ときどき森へ・・・sora日和

~ by 小春 ~

本・絲山秋子 「末裔」

2012-03-03 06:54:07 | 図書館本 読書備忘録 
                      図書館本 

        末裔

 内容(「BOOK」データベースより)
家族であることとはいったい何なのか。父や伯父の持っていた教養、亡き妻との日々、全ては豊かな家族の思い出。懐かしさが胸にしみる著者初の長篇家族小説。

 鍵穴はどこにもなかった。で始まります。
どういうこと???ドアノブはあるのにそれを支える同素材のプレートはのっぺらぼうなんですって。

お話しているのは役所にお勤めしている富井省三、おじさんです。

おじいさんは佐久の人・・・あら!知っている地名がわんさか出てきて、で!どこ? 平賀でしたかぁ~・・・謎の人物? 乙

で、鍵穴はどうなったのでしょう?って気になり、あ!そうなんだ~・・・でもなんで?知りたかった。
次にもっと気になったのがパンツの木・・・其れは何?と調べてみたら、ミツバウツギらしいって所まで辿り着いたけれど、これがなんでパンツの木?
放ったらかしておくと、色とりどりのパンツがひらひらとぶら下がるクリスマスツリーみたいになるって書いてあったけれど・・・ 

不思議~って読んでいたのにいつの間にか不思議じゃなくなった。ってことでどっぷり浸かっていました。
家族のお話。

富井はかたかなだとトミイ→トミー ほら外人。

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