キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

ギターの音色

2016年12月06日 | Weblog
今日の横浜はわりと落ち着いた天気で、札幌からやってくる客人が吹雪で渋滞、空港で遅延欠航に苦しんでいるとは思いもよらなかった。

昼、敦煌で酢豚をかっ込んで、JRAのWJLに行ったが、今日はギターが小田島伸樹、ベースが二回目の若い人、ヴォーカルが一度も休んだことの無い福山詩織で、ギターとベースの相性が抜群でとっても良かった。
観客は割りと多く年老いたオジサン、世間じゃオジイサンといわれる人が一番多く、ジジイになってもやっぱり女がいいんだねえ。
俺もジジイになってから北欧の女性ヴォーカルに惹かれたもんね、でも福山詩織には強いよ。

ジャズギターも好きだけれど、一番好きなのはロックギターだな、ディープパープルとかシカゴとか良く聴いたけど、近頃は、といっても、もう30年前から日本のロックギタリストの上手いこと、松任谷由実の逗子のコンサートのちょび髭の小柄なギタリストはなんて名前なのかな、上手いよね、初期のころには高中正義とかが出てたけどね。

島田雅彦「食いものの恨み」講談社 2004年、双葉十三郎「ぼくの特急二十世紀―大正昭和娯楽文化小史」文春新書 2008年を買う。
島田雅彦は読んだこと無いなあ、1冊くらい買ったような気がするが、もし面白いと随分小説があるからね、取り留めなく買い漁りそうで怖い。
これは随筆集でワインを生業としていたら見逃すわけには行かないからね、仕方なく。

双葉十三郎は、映画に興味を持ったときに、やはりこの文春文庫で買いました。
とにかく映画に興味がなかったので観て無いからね、映画についての評論となると宇宙人についての解説を読んでるのと同じで、やはりどこかうつろな気分になんだなあ。
この大正昭和娯楽文化もやはり映画中心なんだろうね、それにレヴューとかが加わるのだろうか、ストリップなどは戦後のものだから、映画の全盛も戦後なんだけどね、となると浅草あたりの話でしょうね。

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叉焼麺

2016年12月06日 | Weblog
雨の予報であったが、案の相違しいて快晴となり、ぽかぽか陽気の中を「生香園」に行き、近頃凝っている叉焼麺を食べた。
ここのが一番美味いような気がするが、厚手の叉焼、決していい部位の肉ではなく、脂が多く筋のような硬い部分もあるが、これが無駄を出さない支那料理らしくて中々いいのだ。

小坂剛「酒場天国イギリス」中公ラクレ新書、斉藤忠夫「チーズの科学」講談社ブルーバックス、高橋源一郎「丘の上のバカ」朝日新書
を買う。


「酒場天国イギリス」は、開高健や竹鶴さんなどについての言及もあり、興味をそそる章立てになっているので、多分読みきることだろう。

「チーズの科学」は、このブルバックスお馴染みの題名だが、「ワインの化学」「ビールの化学」「日本酒の化学」「ウイスキーの化学」などがあり、これらをきちんと読んでおけば、酒類業界でそれ程臆することなく仕事が出来る。
高名なかたでもアルコールの生成を科学的に捕らえて無い業界人が多く、嘘八百がまかり通っていることもあり、押さえるべき所は押さえておきたいですね。

「丘の上のバカ」これは前著「きみたちの民主主義なんだぜ」が思わぬヒットとなったため、続編として出されたものだが、前著がコラムをまとめたもので論議が切れ切れになったいるのに対して、今回のものは割りと長く一つの事について書かれているそうで、こちらから読んだほうが分りやすいかもしれない。


午後、鎌倉から湘南の客先を回り、渚亭で何時ものような、隠元胡麻和え、赤カブトマト椎茸サラダ、出汁巻卵、カマス塩焼きを肴に、「松山三井65%首藤酒造 寿喜心」と「黒牛 名手酒 和歌山」をのんだ。
「寿喜心」は生酒で、酵母から発するフルーティな香りがあり、生酒独特の風味が心地よかった。
「黒牛」のほうは、基本的にはフルーティーな酒であったが、「寿喜心」より落ち着いていた。
この夜は体調が良く、良く熟成したハードチーズでコニャック二種を二杯ずついただき。
〆にもり蕎麦を食べた。
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