今回のお気に入りは、蛍光鉱物④観察結果です。
蛍光鉱物の観察結果を自分の為に記録に残します。
(全部は大変なので、鮮やかに蛍光したもののみ)
①珪亜鉛鉱(ウィレマイト)
長波紫外線・短波紫外線どちらでも珪亜鉛鉱が鮮やかな緑色の蛍光を発します。
隣接する方解石(カルサイト)が鮮やかなピンク色の蛍光を発します。
このコントラストがお気に入りです。
ガイドブックには3~4色が星のようにきらめく珪亜鉛鉱が載っています。
その風情は単一色の蛍光よりずっときれいです。
いつか入手したいものです。
②蛍石(フローライト)
元祖・蛍光鉱物。
長波紫外線で実に鮮やかな青色の蛍光を発します。
苦労して入手した短波紫外線ではそこそこしか青色の蛍光を発しません。
③マンガノサイト
長波紫外線で実に鮮やかなピンク色の蛍光を発します。
これも短波紫外線ではそこそこしか蛍光を発しません。
④方ソーダ石
長波紫外線で実に鮮やかなオレンジ色の蛍光を発します。
短波紫外線ではそこそこしか蛍光を発しません。
⑤ルビー・コランダム
長波紫外線で実に鮮やかな赤色の蛍光を発します。
短波紫外線ではそこそこしか蛍光を発しません。
⑥ウェルネル石(柱石)
長波紫外線で実に鮮やかな黄色の蛍光を発します。
短波紫外線では蛍光を発しません。
石によってはわずかに黄色の蛍光を発します。
⑦ブラウン方解石
長波紫外線で実に鮮やかな黄色の蛍光を発します。
短波紫外線ではそこそこしか蛍光を発しません。
⑧ジオード<カルセドニ>
長波紫外線では若草色の蛍光を発します。
短波紫外線では鮮やかな若草色の蛍光を発します。
⑨ユークリプト石
長波紫外線では蛍光を発しません。
短波紫外線では鮮やかな赤色の蛍光を発します。
取りあえず鮮やかな蛍光を発する9種類をピックアップしました。
こうして並べると、短波紫外線の方が鮮やかな蛍光を発するのは⑧⑨の2つしかありません。
短波ライトに強く反応する石がこんなに少ないことに唖然としています。
ガイドブックを読み直した方が良さそうです。
これから蛍光鉱物の世界に足を踏み入れようと考えている方に申し上げたいです。
長波ライトだけあればたくさんの蛍光鉱物を楽しむことができます。
無理をして短波ライトを用意する必要はありません。
(本当はこのことを数か月前の自分に教えてあげたい・・・)
「天空の城ラピュタ」に登場する飛行石は架空の石ですが、暗闇の中で自ら光を発する不思議な石が現実にあり、それを簡単に観察できることはとても不思議で楽しい経験です。
ぜひ夏休みにお子さんと一緒に楽しんでいただければ、と思います。
今回は自分のための大雑把な記録ですが、ご参考になれば幸いです。
蛍光鉱物の観察結果を自分の為に記録に残します。
(全部は大変なので、鮮やかに蛍光したもののみ)
①珪亜鉛鉱(ウィレマイト)
長波紫外線・短波紫外線どちらでも珪亜鉛鉱が鮮やかな緑色の蛍光を発します。
隣接する方解石(カルサイト)が鮮やかなピンク色の蛍光を発します。
このコントラストがお気に入りです。
ガイドブックには3~4色が星のようにきらめく珪亜鉛鉱が載っています。
その風情は単一色の蛍光よりずっときれいです。
いつか入手したいものです。
②蛍石(フローライト)
元祖・蛍光鉱物。
長波紫外線で実に鮮やかな青色の蛍光を発します。
苦労して入手した短波紫外線ではそこそこしか青色の蛍光を発しません。
③マンガノサイト
長波紫外線で実に鮮やかなピンク色の蛍光を発します。
これも短波紫外線ではそこそこしか蛍光を発しません。
④方ソーダ石
長波紫外線で実に鮮やかなオレンジ色の蛍光を発します。
短波紫外線ではそこそこしか蛍光を発しません。
⑤ルビー・コランダム
長波紫外線で実に鮮やかな赤色の蛍光を発します。
短波紫外線ではそこそこしか蛍光を発しません。
⑥ウェルネル石(柱石)
長波紫外線で実に鮮やかな黄色の蛍光を発します。
短波紫外線では蛍光を発しません。
石によってはわずかに黄色の蛍光を発します。
⑦ブラウン方解石
長波紫外線で実に鮮やかな黄色の蛍光を発します。
短波紫外線ではそこそこしか蛍光を発しません。
⑧ジオード<カルセドニ>
長波紫外線では若草色の蛍光を発します。
短波紫外線では鮮やかな若草色の蛍光を発します。
⑨ユークリプト石
長波紫外線では蛍光を発しません。
短波紫外線では鮮やかな赤色の蛍光を発します。
取りあえず鮮やかな蛍光を発する9種類をピックアップしました。
こうして並べると、短波紫外線の方が鮮やかな蛍光を発するのは⑧⑨の2つしかありません。
短波ライトに強く反応する石がこんなに少ないことに唖然としています。
ガイドブックを読み直した方が良さそうです。
これから蛍光鉱物の世界に足を踏み入れようと考えている方に申し上げたいです。
長波ライトだけあればたくさんの蛍光鉱物を楽しむことができます。
無理をして短波ライトを用意する必要はありません。
(本当はこのことを数か月前の自分に教えてあげたい・・・)
「天空の城ラピュタ」に登場する飛行石は架空の石ですが、暗闇の中で自ら光を発する不思議な石が現実にあり、それを簡単に観察できることはとても不思議で楽しい経験です。
ぜひ夏休みにお子さんと一緒に楽しんでいただければ、と思います。
今回は自分のための大雑把な記録ですが、ご参考になれば幸いです。