奥のテーブル席に座ることができました。
まずはそろって生ビールで乾杯です。
やはり北海道はサッポロですね。
待ったかいもあってこれが美味いのなんの。



 お通しはイカゲソの和え物でした。
これはアルコールを注文したお客さんには問答無用で付いてきます。
これをちびちびつまみながらお刺身の出て来るのを待ちます。
回りのお客さんはほとんどお寿司の注文でした。



 そこに刺身盛り合わせが出てきました。
まぐろに、鰤、そしてイカです。
これは豪華ですね。
とくに脂の乗った厚切りのぶりが美味しかったです。



 そしてそこに出てきたのは、小樽握りのお寿司12貫セットです。
これはふたり前の注文ですが、量も十分でした。
そしてうれしいことに土瓶蒸しのサービスがありました。



 これはお寿司一人前に一つついていて、お得なお昼のサービスです。
しかしこれについてはまったく知らなかったので、びっくりしました。
最初にそれがわかっていたら、お刺身抜きでお寿司を3人前でもよかったかな。



 土瓶蒸しにはしっかり松茸も入っていてこれはお得ですね。
もちろんビール1杯では足りず、ビールに日本酒も追加しました。
しかしうっかりして追加分の写真は撮り忘れました。
日本酒も美味しかったです。



 1時間ほど楽しんで、お会計をします。
こちらも三人で1万円少々でした。
お腹も膨れて、大満足のランチタイムでした。



 ごちそうさまです。

 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二日目@天狗山

2019年10月28日 07時24分34秒 | 2019北海道旅行
二日目@天狗山

 北海道旅行二日目、朝起きてホテルの朝食です。
メニューは最近多いバイキング形式でした。
まずはトレイを取って、あれこれと盛り付けていきます。



 左上から時計回りに、ケーキと卵焼き、肉じゃが、お豆腐、下に行ってイカの塩辛、とろろ、松前漬けです。
けっこう渋いものを選んでいますね。
これ以外に納豆と卵、そして焼き海苔も取っています。



 そして野菜サラダです。
まずはこれで一膳。
納豆卵かけご飯でいただきました。



 そしてもう一膳。
今度は「スープカレー」という珍しいメニューがあったので、これをいただくことにします。
しかしこのカレーはスパイシーさがなく期待外れでした。
野菜サラダと残ったおかずで最後まで残さずいただきます。



 しかしたぶん一年ぶりぐらいで朝食のご飯でお代わりをしました。
当然お腹はパンパンでした。
部屋でしばらくくつろいで、いよいよ二日目のスタートです。
今日は小樽方面を探索する予定です。





 ホテルを出て、札幌駅まで歩きます。
ここから電車で小樽まで進みました。
小樽駅で下車し、ここからはバスに乗ります。





 バスに乗ってたどり着いたのが、「天狗山」です。
ここからロープウェイに乗って山頂を目指します。
狭いゴンドラに定員いっぱい乗って、山頂駅に着きました。



 山頂の展望台からの景色は抜群でした。
これはさすがに北海道ですね。
ただ今、紅葉が真っ盛りで山肌は金色に染まっています。
緯度の違いか、赤くなる木は少なくほとんどが黄色く変わっていました。



 眼下に広がる一大パノラマは素晴らしいもので、これははるばる来たかいがありました。
ほぼ360度見渡せるというのがいかにも北海道ですね。
海もきれいに見えました。



 山頂には天狗さんもあって、皆さんお鼻を撫でています。
外国の方も多く国際的ですね。



 あれこれ回ってみます。



 休憩所にはちょうどハロウィンの時期ということで、カボチャのお化けが飾ってありました。



 しまった、逆光でよくわかりませんでした。



 美しい景色を十分楽しんで、来た時と同じコースで小樽駅に戻ります。
今日のランチはここでいただく予定です。
小樽駅から歩いて目的のお店に向かいました。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする