ときどき森へ・・・sora日和

~ by 小春 ~

本・京極夏彦 「冥談」

2014-02-12 06:20:07 | 図書館本 読書備忘録 
                 読書備忘録 

        冥談 (角川文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
庭に咲く艶々とした椿の花とは対照に、暗い座敷に座る小山内君は痩せ細り、土気色の顔をしている。僕は小山内君に頼まれて留守居をすることになった。襖を隔てた隣室に横たわっている、妹の佐弥子さんの死体とともに。しかしいま、僕の目の前に立つ佐弥子さんは、儚いほどに白く、昔と同じ声で語りかけてくる。彼女は本当に死んでいるのだろうか。「庭のある家」をはじめ、計8篇を収録。生と死のあわいをゆく、ほの瞑い旅路。

  「庭のある家」「冬」「凮の橋」「遠野物語より」「柿」「空き地のおんな」「予感」「先輩の話」

異界はすぐそこにある・・・手を伸ばせば・・・そこの隙間に?・・・いつ入り込まれるか、いつ入り込んでしまうか・・・な~んて、わくわくぞわぞわふむふむ・・・うきうき読んだ。

庭のある家
ちょっとこれ・・・三人とも・・・そうそう、こういうのが読みたかったの。


あ、居た。穴・・・三角の穴から覘いたら・・・この子怖いわ。

凮の橋
ぞわぞわぞわぞわ・・・


柿は大好物・・・だから・・・このお話はすぐに忘れることにしよう。

予感
廃屋のようなお家に住んでいる谷崎さんが延々とお話してくださいます。それは予感なのですよね。

先輩の話
幽霊だから幽かなの。
過去も未来も現在も、あんまり関係ないですよ。混じり合っていますから・・・僕らだって、既にしておはなしですから。ああそうだよねぇ・・・まで読んで、そうなんだよねぇ・・・


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