鬼平や竹鶴~私のお気に入り~

60代前半のオヤジがお気に入りを書いています。

お気に入りその1457~珪化木

2017-12-20 12:11:20 | 鬼平・竹鶴以外のお気に入り
今回のお気に入りは、珪化木です。

化石を飾っています。
アンモナイトとチラノの歯(レプリカ)のふたつ。
その隣にもうひとつ、木の化石を飾りたくなりました。
オパール化して美しい輝きを持つものがあることを知りましたが、あまりに高価です。
そういうものはさっさとあきらめ、単なる珪化木を入手して飾りました。

AMAZONの商品説明が至れり尽くせりだったので、丸ごと引用します。
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木化石(珪化木/Petrified Wood)79【1点もの/現品撮影】WOP-79
◆重さ:約 75.6 g
◆大きさ:約 69x58x12 mm
◇マダガスカル産
□中生代三畳紀~ジュラ期
片面は鏡のようにツヤツヤに磨かれています。
※商品は1点ものです。写真の商品をお届けします。
珪化木(けいかぼく)は、地質時代の木が化石となり珪化したものを指します。
今からおよそ約2億5000万年前~約6500万年前の中生代に、年輪をはっきりともつ植物が台頭し始めました。
その木々(ほとんどが針葉樹)が倒れて地中に埋もれ、条件が整うと、石化を促す有機物の交代作用(ペトリファクション)が起こります。
主に地下水に溶け込んでいる珪酸を取り込んだり、木の微小な組織に石英の結晶を沈殿、置換させることでカルセドニー化したりなどです。
この過程はたいていは低温化で非常にゆっくりと進むため、木の組織を綺麗に残したままの状態で石化することが出来るのです。
木のように見えるけれど実際は石であるところに魅力があり、木目を鮮明に残したものは、美しい宝石とされます。
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実際に手にして表・裏・横、いたるところをルーペで観察しました。
6500万年以上前の樹木の表皮や年輪が石化しているのをしっかり確認できるなんて素晴らしい!
他の化石とバランスの良いサイズであることも満足ポイント。
樹木が石化するまでの長い、長ーい時間を想像しながら自然の不思議をたっぷり鑑賞しました。
以前、隕石(隕鉄)の結晶構造を鑑賞したときと同じ感動です。
あのときは鉄とニッケルの合金が宇宙空間で長ーい時間をかけてゆっくりと結晶化したことと、それが地球上では決して再現できないということにロマンを感じたものです。

人類の科学がいくら進んでも人工的に作りだすことができないモノって実に魅力的です。
TV「男子ごはん」の名ゼリフが思い出されます。
「男の、男の、ロマン! 男の、男の、ロマン!」

ただしこれらは妻や娘にとってただの石ころ。
うっかり床に置いておいたら、あっという間に捨てられることでしょう。
気を付けようっと。

(おまけ)
正直に言うと、珪化木よりも「虫入り琥珀」の方に興味を持っていました。
ジュラシックパークで有名なあれってとても魅力的です。
ところがニセ物がほとんどであり、余程信用できるところでない限り通販で買うのは危険というコメントが目立ち、さらに本物は高価と知り、諦めました。
購入するなら本物がいいし、高価なものに手を出すほどどうしても欲しいという訳ではなかったものですから。


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