引き出しを整理していたら、こんなものが出てきた。
ケーブル用のフェライトコアである。ケーブルの周りを挟んで使用するもので、オーディオに使用した場合は音質が良くなるものなのだが、しばらく存在自体を忘れていて、少なくても10年は放置したままだったが、せっかくなので使用する事にした・・・のだが、このコアはかなり大きいので、今まで使っているパソコン用の電源ケーブルではゆるくて使用できない。そこでケーブルの在庫の中から一番太いものを選んで取り付けた。
設置した後がこれ。
それでもまだ若干ゆるいのだが、先日のACラインノイズフィルター入りのタップをこのプラグにさしてパソコンを起動してみた。
当然の事だが電源ケーブルを差し替えてもパソコン自体には何も変化は起きない。起動直後のパソコンのオープニングも別段変化はみられず、まあ当然ではあるのだが、試しに音楽をかけてみると、若干変化が認められたのだ。弦楽四重奏曲を演奏してみると、まずチェロの音色が変わった。より低音が鳴るのだ。バイオリンも伸びていると思う。これは意外と効果があるかもしれないと思ったが、まず考えたのは、パソコンの電源ケーブルを交換したので、その為に音が良くなったのでは?という疑問が出てくる。
そこで、またフェライトコアを外してパソコンを再起動してみたところ、結論から言うとやはりフェライトコアが有効なのがわかった。
フェライトコアは良い物だ。