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長期金利 9年5ヵ月ぶり↓ 師走マネーは
長期金利がおよそ9年5ヵ月ぶりの低水準まで低下し、個人マネーの動きにも影響を与えています。りそな銀行は住宅ローン金利を今月に入って過去最低水準に引き下げ、最初の10年が固定の最優遇金利を年1.3%にしました。渋谷ローンプラザでは、11月のローン利用者数は1.5倍に増えているといいます。インターネット銀行の「じぶん銀行」では、今月から新規で口座を開設する客に3ヵ月ものの定期預金に0.65%の金利を提示するキャンペーンを始めました。このキャンペーン期間中で約5万件の口座開設を計画しています。JTBでは旅行代金を積み立てる「たびたびバンク」が人気です。「年利」にあたるサービス額は満期を決める定期プランで1.75%、自由に積み立て・使用ができるフリープランは1.50%と、銀行などに預けるより利率が高く、フリープランは前年比200%の伸びを記録しました。
ルネサス 官民で再建へ
経営不振が続く国内半導体大手のルネサスエレクトロニクス。政府系ファンドの産業革新機構に加え、ルネサスの取引先企業であるトヨタや日産など名だたる国内企業8社が10日、あわせて最大2,000億円を出資することを決めました。日本が誇る半導体会社だけに官民を挙げての支援となりました。ただ、世界でもトップシェアの企業が、なぜ経営不振に陥ったのか。そこには、日本企業ならではのきめ細やかな取引先への対応が影響していると専門家は分析します。日の丸半導体は、復活へ歩めるのでしょうか。
「活断層の可能性高い」 敦賀原発で規制委調査団
日本原子力発電・敦賀原発の原子炉建屋の直下を走る断層について、原子力規制委員会の調査団は10日、活断層である可能性が高いとの見解を示しました。国の基準では、原子炉建屋などの重要な施設を活断層の上に設置することは認めていないため、敦賀原発は再稼働が難しくなり廃炉となる可能性もあります。
29日まで発射期間延長 北朝鮮“ミサイル”断念せず
北朝鮮は今月10日から22日の間としていた事実上の長距離弾道ミサイルの発射予定期間を29日まで7日間延長すると発表しました。朝鮮中央通信が伝えました。3段式ミサイルの1段目に技術的な欠陥が見つかったためとしていますが、同時に「発射準備作業を最終段階で進めている」として、年内の発射を断念しない姿勢も鮮明にしました。
景況感2期ぶりマイナス 日中対立で製造業大幅悪化
財務省が10日発表した10月から12月期の法人企業景気予測調査によりますと、大企業の景況判断指数はマイナス5.5となり、2四半期ぶりにマイナスとなりました。特に製造業では、エコカー補助金の終了や日中関係の悪化で、自動車の販売不振などが響き大きく落ち込みました。一方、先行きについては、海外経済の回復への期待から、プラスを見込んでいます。
冬のボーナス↓5万円 国家公務員にきょう支給
国家公務員に10日、冬のボーナスが支給され管理職を除く平均支給額は去年より5万円ほど少ない56万5,300円となりました。東日本大震災の復興財源を捻出するため大幅なマイナスとなり、削減率は過去2番目の大きさです。特別職では野田総理がおよそ371万円、閣僚はおよそ309万円でそれぞれ2~3割の減額となっています。
国立病院が減塩レシピ本
国立循環器病研究センターは、入院患者に提供しているオリジナルの減塩メニューをレシピ本として、11日から全国の書店で販売します。国立循環器病研究センターでは、京都の割烹などで修行した調理師長を中心に京料理の手法を取り入れて独自のメニューを開発、退院した患者からも「あの食事を家でも食べたい」と要望が相次いでいたということです。レシピの1食分の塩分は、日本人の食塩摂取量のほぼ半分の2グラム未満に抑えられています。