ときどき森へ・・・sora日和

~ by 小春 ~

本・道尾秀介 「光」

2012-07-09 06:07:04 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

          光

 内容(「BOOK」データベースより)
真っ赤に染まった小川の水。湖から魚がいなくなった本当の理由と、人魚伝説。洞窟の中、不意に襲いかかる怪異。ホタルを、大切な人にもう一度見せること。去っていく友人に、どうしても贈り物がしたかったこと。誰にも言っていない将来の夢と、決死の大冒険―。

 ほんとだ~大冒険・・・終章までの七連作

楽しそう~とわくわく、ちょっと待った!とはらはら、いい加減にしなさい!とどきどき・・・

犬のワンダと清孝のばあちゃん・・・面白い。犬猿の仲が犬ばぁの仲よし、いつの間にかね。

アンモナイトを取りにデパートに行っちゃうとは・・・三越のアンモナイトを思ったよ。

そうそう蛍ね・・・きれいなのよね。この子達はホントやさしい。アンモナイト宏樹もね。ガニーさんがアンモナイトをあげたのは、清孝。ふんふん、そういうことだったか・・・

劉生が気になるところではあったけれど、どの子もたくさん冒険してりっぱな大人になったわけで・・・いまどきこんな思い出を作れる子っているかな?キラキラ光輝いていて、うらやましいでしょ?

塾行ったり習い事ばかりしていても、それなりの思い出は出来るだろうけれど、冒険はね。

わが子はどんな思い出があるんだろう?
まぁ!基地はあったね。隣の市の釣り道具屋に自転車で行っちゃったってことや、台風の後で水が出ているか入っちゃダメってところで遊んで、マムシ踏んづけたって騒いでいたね。 
県選抜に選ばれるはずの場所に、先生が忘れていて行けなかった。一生もんのグヤジィー!で思い切り嘆いたこと!これも思い出だわね。
それなりにありそうなのでホッとした。親には内緒のキラキラがきっとあったに違いない。

とっても楽しく読めました。


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