鬼平や竹鶴~私のお気に入り~

60代前半のオヤジがお気に入りを書いています。

お気に入りその2179~プレバトの講師陣の作品

2023-01-05 12:46:49 | 鬼平・竹鶴以外のお気に入り
今回のお気に入りは、プレバトの講師陣の作品です。

正月休みは初詣のハシゴをしたり、孫の相手をしたり、箱根駅伝をフルでテレビ観戦したり、除雪をしたりと案外と忙しくて、パソコンを開きませんでした。
ということで今回が今年最初のブログ更新。
今年もお気に入りをいっぱい書きたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

テレビ番組の「プレバト」は、観ることができない日は録画するほどお気に入り。
毎週毎週、才能あふれる芸能人の方々の作品に触れて、感心しています。
たくさんのジャンルがあり、それぞれの先生の的確なコメントにも感心しきり。
その中でも、素人目に見て芸能人たちが足元にも及ばない実力派の先生が3人います。
俳句の夏井いつき先生、水彩画の野村重存先生、色鉛筆画の三上詩絵先生です。
野村先生と三上先生の作品はいつもテレビを通してちらっと紹介されるだけで、満足いくほど鑑賞できないことが不満です。
そこでこのお二人の作品を手元でじっくり鑑賞するべく書籍を買いました。

①野村重存先生

野村先生の描くお手本は本当に素晴らしい!
ぜひ手元でじっくり鑑賞したくて選んだのは
「野村重存と巡る水彩スケッチ旅 ~森と水と街並を描く~」
内容紹介を引用します。
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青森県の奥入瀬渓谷をはじめ、木造のアーケードが残る黒石市の旧い街並み、「フランスで最も美しい村」に選定されたルシヨン、水彩ファンなら一度は行ってみたいイタリアのアッシジなどを、たくさんの現地写真と丁寧な描法解説付きで紹介。
まるで人気画家・野村重存と一緒に旅をしているかのような一冊。
画材紹介やポイント解説など初心者にも役立つ充実の内容となっています。
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水彩スケッチ旅というだけあって絵画作品として何時間もかけて仕上げるのではなく、旅の途中に気に入った景色をささっと描いた風な仕上がりです。
もっとがっちり描き込んだものも鑑賞したかったな、という印象です。
とりあえず先生の作品を解説付きでじっくり鑑賞できたので目的は達成できました。

②三上詩絵先生

三上先生の描くお手本はまさに写真!
しかも予想外の色を使って描いていることと、使う色数の少なさにいつも驚かされます。
先生の作品も手元でぜひじっくり鑑賞したいと思い選んだのは
「写真みたいな絵が描ける色鉛筆画 : 初心者からでもステップアップでここまで表現」
内容紹介を引用します。
=====
まるで写真のような絵が、色鉛筆で描ける。
どの色とどの色を混ぜればよいか、確認しながら色を重ねていけば、色ムラもなくリアルな色彩表現が可能になります。
まずはトウガラシや葉など、自然界の静物からスタート。
着色の方法は、どんなモチーフでも同じ。
金属の光沢、ガラスや液体の透明感、花びらのぬめり、シュークリームや猫の毛並みなども再現できます。
本書では、モチーフをまず写真に撮り、それを絵にする方法を紹介しています。
色鉛筆画の基礎知識、基本の塗り方から始まり、練習作品の描き方は、プロセス写真で詳しく解説。
描く工程でかならす起きる色ムラやはみ出しの修正、風景写真をどうモチーフにアレンジするかなどの、お役立ちテクニックにも随所で触れています。
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できれば作品集を鑑賞したかったのですが見当たらず、目的に一番近そうなのを選びました。
生物と静物、どちらの作品も素晴らしいです。
意外だったのは、写真をトレース紙で陰影を含めてトレースすることを推奨していること。
プレバトでは皆さん対象を観察しながら描いていますが、本書ではデッサンが苦手でも大丈夫な方法を推奨しています。
これなら何とか描けそうと思う人が多いのではないでしょうか。
色鉛筆と紙の選び方と相性、グラディエ―ションの付け方の説明なども判りやすいです。
さらに紙面を凹ませて描く技法もシンプルで便利な方法として紹介しています。
まさに入門書としてベスト。
ただその分、先生の作品の掲載が少ないことは残念でした。
まえがきに心に残る言葉がありました。
写真を見てどれだけそっくりに描いても描いた人の個性が出るもの。
またじっくり時間をかけて描いた作品は愛着が出るもの。
この二つの言葉は自分も描きたいと思わせられたお気に入りの言葉です。

私は絵を鑑賞するのが好きで、写実絵画、印象派、浮世絵などの特別展によく行きます。
残念なことに色弱の為、赤系と緑系の色の区別が難しく、絵を描くときは色彩を入れることに自信がありません。
そのため描くのはもっぱら鉛筆画ばかり。
野村先生や三上先生の指導を受けて上達していく芸能人たちが羨ましいと思いつつ、これからもプレバトを楽しみたいと思います。


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