内容(「BOOK」データベースより)
安住の地を求めて旅に出たアマガエルのソクラテスとロベルトは、平和で豊かな国「ナパージュ」にたどり着く。そこでは心優しいツチガエルたちが、奇妙な戒律を守り穏やかに暮らしていた。ある事件が起こるまでは―。平和とは何か。愚かなのは誰か。大衆社会の本質を衝いた、寓話的「警世の書」。
読書備忘録
寓話・・・カエルの楽園にたとえたお話
三戒はあれで、あのカエルはあれで、このカエルはこれで、あの鳥はあれで・・・ってすぐわかる。
百田さんも出ていますでしょ・・・?
警世の書
そうなるかも知れないし、ならないかも知れない・・・が、あそこならやりかねないとの思いはあります。
そうなってからでは遅いよってことなのですよ、
やみくもに反対しても・・・ならばどうするの?
これがないから・・・
ちゃんと考えなくてはいけない問題なのは確かでしょう。
まだ現実味がわかないツチガエル相手に百田さんの危機感はわかるけれど・・・
後半、カエル残酷物語
所詮戦争は残酷なもの
だから絶対にしてはいけないの。
ソクラテスは・・・
寓話・・・さら~っと読めました。